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クセニア・トゥルコヴァはラジオ・サウザンドヒルズと露テレビを比較し、その手法や語りが奇妙なほど似ていることを発見した
10月、ヘイトスピーチとプロパガンダによる虐殺で世界的シンボルとなったラジオ・サウザンドヒルズの創設者でチーフスポンサーである89歳のルワンダ人実業家、
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フェリシアン・カブガの裁判がハーグで開始された
国際刑事裁判残存機構(ICCT)の検察官は、このラジオ局がルワンダにおけるツチ族の大量虐殺に関与していると結論づけた
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四半世紀近くも逃亡を続けたカブガが、その行いを裁かれる一方、露メディアはラジオ・サウザンドヒルズの放送を真似たような、想像もつかないことだが、時にはそれを上回る憎悪のメッセージを流している
このような憎悪をウクライナやウクライナ人に向けるのは、露だけである
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先日、Russia Today(RT)チャンネルの司会者アントン・クラソフスキーが、SF作家のセルゲイ・ルキヤネンコへのインタビューを収録した
「ウクライナの子どもたちは、ウクライナはモスクワ人に占領されている、モスクワ人がいなければフランスのように暮らせると言っていた」と、
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1980年にトランスカルパティアを訪れた際のウクライナの子どもたちの話を紹介した
そして、そのようなウクライナの子供は、「プリエ・カチャ(注:革命で亡くなった英雄たちのためのウクライナのレクイエム)」と共に、この手で、黙って溺死させるべきだ
プリエ・カチャ:
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モスクワ人が占領しているというのなら、流れの強い川に放り込めばいいだけです」
そう言った後、「子供たちはスメレック小屋(カルパチア地方の伝統的な家屋)で焼かれる」べきだと付け加えた
(注:これだけではなく、他にも極めて残虐な言葉が多く発言された)
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同時に、クラソフスキーの放送は(注:生放送ではなく)録画されたものだった
つまり、チャンネルの編集者はそれを見ていたが、司会者の発言に困惑することはなかったということである
しかも、これより具体的で血生臭いとは言えないまでも、同様の発言は、他の露のプロパガンでィストたちからも
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繰り返しなされていた
例えば、2022年4月、クラソフスキーの上司であるシモニャンは
「どんな選択肢を残しているんだ、このバカども」とツイートし、
「残されたウクライナを完全消滅させる?核攻撃か?」と言い、また番組中で「ウクライナは存在し続けることはできない」と宣言している
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同じ番組中で、司会者であり、これまた露を代表する宣伝マンであるソロヴィヨフが、彼女と対談をした
そして、ウクライナの戦争を動物の体から虫を追い出す作業に例え
「医者が猫から虫を追い出すのは、医者にとっては仕事で、虫にとっては戦争で、猫にとっては浄化だ」と述べた
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このソロビョフの言葉は、ルワンダのラジオ・サウザンドヒルズのフツ族のメイン・パーソナリティーが、ツチ族を「ゴキブリ」と呼び、その駆除を呼びかけたやり方を、そのままなぞっている
「ゴキブリを全部退治すれば、裁かれない
そうしなければ、キブ湖で溺死させられる」
とラジオで言っていた
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「司会者は幸せになる夢を語ることができた
なぜなら、彼が主張したのは、町中にゴキブリが一匹もいないということだったからだ」
とウクライナの人権活動家マキシム・ブトケビッチ氏は言う
ソロヴィヨフは実際にウクライナ人を虫に例えている
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これは「敵」の人間性を奪う典型的なプロパガンダの手法である
しかし、偶然の一致はこれだけではない
露のプロパガンダは、ある意味、ラジオ・サウザンドヒルズの基本的なテクニックをすべて繰り返しているだけだ
例えば、攻撃はやむを得ない措置であった、そうしなければ自分たちが死ぬしかなかった
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などです
「激怒したツチ族が権力を奪おうとしている、力ずくで奪おうとしている、…とラジオで言っていた …イースターの日に何か事件を起こすらしい」
プレゼンターが聴衆に向かって発信する
「自分の身は自分で守れ」「クズは退治するもの 蛇を放置すれば、いずれ、自分も犠牲になる
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奴らはまるで獣のようだ。奴らは獣だ!」
2月24日、プーチンはビデオ演説で、「皆さんと私には、露を、我々の国民を守るために、今日、他に選択肢が残されていないだけだ」
「このような状況では、断固として即座に行動する必要がある」と述べた
この話はすぐに主要テレビ局で取り上げられ、
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ほぼすべてのニュース番組で繰り返された
露の地方紙に掲載された多くの例の中から一つを紹介しよう
カルーガの軍人、シュクラット・アディロフは
「彼ら(ウクライナ)を止めなければ、殺しに来る」と明言する
「はっきり言えるのは、私たちは亜人と戦争をしているということだ」
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また、攻撃性の婉曲化(婉曲とは、不健全なものを婉曲なものに置き換えること)という手法もある
露では、軍事的な言説はすべて婉曲的表現に変えられ、それがメディア全体の世界、反転した現実を構築するのに役立っている
「特別作戦」「解放」「非武装化」
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これらの言葉はすべて、起きていることの本質を隠し、一種の公正なプロセスのように見せかけるためのものである
ルワンダでも同じ手法が使われた
例えば、ラジオの司会者は「殺す」という動詞を使わず「仕事を終わらせる」と表現したことが知られている
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