時代の変化とともに、飽きられてなくなってしまう
ジャンルがある。
古いからではなく、新しい技術に目移りしているうちに、
いつの間にか、忘れ去られる過去の「定番」
そういう、忘れられ方をしたものは、
いつか、きっとブームが戻ると信じているのだが・・・
今回も、昔をマニアックに懐かしむネタとして、
「見下ろし型レースゲーム」
を取り上げてみる。
原始、レースゲームといえば、ベルトコンベアにのった
エレメカで、トラックか!というような、ごっつい
直径の、ハンドルをぐるぐる回すタイプだけだった。
ゲームコーナー自体が、遊園地や、百貨店の屋上ぐらいにしかなかった。
スペースインベーダー前後、縦スクロール白黒TVレースゲーム
として、
ラグナレーサー
がようやく世に出たのが、80年代直前の事。
時代が少し進んで、レースゲームもフルカラーになり、
ゲーセン=悪の温床時代に突入。
まだ、「ゲームがうまい=ワル」なんて、雰囲気だった頃。
コナミの名作
ロードファイター
がでたのが、80年代のど真ん中。
3D追跡画面スプライトレースゲーの傑作として、
伝説の「アウトラン」が登場した頃と
重なり、「見下ろし型レースゲーは終わったな」
って感じたもの。
ところが、90年代に入ると、回転拡大縮小なんていう、
ハードウエア処理が登場。
まだ、本格的なポリゴンレースゲーム時代の
前だったので、しばらくイキを吹き返す。
スーパーファミコンなんかが、メガドライブ、PCエンジンを
あざ笑うかのように、このハードウエア回転拡大縮小バリバリの
レースゲームをよく作っていた。
その後、よほどコンプレックスだったのか、
セガが、メガCDで、ハードウエア2軸回転拡大縮小機能を
搭載したものの、時代はすでに、次世代機に・・・
哀れ、メガCD
記憶の中で、最後の見下ろし型レースゲームは、
95~96年ごろの
「斜め見下ろし、超高速スクロール型」ブーム
としての、
ネオドリフトアウト、グレート1000マイルズラリーの2作
とにかく、スピード感は無茶苦茶!
残像が見えるくらいで、
コースを見て走るのではなく、
コースの流れを読んで走るという暴力的なゲーム性がステキ!
その後に出た、
高速ポリゴンレースゲーの元祖
バーチャレーシングに止めを刺されて、
スプライト型3Dレースゲームとともに、滅びる運命に。
たまに無性に遊びたくなるんですよね。
この手の「超高速見下ろしレースゲー」
以前記事にした、
「箱庭トラックレースゲー」と並んで、
いまどきの技術で、超高画質化してよみがえってもいい頃だと思うんだけどなぁ~
どうですか?メーカーさん!
絶滅した 見下ろし型レースゲーム
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