2022.4.28 29巻の内容に合わせて追記しました
先日、北海道は函館にゴールデンカムイ聖地巡りに行ってきました!
函館の聖地と言えば、樺太編の途中で描かれた鯉登少尉の16歳の頃の過去回ですね。
個人的な事情で恐縮ではございますが、鯉登少尉推しのわたくしと致しましては、かごんまと並んで、行きたかった聖地でございます。
前置き的なところは函館-1記事をご覧いただいて、
函館-1→聖地レポ
函館-2→金カム的観光情報&食レポ
本記事では函館-2の、聖地じゃないけど明治期の空気を感じられるスポット、アイヌなどの北方民族の資料館、啄木ちゃん聖地、更に函館グルメのご紹介など、お伝えして参りたいと思います。
函館-1でご紹介した観光マップで地理や地名などが前提になりますので、そちらをお読みいただいてからのほうが場所などイメージしやすいかな?と思います。
ではでは、さっそく始めましょう!
①函館と鹿児島の景色
ゴールデンカムイ作中で鶴見さんがおっしゃっていた、函館の景色が鹿児島に似ている件。
確かに、市街地とすぐ近くに山、そして海、と地形のパーツは似通ってますよね。

最初に函館山全体を見たのが五稜郭タワーの展望台(展望2階は高さ90M)からだったので、2週間前に見た桜島と比べると随分モッサリした印象だったのですが…w

下から見上げる感じで見るとやはり雄大で立派ですね!特にベイエリアから見ると海の感じも似せられるので、桜島と似ています!↓は桜島
↑函館山 ↓桜島

桜島は1番標高が高い北岳で1.117M。
対して函館山は1番高い御殿山でも諸事情あって現在334M(この諸事情は後述します)。
函館山は御殿山・薬師山・つつじ山・汐見山・八幡山・水元山・鞍掛山・地蔵山・入江山・エゾダテ山・観音山・牛の背山・千畳敷といった13の山々の総称でして、同じくらいの背丈の山が横に並んだ連峰という感じなので、裾野は広いけどその割に背が低くて、モッサリして見えるんですよね…wそこがいいんですけど
②函館要塞(津軽要塞)

函館要塞のワードは作中でも出てきましたね!日清戦争後、対ロシアを想定して津軽海峡と函館港の防衛のために函館山全体が要塞化され、大正8年(1919)に一旦廃止されるものの、津軽要塞の一部として第二次世界大戦終戦まで使われていました。ざっくりこんな感じだと思うのですが詳しくは調べてみてくださいね!
現在も当時の砲台跡や弾薬壕などの軍事施設の内のいくつかを見ることが出来ます。ハイキングコースとしてそれなりに整備されているので、ご興味のある方は是非回ってみてください!もちろん徒歩です、が、函館山ロープウェイがあるので登りはロープウェイ、下りをハイキングしながら回れる範囲で回るとかその逆というのもアリですよ。時間・体力とご相談ですかね。わたしの場合、現在公開されている全部を見たかったので、全部歩いて回りました~。4時間くらいかな。片道だと2時間くらいの想定です(ロープウェイは片道3分ですけどね…w)
では、現在見られる遺構をご紹介していきますね!
わたしが回った順なので、全部回りたいという方は順番も参考にしていただければ。
1)函館山ふれあいセンター

コチラは要塞施設の一部…ではございませんw
函館山に登られる前に是非立ち寄っていただきたいのですが、コチラでは函館要塞の詳細や各施設の見どころ、函館山で見られる草花や鳥などをを紹介する展示があります。あとハイキングにはマストな、分かりやすい函館山ハイキングコースの地図(リーフレット)を置いてくれてますので、地図がお手元にない方はもらっておくと良いですよ。
事前にふれあいセンターに連絡しておくことで、要塞巡りのガイドをしていただくことが出来ます(コロナ禍では状況に応じて変更されることがあるかも)。わたしは利用しなかったのですが、ウワモノが取り除かれた要塞施設って見ただけではコレが何だったのか分からないので、ガイドさんに教えてもらえると納得度も深まるのではないかと。

↑こんな感じで今見られる各施設の説明をしてくれてたり…


↑明治期の写真ってだけでテンション上がります…!

↑要塞だった頃の函館山は軍事機密だったので、当時は写真からも消されていました
その他、一般人の入山は当然として、スケッチするとか話題に出すだけでもNGだったそう
ちなみに道の一番奥の電信柱とカブった丸い屋根の建物、今もあります↓
自分は要塞のことしか考えてなかったので草花とか鳥とかの方はロクに見なかったのですが、実際に登山し始めると、春だったのもあってゴールデンカムイ作中でアシリパさん達が集めていたような植物が本当に見られて、ちょっと楽しかったので、その点も調べておけば良かったなぁと思ったのでした。なのでどんな草花が生えてるかとかも、チェックしておいた方がいいかもしれません!
ひとつお気をつけいただきたいのは、函館山は植物の採取・持ち込みとも禁止されています。またコースを離れて山に分け入り植物を踏むなどの植生を乱すことはやってはいけません。です!

