新潟県教育委員会は28日、時間外勤務手当を不正に受給したとして、上越地方の小学校の20代男性主事を、減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、男性主事は2020年12月から21年12月にかけて、時間外勤務を不適正に申請。実際は勤務していないのに、53時間分の8万3063円を受給した。

 また、時間外勤務の確認などを怠ったとして、この小学校の50代男性校長と、前任の校長で県教委の出先機関の50代男性職員を、それぞれ文書訓戒とした。