タイ語圏ではトゥアナオ。
ミャンマーだとペポ。
ネパールやシッキム地方ではキネマ。
このあたりは、納豆好きなら普通に知ってる知識ではありますが。。

ところがです。。
ほんと、知りませんでした。
インド北東部の納豆は地域によって、こんなに呼び方が違うんだそうです。
東ヒマラヤの納豆分布
先日紹介したHawaijarはミャンマーよりのManipur 州の納豆。

で。。
そのマニプール州の北のNagaland州ではAakhomeと呼び、南のNizoram州ではBekangと。
そして、西側のMeghalaya州ではTungrymbai。
さらに、チベットとの国境エリアにあるArunachal Pradesh州ではperuyaanなる納豆を作っているのだそうです。

この狭いエリアでこれだけの違う呼び方があるってすごくないですか。

しかも、この納豆。
地域によって、ずいぶん雰囲気が異なります。
インド東北部の納豆各種
これらの写真、見比べていただけますでしょうか。。

にもかかわらず。
どちらさまも「Bacillus subtilis」で醸しているというから驚かされます。

インドの納豆食文化、すごいでしょ。