↑ニリンソウ(プクサキナ)!
これはちゃんと検索したので合ってると思いますw
フクジュソウも探したんですけど、函館は植生が違うのか見つかりませんでした。
2)薬師山砲台
↓砲台跡はどれも、大砲の置いてあった広場と


↓弾や火薬の保管してあった壕がセットでありますね


薬師山砲台は15cm臼砲が4門置かれていたそう。薬師山砲台は函館要塞の中でも1番最初に作られた砲台で、そのせいか山を切り出して道の両側に積んだ石垣の崩れがひどくなっているので、もしかしたらその内非公開になってしまうかもしれませんね。
3)御殿山第1砲台
函館山の中でも御殿山が1番背が高いとお伝えしましたが、この山頂に置かれたのが御殿山第1砲台。現在の函館山ロープウェイ山麓駅、展望台のあるところが、昔の御殿山第1砲台でした。現在も壕が残っているのですが研究等以外の立ち入り禁止でして、一般人はそれっぽいところをちょっと覗く程度でございます。第1砲台には28cm榴弾砲4門が設置されていました。


↑ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲…?
展望台だからもちろん景色がいい!天気が良くて良かった~!


そしてこの展望台には、金カム民ならみんな名前を知ってるあの人の!記念碑が!

いや写真分かりづらい!ごめんなさい、トーマス・ブラキストンさんです!
北海道と本州の間にある動物相の分布境界線「ブラキストン線」のあのブラキストンさん!
他にもレストランやおみやげ屋さんなどありますので、ハイキングの休憩にどうぞ。

ふれあいセンターの模型にもなっていた28cm榴弾砲が置かれていた御殿山第2砲台。

画角が違うけど、比べてみると分かりやすいですよね。丸くなってるところにレールみたいのがあって、回したり砲の角度を変えたりして目標を狙っていたということですね。砲台の前にガードの石垣がありますが、榴弾砲や臼砲は放物線を描くので的(マト)が見えてなくても位置情報から角度と距離を計算して撃っていました。
御殿山第2砲台には、1か所(1広場とします)に2門ずつが3つ並んでいて(3広場)全部で6門置けるようになっていました。広場と広場の間(正式名称が分からなくてこう呼んでるだけなので広場で覚えないでくださいね!)の石垣に、穴が貫通されています。


これは伝声管でして、隣の広場との連絡に、すぐ隣ではありますがいちいち人を走って伝令させていたら特に非常時は大変ですから、すぐにやり取り出来るように空けられています。とはいえ、ソロ登山だし確かめれないな…と思っていたのですが、広場の一角でキャッキャウフフお喋りしながらお昼ご飯を食べてる一団がいらっしゃいまして、隣の広場の伝声管でもその声がよく聞こえたことから、確認することが出来ましたw


こちらは安全のため、立ち入り禁止になっていました。
5)入江山観測所
御殿山から少し歩いて入江山へ。こちらは砲台ではなく観測所があります。函館湾に面した見晴らしのいい山頂なので、敵船が近づいてくるのがよく見える場所ですね。観測所は天候の影響を受けにくくするため、場所や標高を変えて何か所かあったようですが、今見られるのはここだけです。
現在回れる遺構の中でもここが1番山道っぽいというか、険しくはないけど人があまり来ないのか道が細くて草木に埋もれがちなので、カモフラが上手すぎて最初どれが観測所??って感じだったけど、ぐるっと回ったら階段があって山だと思ってたのが施設だったって感じでした。

↑あったよ人工物!


立ち入り禁止だけどこの小部屋に電話があって、各施設に敵の所在地を連絡出来るようになっていたみたい。



↑御殿山第1砲台(展望台)も良く見える

↑景色がいい!
入江山観測所からの眺めは動画でご覧いただくのがよろしいかと。
入江山観測所の少し手前には八八式海岸射撃具砲座跡が。兵器オタじゃないから詳細分からないけど、このぶっといネジが物語ってるなぁと思いました(危ないから中には入らないでね写真は望遠で撮っています)(後日追記:コレ、ネジじゃなくて鉄筋なんじゃないかと思えてきました…)



6)千畳敷戦闘指令所・砲台
入江山からは結構歩きますが景色がいいのでサクサク歩けます。高低差はあまりありません。特に牛の背山の辺りはずっと函館市街を見下ろしながら歩ける開けた道が続くので楽しいですよ。

この辺から見る景色はこんな感じなのですが…

最初にお伝えした御殿山の山頂が諸事情あって334mの件、ご覧の通り御殿山の山頂はかなり平らになってますよね。元々はちゃんと尖がった山だったので標高も348mだったのですが、函館要塞を造る際、山頂を削ってしまったそう…確かに昔の写真はちゃんと尖ってました。
(金カム25巻でも描かれていたように、明治期の要塞になる前の函館山は森林伐採でハゲ山になっていたので、余計シャープに見えるのかもしれないです。要塞化され軍事機密として立ち入り禁止になってから本来の植生に戻ったそう)


話を戻して、まず千畳敷戦闘指令所。
なんだ…

なんだこのジブリ感…
と思いながら登ってたらあった。

さっきの草原のポコっと出てる小山がそうらしい。旧日本軍カモフラ上手すぎだよ~!


