政策

市内で経済を回そう

青森市内でお金が循環する仕組みを作りたいと考えています。

例えば、老朽化した地域の福祉館や集会所の立て直しに、地元の山の木を、市内の製材所で加工して使う。これだけでも、地域経済への波及効果が大きくなります。また、地域の風土に根ざした建物は、魅力ある街づくりにもつながります。

他の分野でも市民の皆様と一緒に、このような仕組み作りを考えていきたいと思います。

2.人口減少下でも住み良い街に

青森市の人口は、2050年には約16.5万人と、現在の6割にまで減少すると予想されています。様々な人口減少対策を行ったとしても、すぐに効果が出るわけではなく、人口の減少傾向は変わりません。その中で、どのように街の賑わいや住みやすさをつくっていくかが大きな課題です。

人口減少下の問題の一つに空き家があります。空き家が増えると、街の景観や治安が悪化してしまいます。空き家の撤去費用補助や、空き地の雪捨て場や地域活動の場としての提供など、地域で知恵を出し合って、ゆとりある豊かな街づくりをしていく必要があります。

3.青森らしい景観を大切に

町並みや水田の向こうにそびえる八甲田連峰、青く輝く陸奥湾という素晴らしい景観は、青森市の大きな魅力です。

八甲田山での風力発電開発計画や、無秩序なソーラーパネルの設置は、地域の魅力を損なうものです。

安易な再生エネルギー開発ではなく、青森らしい景観を生かした観光振興や、移住促進、水源森林の保護による安全安心な農業・漁業の推進で、青森市の未来をつくります。

中心市街地の活性化

青森駅周辺の新町・本町エリアは、江戸時代の青森開港以来の中心市街地として、街の賑わいの源でした。

しかし、現在は、「自分が子供の頃は、新町通りも夜店通りも人の頭で前が見えないほどだったが、今は人通りが少なく寂しい」「車で行きづらいので、中心市街地には行かない」という声が聞かれます。

中心市街地エリアは、地域に根ざした小売業が集中し、地域で循環する経済のかたちを作るために活性化が必要です。

アスパム裏や中央埠頭での「朝市」のような継続的なイベント開催など、中心街へ多くの人を呼び込むきっかけとなる政策を提案していきます。