手術支援ロボットで、子宮体がんの切除手術を受けた女性が、退院後に死亡した。
死亡したのは、長崎大学病院で手術を受けた、当時54歳の女性。
長崎大学病院によると、女性は2022年7月、手術支援ロボット「ダビンチ」を使用して、子宮体がんを切除し、子宮を摘出する手術を受け、8月に退院した。
しかし女性は、退院から3日後に、下半身からの大量出血で、意識不明の状態に陥り、救急搬送された病院で死亡が確認された。
翌日、長崎大学病院で解剖したところ、患部に近い左足付け根の動脈に、およそ2mmの裂け目が確認された。