↑両側に廊下と4つの小部屋があって

↑1台ずつ電話が置かれてたそう。4か所が両側で計8台。戦闘司令所なので、情報を集めたり司令を出したりをこの電話で行っていたんでしょうね。
上から見るとこんな感じ。


ここ、屋根あったのかな…?
コチラも是非動画で。多少編集してあります。
そして千畳敷砲台。
わたしたぶん…砲台跡の一部見忘れた…と思います…失敗した~
千畳敷砲台1は28cm榴弾砲6門、千畳敷砲台2は15cm臼砲4門。多分わたし、1の方をスルーしてしまったと思うんです…位置的にもなんですけど、薬師山砲台も15cm臼砲だったけど15cm臼砲砲台は広場の〇がないっぽいんですよね。↓の写真のもないので、多分その辺がそれぞれの特徴なのかなと。

お決まりの広場に…


壕は安全のため立ち入り禁止

アクロバティックな体勢で頑張って撮りました、中もレンガですね
以上、今でも見られる函館要塞軍事遺構のご紹介でした!
基本的にはハイキングコースになってますが、アップダウンや山道もありますので、スニーカーはマスト。スカートやヒラヒラした服はNG、季節問わずなるべく手足が隠れる服装がいいかなと思います。というのも動植物の生態系が守られているので、虫とか蛇とか気軽にいます。見晴らし台とかお手洗いとかは山の中にいくつもあるから休憩しやすいけど、展望台以外では飲み物食べ物の売店や自販機はなさそうなので、その辺の準備も要りますね。わたしはお昼景色のいいところで食べよ~と思って食べ物を買い忘れたのでおなか減ってげんなりしながらひたすら早歩きで山を下りました…w
③函館夜景
函館要塞散策でも出てきた函館山展望台、ハイキングとしては一旦下山したんですけど、夜は往復ロープウェイで行ってきました。函館の変わった地形と相まって、キラキラと本当にキレイでした!
昼過ぎから曇ってしまったので夕焼けが見られなかったのですが、時間を追って写真を並べたので変化が分かりやすいかなと思います。


④旧函館区公会堂

明治43年(1910)に建てられた旧函館区公会堂。作中より少し後の建設ではありますが、基坂の1番上に建てられた函館区公会堂は当時から函館のシンボル的建物です。鯉登さんも(金塊戦争を無事に生き抜きその後も元気に暮らしたとして)函館のご実家に帰られた際にはご覧になられたのではないでしょうか…

平成から令和にかけて大改修が行われておりましたが、2021年4月下旬に再お披露目となりまして、外観はもちろん、建物内も見て回ることが出来ます。明治期の豪華でおしゃれな家具や内装で、どの部屋も素敵ですよ~!

大きな建物なのでなかなか写真に入り切りません




⑤函館市旧イギリス領事館

ロシア領事館に入れない代わりにコチラはどうですか?会いに行ける領事館こと、函館市旧イギリス領事館です!旧函館区公会堂のある基坂の1段下辺りなので、合わせてどうぞ。

ちなみに基坂近辺にある函館市旧イギリス領事館・旧函館区公会堂・函館市北方民族資料館・函館市文学館の4館の内、何か所か行きたいところがあれば、〇館共通入館券としてまとめ割してくれますので、予め行きたいところをピックアップしておくといいですね。函館市北方民族資料館・函館市文学館については後でご説明します。

季節が合えばお庭のバラ園もキレイだと思います
併設のカフェでケーキと紅茶をいただきました
こちらのカフェではアフターヌーンティーも出来るみたいで(割と手頃なお値段だと思いました)イギリス貴族気分を味わいたい方は是非w


⑤函館市北方民族資料館

同じ基坂の下にある函館市北方民族資料館。北海道アイヌを始めとして、樺太アイヌ、ニヴフ、ウイルタなど、金カム民にはおなじみの北方民族の皆さんの文化や生活に関する展示が見られます。
札幌小樽行った時は、運河館でちょこっとあったくらいでしっかりとしたアイヌや北方民族の資料館を見に行けなかったので、本当にほんとうにこんな感じなんだ…!っていう感動がすごくて、楽しかったです!「コレ、進研ゼミ(ゴールデンカムイ)でやったところだ…!」みたいなw

↑ムックリとか

↑トンコリとか

↑マキリとか

↑イナウとか
もう見覚えしかねえ!!!すごいよ、進研ゼミ!!!
↓コレなんか尾形さんの体調不良を治してくれたウイルタ族のサマ(シャーマン)そのままだよ〜


あと2階の一室でアイヌ民族の文化を広報映像としてまとめたものが見られるのですが、今まで絵かアニメか(もちろんゴールデンカムイの)でしか見たことがなかったものを、実際に行ったり使ったりしているところを実写映像で見れたのも感動でした。イオマンテって、作中では皆まで描かれてないけどそうゆうことかー、そりゃアシリパさんもショックだよなぁとか。理解が深まるというか。
金カムお好きな方はむしろこうゆうところに既に積極的に行かれてると思いますが、函館の北方民族資料館もオススメです~。

