ルート紹介-バッドエンド編-
やあ、今日も元気にしてた?
聞いてはみたものの君には元気でいてもらわないと困るから、
元気ってことにしておくね。
何故かって?
そんなのヒロインに病気なんて設定組み込んでないからだよ。
僕はストーリーを思い通りに動かしたいんだ、よろしくね。
さて、そんなことより予告通り
『田中くん』のストーリーをちょい見せしないと。
彼にはまだここまで全く紹介してない
『バッドエンド』を担当してもらうよ。
とは言ったものの、実は他のみんなとは違って
彼にはバッドエンドが存在しないんだ。
強いて言うなら、彼の場合は共通バッドエンドになるのかな。
そしてそれを乗り越えた先に彼のルートが存在する、と。
だからバッドエンドがそのまま終わってタイトル画面に戻ってしまえば、
田中くんとの未来はない。
けれど続いたら……それは田中くんとの始まりに続くという訳だ。
それじゃあ、早速見てみようか。
ここから先は少しだけストーリーを掲載してるよ!
折りたたんでおくから、ご注意してね!
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田中さん 「……ところで、誰にも買ってもらえなかった場合の話って聞いてます?」
主人公 「……いえ、聞いてませんでした。大丈夫だろうって踏まれてたみたいで」
田中さん 「そうですか、中々酷いことをするものですね。まるで公開処刑で胸が痛みましたよ」
主人公 「……もし田中さんが買う側だったら、私を選んでくれます?」
田中さん 「あ、お金ないんで無理です」
主人公 「じゃ、じゃあ湯水のようにお金が湧いたら?」
田中さん 「湯水のように……わぁ、夢が広がりますね! 何に使いましょうか!!」
田中さん 「でもやっぱり僕は将来の貯蓄ですかね」
田中さん 「今湯水のように湧いてもいつ止まるか分かりませんし……あ、でも不動産を買うのもいいですね!!」
主人公 「…………」
主人公 (うん、買ってくれないことだけは分かった)
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『4人の内の誰かに専属ディーラーとして“君自身”を買ってもらってね☆』
という僕の最初のミッションがすでにクリア出来なかったみたいだね。
専属になれば相手との交流の時間も理由もたくさん出来るだろうって、
僕の粋な計らいだったのに!
それで田中くんにも聞いてるみたいだけど、彼には華麗にかわされているね
君が必要だったらこんな会話にはならないんじゃないかと思うけど……ねぇ?
という訳で、これが『共通バッドエンド』ってやつだね。
とある条件をクリアしている状態でこの『バッドエンド』を乗り越えると、
その先に新たなシナリオが続くって仕組みになってるんだ。
それが田中くんのお話に繋がってるって訳。
勿論そうならなければ……まぁ話は終わるね。
はい、そんな訳で今日の紹介は――
って、何を僕の背中をひっつかんでるんだよ!
何? 『攻略出来るようになっていれば』の条件?
それは……まぁ、このブログを追いかけていたら
いつかわかるかも知れないし分からないかも知れないね。
これ以上は今はまだ言えないよ!
知りたかったらせいぜい僕のしっぽを追いかけるんだね!
という訳で今度こそ、バッドエンドの紹介で綺麗に〆ということにしよう。
勿論、今紹介したのは一部だ。
彼等との間にこれから一体どんな物語が存在するのか、
後は君の目で確認してみてね!
さて、それじゃあ今回はこの辺で! ばいば~い!!
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