ルート紹介-マジックルート編②-
さあ、お待ちかねの僕の登場だよ!
待ち過ぎて段々この毒々しい毛並みも
美しく見えてきたんじゃないかな?
という訳で今日は前回の予告通り、
『加賀美楓真』の『マジックルート』
のシナリオのちょい見せだよ!!
早速抜粋したところを見てみよう。
ここから先は少しだけストーリーを掲載してるよ!
折りたたんでおくから、ご注意してね!
----------------------------------------
楓真 「貴方の感想を、ずっと待っていたのに」
主人公 「! ご、ごめんなさい」
主人公 「配信が面白くなかった訳ではないんです。ただ私が……楽しむことが、出来なかったんです」
楓真 「え……」
主人公 「今までの私は、貴方に読んでもらえることを期待して、必死でコメントを打つファンの一人で」
主人公 「けれどたとえ読んでもらえなくても、貴方の動画を、貴方の世界を……純粋に楽しむことが出来ました」
主人公 「……でも、今は」
主人公 「貴方を知って、同じ部屋に貴方がいて、手を伸ばせば触れることだって叶うくらいなのに」
主人公 「画面の向こうにいる、過去の自分と同じファンの人達が……羨ましいんです」
楓真 「……それは、何故ですか?」
主人公 「? 何故……?」
楓真 「ええ。何故その人達を羨ましいと思うんですか? 貴方の言う通り俺はここにいて、手を伸ばせば……」
楓真 「ほら、簡単に触れることだって出来るんですよ……?」
主人公 「っ……」
彼の指先が、私の髪をそっと揺らす。
それは画面越しだったら絶対に不可能なこと。
----------------------------------------
どういう話かって?
不思議に思ってる君はもう一度彼のキャラクター紹介を見てくるといい。
彼には現実を生きる『加賀美楓真』以外の『もう一つの顔』がある。
そして君はただの彼の1ファンだったわけだ。
でももう、1ファンとは一線を画した距離感だね。
彼はファンの一人ではない『君』を欲していることが良く分かる。
けれど君は『加賀美楓真』のファンじゃない。
『もうひとつの顔』のファンだっていうのにね?
ふふ、さてこの後『君』を欲する彼はどうするんだろう……見物だね?
さて、紹介は当然ここまで!
気になる君はきちんと男を騙す心づもりで乗船を頼むよ!
という訳で今日で全員の紹介を終わり――……何、一人足りないって?
美しく終わるルートが二種類に、紹介がそれぞれ二人ずつ。
それなら丁度良く終わるんだけど……
はぁ、仕方が無いなぁ……君は我が侭なんだから。
それなら次回は田中さんのシナリオをちょっとだけ見せてあげる。
どのルートかって?
それもあわせて次週公開するから待っててよ。
という訳で今日はここまで。またね!
スポンサーサイト