樹皮や魚の皮で衣服を作るってゆーのがあんまりピンと来てなかったんだけど、実際に見て素材感とかを比べるとなんとなく分かりますね。
個人的には館長さんのひとことみたいな案内板が好きで、気さくな感じのノリがいいんですよねw資料館の建物自体も結構なレトロ建築らしくて、北方民族だけじゃなく建築についてもちょこちょこ書いてくれてるのが、レトロ建築だいすきマンには有り難かったです。
⑥石川啄木さんの聖地

●石川啄木一族の墓



びっくりだったのは、石碑みたいに公園か何かの中に啄木さんのお墓だけぽつんとあるのをイメージしてたのですが、この海岸沿い一帯が一般の方も利用する墓地だったんですよね。すぐ向こうが海なので驚いたんですけど、函館山のふもとで海を見ながら…っていうのは、函館に暮らし函館を愛した方達にとっては1番安心して眠れる場所なのかもしれないですね。

⑦大正湯

場所は市電のはこだてどっく駅から旧ロシア領事館の間にあります、が、営業時間や定休日は事前にチェックしておいてくださいね。わたしもずごく入りたかったんですけど、そのエリアには朝イチで行きたかったので、営業時間外だったのです…。
⑧五島軒

⑨赤レンガ倉庫群









⑩函館グルメ




函館で今(旅行時)旬な食材と言えばイカ!「活イカ(かついか)」という今さっきまで生きてたイカのお造りなのですが、食感が…!コリコリどころか、ヴォリヴォリって感じで!びっくりです!

鮭のルイペ!杉元たちも食べていた、凍らせた鮭。もうルイペより鯉登さんにピント合ってもうてるやん。

ラッキーーピエロ、通称ラッピ。全国のご当地バーガー店ランキングでも1位を取るほど大人気の函館が誇る最強のハンバーガー屋さん!…というにはあまりにもバーガー以外のメニューが多いのですがwその個性的な店構えには観光客がどうしても写真を撮りたくなってしまう魔力があります…実際中に入ってもない店舗の写真が何故かカメラロールに…w


