ひきこもりとは、さまざまな要因の結果として、就学、就労等の社会的参加を避け、原則6か月以上にわたって、おおむね家庭にとどまり続ける状態をいいます。
平成27年度と同30年度に行われた、内閣府の調査を基にした推計では、大和市における15~64歳のひきこもり状態にある人の数は、約2,300人。
かつて市では、若年層のひきこもりの相談を教育委員会で対応していましたが、年齢を問わずひきこもりの状態にある人に対する支援することが大切であると認識し、令和元年10月に専門の「こもりびと支援窓口」を開設しました。
以降、こもりびとコーディネーターが、こもりびとに関する相談を受け付け、開設から令和4年7月末までの相談実績は1,482件に及びます。また、当事者の集いやこもりびと支援講演会を開催するなど、様々な取り組みを進めてきました。