終戦後、北海道はロシア領になっていたかもしれない? 窮地を救った「知られざる英雄」とは

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ユダヤ人の入国を認めさせた「英雄」

 去る10月11日、兵庫・淡路島の伊弉諾(いざなぎ)神宮に正装した紳士淑女が集った。とある「英雄」の銅像が完成し、その除幕式が行われたのだ。親日家として知られるアメリカの政治学者ロバート・D・エルドリッヂ博士や、サンマリノ共和国のマンリオ・カデロ駐日大使の姿も。海外でも尊敬されている日本の“偉人”だというが、日本人の多くはその名を知らない。

 しかし、北海道がソ連に占領されるのを防いだ英雄だと聞けばそうもいかないのではないだろうか。
 
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