かわいいにゃ!
先日、北海道は函館にゴールデンカムイ聖地巡りに行ってきました!
函館の聖地と言えば、樺太編の途中で描かれた鯉登少尉の16歳の頃の過去回ですね。
個人的な事情で恐縮ではございますが、鯉登少尉推しのわたくしと致しましては、かごんまと並んで、行きたかった聖地でございます。
前置き的なところは函館-1記事をご覧いただいて、
函館-1→聖地レポ
函館-2→金カム的観光情報&食レポ
本記事では函館-2の、聖地じゃないけど明治期の空気を感じられるスポット、アイヌなどの北方民族の資料館、啄木ちゃん聖地、更に函館グルメのご紹介など、お伝えして参りたいと思います。
函館-1でご紹介した観光マップで地理や地名などが前提になりますので、そちらをお読みいただいてからのほうが場所などイメージしやすいかな?と思います。
ではでは、さっそく始めましょう!
函館聖地レポはコチラをご参照ください
①函館と鹿児島の景色
ゴールデンカムイ作中で鶴見さんがおっしゃっていた、函館の景色が鹿児島に似ている件。
確かに、市街地とすぐ近くに山、そして海、と地形のパーツは似通ってますよね。
最初に函館山全体を見たのが五稜郭タワーの展望台(展望2階は高さ90M)からだったので、2週間前に見た桜島と比べると随分モッサリした印象だったのですが…w
下から見上げる感じで見るとやはり雄大で立派ですね!特にベイエリアから見ると海の感じも似せられるので、桜島と似ています!↓は桜島
↑函館山 ↓桜島
桜島は1番標高が高い北岳で1.117M。
対して函館山は1番高い御殿山でも諸事情あって現在334M(この諸事情は後述します)。
函館山は御殿山・薬師山・つつじ山・汐見山・八幡山・水元山・鞍掛山・地蔵山・入江山・エゾダテ山・観音山・牛の背山・千畳敷といった13の山々の総称でして、同じくらいの背丈の山が横に並んだ連峰という感じなので、裾野は広いけどその割に背が低くて、モッサリして見えるんですよね…wそこがいいんですけど
②函館要塞(津軽要塞)
函館要塞のワードは作中でも出てきましたね!日清戦争後、対ロシアを想定して津軽海峡と函館港の防衛のために函館山全体が要塞化され、大正8年(1919)に一旦廃止されるものの、津軽要塞の一部として第二次世界大戦終戦まで使われていました。ざっくりこんな感じだと思うのですが詳しくは調べてみてくださいね!
現在も当時の砲台跡や弾薬壕などの軍事施設の内のいくつかを見ることが出来ます。ハイキングコースとしてそれなりに整備されているので、ご興味のある方は是非回ってみてください!もちろん徒歩です、が、函館山ロープウェイがあるので登りはロープウェイ、下りをハイキングしながら回れる範囲で回るとかその逆というのもアリですよ。時間・体力とご相談ですかね。わたしの場合、現在公開されている全部を見たかったので、全部歩いて回りました~。4時間くらいかな。片道だと2時間くらいの想定です(ロープウェイは片道3分ですけどね…w)
では、現在見られる遺構をご紹介していきますね!
わたしが回った順なので、全部回りたいという方は順番も参考にしていただければ。
1)函館山ふれあいセンター
コチラは要塞施設の一部…ではございませんw
函館山に登られる前に是非立ち寄っていただきたいのですが、コチラでは函館要塞の詳細や各施設の見どころ、函館山で見られる草花や鳥などをを紹介する展示があります。あとハイキングにはマストな、分かりやすい函館山ハイキングコースの地図(リーフレット)を置いてくれてますので、地図がお手元にない方はもらっておくと良いですよ。
事前にふれあいセンターに連絡しておくことで、要塞巡りのガイドをしていただくことが出来ます(コロナ禍では状況に応じて変更されることがあるかも)。わたしは利用しなかったのですが、ウワモノが取り除かれた要塞施設って見ただけではコレが何だったのか分からないので、ガイドさんに教えてもらえると納得度も深まるのではないかと。
↑こんな感じで今見られる各施設の説明をしてくれてたり…
↑当時砲台に設置されていた28cm榴弾砲(金カムでも描かれてますね)の模型があったり
↑明治期の写真ってだけでテンション上がります…!
↑要塞だった頃の函館山は軍事機密だったので、当時は写真からも消されていました
その他、一般人の入山は当然として、スケッチするとか話題に出すだけでもNGだったそう
ちなみに道の一番奥の電信柱とカブった丸い屋根の建物、今もあります↓
自分は要塞のことしか考えてなかったので草花とか鳥とかの方はロクに見なかったのですが、実際に登山し始めると、春だったのもあってゴールデンカムイ作中でアシリパさん達が集めていたような植物が本当に見られて、ちょっと楽しかったので、その点も調べておけば良かったなぁと思ったのでした。なのでどんな草花が生えてるかとかも、チェックしておいた方がいいかもしれません!
ひとつお気をつけいただきたいのは、函館山は植物の採取・持ち込みとも禁止されています。またコースを離れて山に分け入り植物を踏むなどの植生を乱すことはやってはいけません。です!
↑ニリンソウ(プクサキナ)!
これはちゃんと検索したので合ってると思いますw
フクジュソウも探したんですけど、函館は植生が違うのか見つかりませんでした。
2)薬師山砲台
↓砲台跡はどれも、大砲の置いてあった広場と
↓弾や火薬の保管してあった壕がセットでありますね
薬師山砲台は15cm臼砲が4門置かれていたそう。薬師山砲台は函館要塞の中でも1番最初に作られた砲台で、そのせいか山を切り出して道の両側に積んだ石垣の崩れがひどくなっているので、もしかしたらその内非公開になってしまうかもしれませんね。
3)御殿山第1砲台
