株式会社ポケモンは、ニンテンドースイッチ向けソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新映像「パルデア地方のゴーストタイプのポケモンの記録映像」にて、謎の新ポケモンを公開しました。
そんな新ポケモンについて、Twitter上では名称予想が加熱。そのなかで、トレンド入りするほど注目を集めたのが「シヌヌワン」という名前です。
これは、前作『ポケットモンスター ソード/シールド』に登場した“こいぬポケモン”「ワンパチ」が由来。ワンパチはゲーム内で「イヌヌワン」と独特の鳴き声を発したことがあり、多くのユーザーに衝撃を与えました。
これが発端となり、今回の新ポケモンもワンパチと同じ犬型であることや、近くの人間の生気を吸い取るような描写を見せたことから、「新ポケモンの名前は、“シヌヌワン”ではないか」という声が上がり始めます。
ポケモンの世界観には似つかわしくない言葉ながらも、どこか愛らしい響きは話題となり、瞬く間に「シヌヌワンはめっちゃ笑った」「その名前はひどすぎるw」とTwitter上を駆け巡ります。そしてついには、「シヌヌワン」がトレンド入り!
その後、映像公開時点では分からなかった新ポケモンの詳細が判明。正式名称は「ボチ」であり、ゴーストタイプの“おばけいぬポケモン”であることが公式より明かされます。
当然、この発表により名称予想も決着。しかし、ボチのような短い文字数の単語はトレンド入りしないという仕様もあり、記事執筆時点でも正式名称ではなく、「シヌヌワン」のみがトレンドに残り続けるという、ユニークな事態となっています。
新ポケモンの映像公開から正式名称発表までという、僅か30分の間に彗星の如く現れた「シヌヌワン」。一瞬大きく盛り上がったのち静かに存在を否定された、その打ち上げ花火のような名称は、これからも一部トレーナーの記憶に深く刻まれる…かもしれません。
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