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　タイでタクシーとして使われている三輪車「トゥクトゥク」を横浜市のみなとみらい21地区などで走らせ、無許可で客を乗せて運ぶ白タク行為をしたとして、神奈川県警交通捜査課は13日、横浜市保土ケ谷区の有限会社「ネオスタイルラボ」と、同社社長の男（49）を道路運送法違反（一般旅客自動車運送事業の無許可経営）の疑いで書類送検し、発表した。容疑を認めているという。

　交通捜査課によると、男は昨年8～10月に9回、国の許可を受けずに横浜市内でトゥクトゥクを使って客を有償で運び、一般旅客自動車運送事業を営んだ疑いがある。

　同社はみなとみらい21地区や横浜中華街などで、「横浜の観光スポットをトゥクトゥクでめぐり、写真を撮影しませんか」などとうたって誘客していたという。男は県警の調べに「運賃ではなく写真撮影代」などと説明したが、15分3千円などの料金をとり、客を乗車させてホテルや駅に移動していることなどから、白タク行為にあたると判断した。（林知聡）