函館山の中でも御殿山が1番背が高いとお伝えしましたが、この山頂に置かれたのが御殿山第1砲台。現在の函館山ロープウェイ山麓駅、展望台のあるところが、昔の御殿山第1砲台でした。現在も壕が残っているのですが研究等以外の立ち入り禁止でして、一般人はそれっぽいところをちょっと覗く程度でございます。第1砲台には28cm榴弾砲4門が設置されていました。
↑ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲…?
展望台だからもちろん景色がいい!天気が良くて良かった~!
そしてこの展望台には、金カム民ならみんな名前を知ってるあの人の!記念碑が!
いや写真分かりづらい!ごめんなさい、トーマス・ブラキストンさんです!
北海道と本州の間にある動物相の分布境界線「ブラキストン線」のあのブラキストンさん!
他にもレストランやおみやげ屋さんなどありますので、ハイキングの休憩にどうぞ。
4)御殿山第2砲台
ふれあいセンターの模型にもなっていた28cm榴弾砲が置かれていた御殿山第2砲台。
画角が違うけど、比べてみると分かりやすいですよね。丸くなってるところにレールみたいのがあって、回したり砲の角度を変えたりして目標を狙っていたということですね。砲台の前にガードの石垣がありますが、榴弾砲や臼砲は放物線を描くので的(マト)が見えてなくても位置情報から角度と距離を計算して撃っていました。
御殿山第2砲台には、1か所(1広場とします)に2門ずつが3つ並んでいて(3広場)全部で6門置けるようになっていました。広場と広場の間(正式名称が分からなくてこう呼んでるだけなので広場で覚えないでくださいね!)の石垣に、穴が貫通されています。
これは伝声管でして、隣の広場との連絡に、すぐ隣ではありますがいちいち人を走って伝令させていたら特に非常時は大変ですから、すぐにやり取り出来るように空けられています。とはいえ、ソロ登山だし確かめれないな…と思っていたのですが、広場の一角でキャッキャウフフお喋りしながらお昼ご飯を食べてる一団がいらっしゃいまして、隣の広場の伝声管でもその声がよく聞こえたことから、確認することが出来ましたw
こちらは安全のため、立ち入り禁止になっていました。
5)入江山観測所
御殿山から少し歩いて入江山へ。こちらは砲台ではなく観測所があります。函館湾に面した見晴らしのいい山頂なので、敵船が近づいてくるのがよく見える場所ですね。観測所は天候の影響を受けにくくするため、場所や標高を変えて何か所かあったようですが、今見られるのはここだけです。
現在回れる遺構の中でもここが1番山道っぽいというか、険しくはないけど人があまり来ないのか道が細くて草木に埋もれがちなので、カモフラが上手すぎて最初どれが観測所??って感じだったけど、ぐるっと回ったら階段があって山だと思ってたのが施設だったって感じでした。
↑あったよ人工物!
立ち入り禁止だけどこの小部屋に電話があって、各施設に敵の所在地を連絡出来るようになっていたみたい。
↑御殿山第1砲台(展望台)も良く見える
↑景色がいい!
入江山観測所からの眺めは動画でご覧いただくのがよろしいかと。
入江山観測所の少し手前には八八式海岸射撃具砲座跡が。兵器オタじゃないから詳細分からないけど、このぶっといネジが物語ってるなぁと思いました(危ないから中には入らないでね写真は望遠で撮っています)(後日追記:コレ、ネジじゃなくて鉄筋なんじゃないかと思えてきました…)
6)千畳敷戦闘指令所・砲台
入江山からは結構歩きますが景色がいいのでサクサク歩けます。高低差はあまりありません。特に牛の背山の辺りはずっと函館市街を見下ろしながら歩ける開けた道が続くので楽しいですよ。
この辺から見る景色はこんな感じなのですが…
最初にお伝えした御殿山の山頂が諸事情あって334mの件、ご覧の通り御殿山の山頂はかなり平らになってますよね。元々はちゃんと尖がった山だったので標高も348mだったのですが、函館要塞を造る際、山頂を削ってしまったそう…確かに昔の写真はちゃんと尖ってました。
(金カム25巻でも描かれていたように、明治期の要塞になる前の函館山は森林伐採でハゲ山になっていたので、余計シャープに見えるのかもしれないです。要塞化され軍事機密として立ち入り禁止になってから本来の植生に戻ったそう)
話を戻して、まず千畳敷戦闘指令所。
なんだ…
なんだこのジブリ感…
と思いながら登ってたらあった。
さっきの草原のポコっと出てる小山がそうらしい。旧日本軍カモフラ上手すぎだよ~!
ここは戦闘指令所だけあって立派!中にも入れます!
↑両側に廊下と4つの小部屋があって
↑1台ずつ電話が置かれてたそう。4か所が両側で計8台。戦闘司令所なので、情報を集めたり司令を出したりをこの電話で行っていたんでしょうね。
上から見るとこんな感じ。
ここ、屋根あったのかな…?
コチラも是非動画で。多少編集してあります。
そして千畳敷砲台。
わたしたぶん…砲台跡の一部見忘れた…と思います…失敗した~
千畳敷砲台1は28cm榴弾砲6門、千畳敷砲台2は15cm臼砲4門。多分わたし、1の方をスルーしてしまったと思うんです…位置的にもなんですけど、薬師山砲台も15cm臼砲だったけど15cm臼砲砲台は広場の〇がないっぽいんですよね。↓の写真のもないので、多分その辺がそれぞれの特徴なのかなと。
お決まりの広場に…
壕は安全のため立ち入り禁止
アクロバティックな体勢で頑張って撮りました、中もレンガですね
以上、今でも見られる函館要塞軍事遺構のご紹介でした!
