十勝を豊かに
社員インタビュー
十勝勝毎日新聞社のメディアグループで働く社員は皆、それぞれの職場で報 道を通じて十勝を豊かにしようと、日々取材活動に汗を流しています。記者やカメラマン、DJなどのインタビューで熱意の一端を紹介します。
※所属や肩書は2022年4月の情報です。
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01
身近な地域情報を発信
新人も挑戦できる環境経済分野を担当し、新店のオープン、経済団体の会合、新型コロナウイルスの影響を受ける飲食業の現状などを取材しています。紙面に収まらなかったエピソードや写真、動画は電子版に掲載します。手軽に情報を入手できる時代とはいえ、ネットやテレビに流れる十勝のニュースは多くありません。 地域の身近な情報は今後もずっと必要とされ続ける。それを伝えているのが十勝毎日新聞の価値です。新人でもひとつの町を担当できたり、好きな記事を書かせてもらえたり、いろいろなことに挑戦できます。
大海雪乃(おおうみ・ゆきの)
編集局政経部
記者札幌市出身。2020年に入社。編集局政経部記者。入社のきっかけは十勝の親戚宅で100ページ以上ある元旦号を読んで興味を持ったから。
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02
読者との距離の近さ特徴
記事への反応がやりがい「良い記事をありがとう」「厳しいこと書くね」など、取材先や読者から評価をもらったときにやりがいを感じます。読者との距離が近く、読んだ反応がダイレクトに伝わるのが十勝毎日新聞の特徴です。 これまで東日本大震災や熊本地震の被災地に通い、被害状況や復興の歩みを取材しました。離れた地の災害ですが、読者が被災地を忘れないよう、「同じ災害が十勝で起きたら」と考えてもらえるよう取り組みました。常に読者のためになる記事を書けるよう心がけています。
丹羽恭太(にわ・きょうた)
編集局社会部長
デスク・記者札幌市出身。建設業界紙、二輪雑誌を経て2008年に入社。雨・雪が少なくて食べ物がおいしく、バイクで走って楽しい林道・砂利道が多い十勝を転職先に決めた。
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03
勝毎でしか読めない
ローカル情報全国にカメラやドローンを使った撮影取材のほか、電子版の編集を担当しています。ヤフー株式会社への出向を機にウェブ発信の重要さに気付きました。幅広い年齢層に読んでもらえるよう電子版コンテンツ作りも行っています。他メディアでは取り上げられない事柄に目を向け、記事化できることが十勝毎日新聞の魅力です。 現代は、スマートフォンでいつでもどこでも情報を入手できます。その中で勝毎には他では読むことができない、地域に根ざしたニュースが求められています。時代を逆手にとり、ローカルな話題を全国に発信できるよう力を入れています。
塩原真(しおはら・まこと)
編集局メディアコンテンツ部長
カメラマン帯広市出身。2007年に入社。大学院では窓のない暗い部屋で微生物の研究をしていたため、外に出て人に会う仕事をしたいとカメラマンの仕事を選んだ。
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04
将来の発展性が魅力
影響力高まる電子版十勝毎日新聞電子版の契約者増加に向けたウェブプロモーションを担当しています。インターネットの検索サイトやSNSに出す広告の手配などを行っています。 現在の電子版契約者はまだまだ少ないですが、今後は、媒体力や地域への影響力がどんどん高まり、報道や広告だけでなく電子版を活用したいろいろなビジネスが生まれてくると思っています。将来の発展性が感じられるデジタル分野の仕事はとてもやりがいがあります。
成田カレン(なりた・かれん)
デジタルメディア局営業部
顧客管理・マーケティング担当2020年入社。ブラジルのサンパウロ州、カンピーナス市出身。十勝に住んで9年目。少し郊外に走れば豊かな自然と触れ合えるところに魅力を感じている。趣味はスノーボード、キャンプ。
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05
ワクワクときっかけを届けたい
Chaiのディレクション統括を担当しています。Chaiは新聞より多い13万4,200部、十勝No.1の発行部数を誇り、十勝のグルメや観光、ビューティーなど暮らしに役立つ情報が満載のフリーマガジンです。新聞とは違う角度で情報を伝え、ワクワクや行動するきっかけを届けたい―。そんな思いで毎月の特集内容を考えています。 反響も大きく、読者から「行ってみた」「おいしかった」という感想が寄せられると、次への原動力に繋がります。今後は紙にとらわれず、管外からも十勝に興味を持ってもらえるような媒体として成長させたいです。
木戸雄介(きど・ゆうすけ)
営業局デジタル企画推進部長
プランナー青森県出身。札幌での広告代理店勤務を経て2017年に入社。顧客への企画提案やフリーマガジンChaiの統括など、クリエイティブな業務に日々奔走する。
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06
読者を身近に感じる仕事
生活の一端担う使命感新聞販売店と協力して、増紙や読者サービスなどの企画・管理を担っています。新聞製作の最後の工程で、毎日刷り上がった一部一部を届ける仕事。心待ちにする読者から、「楽しみにしていたよ」「あの記事を見たよ」と声を掛けられることも多くあります。地域の生活の一端を担っているという使命感が、日々の力になっています。 ニュースやご近所の話題など、十勝ならではの情報の多さ、深さはどこにも負けません。新聞離れが進んでいるといわれている若い世代にも読んでもらえるよう、これからも一層、PRに努めていきたいと思います。
田村愛(たむら・あい)
販売局販売管理部副部長
販売・企画担当帯広市出身。1995年入社。広告局(現営業局)、事業局、デジタルメディア局を経て2020年から販売局。2児の母で、子供が所属する少年団のミニバスケットボール観戦が趣味。
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07
地域の思い 形にして伝える
自主制作チャンネル内で放送する番組の撮影や構成、原稿・編集・リポートなど、番組づくり全般に関わっています。私たちにしか伝えられない地域の話題を日々取材して放送。多くの人の話を聞き、思いを形にして届けられたときは、やりがいを感じます。 何度か海外取材にも行きました。慣れない土地で、たった1人で行うリポート。タイトなスケジュールや、伝えたいことをうまく言葉にできないジレンマもあり、クルーの皆さんに迷惑を掛けたこともありました。でも、そんな経験は今の私の糧になっています。たくさんの挑戦をさせてくれた先輩には感謝です。
武内奈々(たけうち・なな)
帯広シティーケーブル(OCTV)放送部
ディレクター帯広市出身。2005年入社。十勝毎日新聞社広告営業部で新聞やフリーペーパーの広告営業を担当。2008年にOCTVに転籍。幅広いジャンルの番組制作に携わる。
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08
新しく、正しい情報を声で
言葉選びを大切に放送で心掛けているのは、新しい・正しい情報を流すこと。例えばニュースは、状況をそのまま伝える。ラジオは映像がない分、よりリアルに想像してもらうことが必要です。普段からたくさんの言葉を頭に入れ、「すごい」をどれだけの語彙(ごい)力で言い換えられるか。言葉のニュアンスを大切にしています。 大学では英文学科を選択し、卒業後も7年ほどアメリカに住んでいました。帯広の英語学校の学校長・浦島久さん(当時JAGA社長)との縁で、この仕事に就きました。JAGAの良さは、リスナーとの距離が近いところ。毎日メッセージをくれる方もいて、会ったことはなくても友達のような感覚です。
大石美保(おおいし・みほ)
エフエムおびひろ(JAGA)
DJ音更町出身。2002年にJAGAに入社し、番組を担当して20年。ラジオではmihoの名でさまざまな話題を届けている。趣味はチーズなどおいしいものを探すこと。