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社員インタビュー

デジタルを活用し
デジタルだけに留まらない経験を。
総合広告会社だからできること

桑原 信太朗

デジタル部門

デジタルは、良くも悪くも
『結果』が見える。

私は、デジタルを軸としたマーケティング活動全般、インターネットを活用したプロモーション領域を主に担当しています。
顧客が求める案件や内容に応じて戦略立案、メディアプランニングから実行、分析まで一貫して行います。
当社では案件に応じてチームが編成されるので、社内のストラテジックプランナーと組むこともありますし、制作担当の方々と組んで撮影に同行するようなケースもあります。プロジェクトによって関わり方は様々ですね。
デジタルを活用する仕事の特徴は、自分が考えたプランニングや施策の効果が数字として形に現れ、実感できること。
もちろん良い結果も悪い結果もありますが、それがちゃんと目に見えるということが、自分のモチベーションになっています。

インターネット専業代理店からの転身

前職はインターネット専業の広告代理店で、そこに約10年在籍し、営業、プランニング、新規事業なども経験しました。
転職を決めたのは、デジタルが普及していく中、デジタルだけに留まらず知識・経験を身につけたいと考えたからです。
そこで総合広告会社という選択肢が浮かび、縁あって電通東日本に入社しました。

現在の環境は、いろいろな意味で前職とは真逆だと感じています。
例えば年齢層。インターネット専業の代理店はとにかく年齢が若いんです。
そんな環境の中、私も年齢を重ねていったのですが、当社は若い人もいれば年上の人もいます。
上下関係はきちんとしていますが、立場を問わず意見を出し合える風通しの良さも感じています。

転職組だから感じる、
電通東日本の良いところ

入社して良かったと感じるのは、まず勤務時間管理が徹底され、プライベートと仕事の棲み分けがしっかりできる部分ですね。
平日も余裕があれば、家族との時間をとって、子どもをお風呂に入れたりしています。
もう1つは電通ジャパンネットワークとして、国内トップクラスの情報やマーケティングデータ、先進事例を活用できる環境があること。社内向けのセミナーなども常に開かれているので、学ぶ機会も豊富で自分自身成長できるチャンスが多いですね。

さらに、当社はいわゆる『地域電通』*でもあります。
東日本エリアに11の支社・営業所を持っているので、地域や地元企業・メディアの声をダイレクトに聞くことができます。
それらに対して電通ジャパンネットワーク全体の知見・プランニング力・スピードをもって提案ができるのです。
『近い声』を聞き、『大きな力』で返すことができることに強みを感じています。


*『地域電通』とは、もともと事業会社電通の支社をあらわす総称でした。現在は、各地域に根差した総合広告会社として拠点を置いているグループ企業のことを総称しています。
地域電通=北は北海道、南は沖縄まで多くの地域電通があります。

総合広告会社は
「事業領域の広さ」が面白い

総合広告会社がメインで扱うメディアといえば、やはりテレビです。
昨今はクライアントから、テレビとインタ―ネットを組み合わせてより効率の良い遡及を望まれることが多いため、テレビの各種データをデジタルと融合させた取り組みができることに面白さを感じています。

インターネットが主流になってきたことによって、いままで分かれていた各メディアが互いに近づいています。
その中でインターネットだけに訴求していくよりは、総合広告会社という領域の広いビジネス環境の中でやっていく方が、成果も大きくダイレクトに返ってきますし、反応もより大きく見えてきます。そこは専業代理店時代と違う部分だと感じています。

広告は「近未来映画の世界」へ

いま興味があるのは、広告のビジネスが多様化する中での新たな収益モデルですね。
従来のテレビCM以外の部分でのマネタイズの方法が増えてきているので。
あとはその延長で、インターネットとテレビ、屋外広告なども含めた統合的なマーケティングの考え方や、データの活用ですね。

前職の時、広告の未来は『近未来映画』で描かれているものに近くなると言われました。
映画のように、網膜認証を使って広告を表示するところまで行くのはまだ先になると思いますが、その前の部分で、携帯のデータを通信して個人に合った広告を露出させたり、特定のテレビCMを見た人に対してだけアプローチする形は既にあります。日本の2〜3年先を行くのは海外といわれがちですが、後追いではなく日本は日本で先駆けたことができるといいなと考えています。

広告は正しくモノ・コトを
伝えることが基本。

広告という業種はつまり、伝えること。正しくものを伝えることが、一番基本的な部分だと思っています。
ただ、最近はインターネット広告が『煩わしいもの』になってきてしまっていると警鐘を鳴らす人もいます。
それをどう本来的な形に戻すのか。伝えたい人がいて、ちゃんと受け取る人がいる。それを綺麗にシームレスにつなぐにはどうしたらいいかを広告人として考えなきゃいけないと思っています。
インターネットがこれだけ普及してくるとポジティブな面もネガティブな面も多いですが、電通ジャパンネットワークという広告業界を牽引する立場にあればこそ、その中できちんと伝えていくことが大切だと思うので、使命感を持ってやっていくべきだと強く思います。

ワークライフバランスについて

当社では今はリモートワークが前提となっており、個人的な意見としてより柔軟な働き方の選択ができるようになったと感じます。
通勤電車や移動によるストレスがなくなり、より効率的に業務を行えますし、各地方拠点とも移動なくすぐに打ち合わせや提案まで行えることも良いですね。
プライベートにおいては、出社による感染リスク回避や、自然災害も多い昨今、家族のそばに居られる事の安心感は家族を持つ身としては大きいですね。一方で、日々のセルフコントロール(時間管理や心身含めた健康維持/向上)は重要だと思うので、適度な息抜きとメリハリは意識しています。