基本的にはハイキングコースになってますが、アップダウンや山道もありますので、スニーカーはマスト。スカートやヒラヒラした服はNG、季節問わずなるべく手足が隠れる服装がいいかなと思います。というのも動植物の生態系が守られているので、虫とか蛇とか気軽にいます。見晴らし台とかお手洗いとかは山の中にいくつもあるから休憩しやすいけど、展望台以外では飲み物食べ物の売店や自販機はなさそうなので、その辺の準備も要りますね。わたしはお昼景色のいいところで食べよ~と思って食べ物を買い忘れたのでおなか減ってげんなりしながらひたすら早歩きで山を下りました…w
③函館夜景
函館要塞散策でも出てきた函館山展望台、ハイキングとしては一旦下山したんですけど、夜は往復ロープウェイで行ってきました。函館の変わった地形と相まって、キラキラと本当にキレイでした!
昼過ぎから曇ってしまったので夕焼けが見られなかったのですが、時間を追って写真を並べたので変化が分かりやすいかなと思います。
④旧函館区公会堂
明治43年(1910)に建てられた旧函館区公会堂。作中より少し後の建設ではありますが、基坂の1番上に建てられた函館区公会堂は当時から函館のシンボル的建物です。鯉登さんも(金塊戦争を無事に生き抜きその後も元気に暮らしたとして)函館のご実家に帰られた際にはご覧になられたのではないでしょうか…
平成から令和にかけて大改修が行われておりましたが、2021年4月下旬に再お披露目となりまして、外観はもちろん、建物内も見て回ることが出来ます。明治期の豪華でおしゃれな家具や内装で、どの部屋も素敵ですよ~!
大きな建物なのでなかなか写真に入り切りません
旧函館区公会堂の下の元町公園にもステキなレトロ建築がありますので是非寄って見ていってくださいね。
⑤函館市旧イギリス領事館
ロシア領事館に入れない代わりにコチラはどうですか?会いに行ける領事館こと、函館市旧イギリス領事館です!旧函館区公会堂のある基坂の1段下辺りなので、合わせてどうぞ。
ちなみに基坂近辺にある函館市旧イギリス領事館・旧函館区公会堂・函館市北方民族資料館・函館市文学館の4館の内、何か所か行きたいところがあれば、〇館共通入館券としてまとめ割してくれますので、予め行きたいところをピックアップしておくといいですね。函館市北方民族資料館・函館市文学館については後でご説明します。
季節が合えばお庭のバラ園もキレイだと思います
併設のカフェでケーキと紅茶をいただきました
こちらのカフェではアフターヌーンティーも出来るみたいで(割と手頃なお値段だと思いました)イギリス貴族気分を味わいたい方は是非w
【2022.4.28追記】
会いに行ける領事館などと抜かしていたらイギリス領事館まで聖地になってしまいましたw
↑手元にある写真で一番近いのはコレかな
29巻加筆部分、281話冒頭の函館の雰囲気を紹介するページ(「多くの教会や外国領事館がある」のモノローグのコマ)に登場しています。追記以上!
⑤函館市北方民族資料館
同じ基坂の下にある函館市北方民族資料館。北海道アイヌを始めとして、樺太アイヌ、ニヴフ、ウイルタなど、金カム民にはおなじみの北方民族の皆さんの文化や生活に関する展示が見られます。
札幌小樽行った時は、運河館でちょこっとあったくらいでしっかりとしたアイヌや北方民族の資料館を見に行けなかったので、本当にほんとうにこんな感じなんだ…!っていう感動がすごくて、楽しかったです!「コレ、進研ゼミ(ゴールデンカムイ)でやったところだ…!」みたいなw
↑ムックリとか
↑トンコリとか
↑マキリとか
↑イナウとか
もう見覚えしかねえ!!!すごいよ、進研ゼミ!!!
↓コレなんか尾形さんの体調不良を治してくれたウイルタ族のサマ(シャーマン)そのままだよ〜
あと2階の一室でアイヌ民族の文化を広報映像としてまとめたものが見られるのですが、今まで絵かアニメか(もちろんゴールデンカムイの)でしか見たことがなかったものを、実際に行ったり使ったりしているところを実写映像で見れたのも感動でした。イオマンテって、作中では皆まで描かれてないけどそうゆうことかー、そりゃアシリパさんもショックだよなぁとか。理解が深まるというか。
金カムお好きな方はむしろこうゆうところに既に積極的に行かれてると思いますが、函館の北方民族資料館もオススメです~。
樹皮や魚の皮で衣服を作るってゆーのがあんまりピンと来てなかったんだけど、実際に見て素材感とかを比べるとなんとなく分かりますね。
個人的には館長さんのひとことみたいな案内板が好きで、気さくな感じのノリがいいんですよねw資料館の建物自体も結構なレトロ建築らしくて、北方民族だけじゃなく建築についてもちょこちょこ書いてくれてるのが、レトロ建築だいすきマンには有り難かったです。
⑥石川啄木さんの聖地
啄木ちゃん、函館に住んでたこともあったそうで、お亡くなりになったのは別の土地に住んでた時だったのですが、いたく函館を気に入っていたので、生前「死ぬ時は函館で…」と言っていたとかなんとか…そんなワケで函館は啄木推しの地でもあります。
啄木さん聖地は函館-1記事でご紹介した観光マップより、コチラをご覧いただくのが分かりやすいです。今回はそれ目的で回ってないので一部だけサクっとご紹介しますね。
●函館市文学館
石川啄木をはじめ、函館ゆかりの文学家の展示をしている資料館。中には入っていないので詳細お伝え出来ないのですが、旧イギリス領事館の項でお話した〇館共通入館券としてまとめ割してくれる内の1つなので、合わせてどうぞ。
●石川啄木一族の墓
啄木さんとご家族のお墓。函館要塞巡りから下山して立待岬(函館の端っこ)に行って海岸沿いを少し戻った辺りにあります。
びっくりだったのは、石碑みたいに公園か何かの中に啄木さんのお墓だけぽつんとあるのをイメージしてたのですが、この海岸沿い一帯が一般の方も利用する墓地だったんですよね。すぐ向こうが海なので驚いたんですけど、函館山のふもとで海を見ながら…っていうのは、函館に暮らし函館を愛した方達にとっては1番安心して眠れる場所なのかもしれないですね。
●「ぢっと手を見る」クマ
コレは先程のマップのエリアではなく市電の五稜郭公園前駅~五稜郭の間の歩道脇にあるモニュメントなんですけど、可愛くて撮ってしまいましたw五稜郭に行かれる際には是非チェックしてください。後ろにキツツキ(啄木鳥)もいますね。啄木さんを代表する「ぢっと手を見る」のフレーズも宇佐美上等兵がゲフンゲフンしたおかげで生まれたのかと思うと何とも言えない気持ちになります…w
⑦大正湯
コチラは明治ではないのですが、お名前の通り大正時代創業の現役の銭湯です!入れます!浸かれます!ピンクの外観がとおっっっっっても可愛いですよね!壁がピンクで屋根がエメラルドグリーンなんてもう…あざとい!あざとすぎるっ!
建物自体は昭和期に建て替えされたものなのですが(それでも十分レトロですが)、中も当時のままのザ・銭湯みたいなところなので、特に某軍曹のクラスタさんには是非立ち寄っていただきたいなって思いますw月島さんて温泉じゃなくて「銭湯」って感じですよね…てゆうか月島さんと写真撮ればよかったって今気が付いたよ…
場所は市電のはこだてどっく駅から旧ロシア領事館の間にあります、が、営業時間や定休日は事前にチェックしておいてくださいね。わたしもずごく入りたかったんですけど、そのエリアには朝イチで行きたかったので、営業時間外だったのです…。
⑧五島軒
明治12年創業の五島軒さん!函館の老舗洋食レストランですね。そうゆうワケですから(?)、ココはもう絶対鯉登さんココでごはん食べたことあるなって、時代的にも立地的にも絶対鯉登家が食事に来てるなって思って、絶対ココでごはん食べたかったんですけど、営業時間ちゃんと確認してなかったせいでランチとディナーの間のお休み時間にぶち当たってしまい………
でも諦めないで!五島軒さんは函館でもすごく人気のお店なので、JRや空港などのおみやげ屋さんでレトルトを売ってるんです!
先程リンクした公式サイトでもレトルト商品のご案内がありますが、数がめちゃくちゃ多い…!カレーひとつでも何種類もあって迷いますが、今回は↑明治の味を再現した「明治のカレー」と、特に気合入ってそうな「究極の函館カレー」を選びました~。次に函館に行ける機会があれば、必ずお店で食べます…!!⑨赤レンガ倉庫群
明治期に建てられたいくつもの赤レンガ倉庫並ぶエリアで往時の函館の姿を想わせますし、中はリノベーションされてガラス工芸やファッションやおみやげなど色んなショップになっているので、お買い物スポットとしても大変人気でございます。わたしは初日の晩ごはんを函館ビヤホールさんでいただきました~。
と思ってお店の予約までヒマつぶしに写真撮ってたらめっちゃデートみたいになっちゃったよ(狙ってはない)(この木札ストラップのニコイチ感がいけないと思う)
夕景もいいけど夜がまた情緒があってすてき…!
海(運河)脇の倉庫群だから小樽に雰囲気が似てますね。
⑩函館グルメ
函館と言ったら塩ラーメン!キリっとした塩味で美味しかった~
函館朝市はJR函館駅のすぐ近くで毎日やってるので通えるのがさいこう…!2日目朝の海鮮丼。
これは3日目の朝の海鮮丼w朝から海鮮丼でめちゃ贅沢です…背徳。
朝市はひものとか瓶詰の海鮮とかも売ってるのでおみやげやご自宅の持ち帰り用にもオススメです!(朝市と言いつつ14時くらいまでやってるので行きやすくていいですね)
空腹を抱えながら函館山から下りて立待岬でありついたホタテの炭火焼とつぶ貝の煮込み(味付けはおでん系)そしてサッポロクラシック!北海道でしか飲めないから軽率に飲みます。
函館で今(旅行時)旬な食材と言えばイカ!「活イカ(かついか)」という今さっきまで生きてたイカのお造りなのですが、食感が…!コリコリどころか、ヴォリヴォリって感じで!びっくりです!
鮭のルイペ!杉元たちも食べていた、凍らせた鮭。もうルイペより鯉登さんにピント合ってもうてるやん。
ラッキーーピエロ、通称ラッピ。全国のご当地バーガー店ランキングでも1位を取るほど大人気の函館が誇る最強のハンバーガー屋さん!…というにはあまりにもバーガー以外のメニューが多いのですがwその個性的な店構えには観光客がどうしても写真を撮りたくなってしまう魔力があります…実際中に入ってもない店舗の写真が何故かカメラロールに…w
最終日の朝ラッピでエッグバーガーとラキポテ(ラッピオリジナルのフライドポテト)を食べたのですが、人気過ぎて待ち時間ハンパなくて写真撮れなかったけど、ボリュームあって大満足の美味しさでした!うわ~函館の皆さんが羨ましい…!
ラッキーピエロの隣にハセガワストアが並んだこんな光景も…!アクが強すぎるやろ…!
ハセストは函館のお弁当チェーンなのですが、「やきとり弁当」という名のネギと豚肉を串に刺して焼いたモノがごはんの上に乗ったお弁当が有名。しかしながらハセストまでは食の手が回らず…!期待値は次回への持ち越しとなりました~…
以上、函館金カム的観光情報&食レポでした!
鯉登さんが青春時代を過ごした函館…素敵なところですね
聖地以外にも見どころ満載、グルメ万歳!な街なので、もし皆さまが函館に行かれる際に少しでも参考になれば…と思っております。
ではでは最後に、どんな函館を背負っても似合う鯉登少尉のお写真を残しておきます。函館記事1、2とも膨大な物量に耐えてお読みくださりありがとうございました…!
かわいいにゃ!
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