ルート紹介-全体&ロマンスルート編①-
やあ、元気にしてる?
今日は前回の予告通りシステムについて紹介していこうと思うよ。
システムと言ってもエンディング周りのことだからね、
君が一体どんな道を歩むことになるのか……
勿論全てを教えたりはしないよ。
ただ、そのヒントを与えられたらいいなと思って僕はここに来たんだ。
まずはエンディングについて。
これは……
『ロマンスエンド』
『マジックエンド』
『バッドエンド』
の3種があるんだ。
という訳で、気になる君に一つずつ紹介していくよ。
まずは『ロマンスエンド』。
これは所謂
大富豪イケメンと結ばれて人生勝ち組最高やった~っ!!
っていうエンド。
何の不安もなく幸せになれるよ。
……え、なんで意外そうな顔をしてるの?
僕でもこんなエンディングを用意するんだって?
失礼だなぁ、当たり前じゃないか。
僕はエンディングじゃなくて過程に興味があるの。
その間に紆余曲折のエベレスト級の山あり
深過ぎて這い上がれないレベルの谷底あり
っていう道を辿ってくれれば、結末は何でもいいんだ。
それに君のストーリーが終わらないと、次が作れないからね。
次に『マジックエンド』。
これはまさにマジックでもかけているかのように、
相手を自分の物にするっていうエンド。
自分が主導権を握って相手を自分の意のままに……
と言うのは言い過ぎかも知れないけれどね。
例えるなら
『ロマンスルート』は『自分が彼の物になる』
『マジックルート』は『彼が自分の物になる』
……という感じだよ。
君には是非富豪である相手を罠に掛けて、
彼と彼の背負う物を牛耳って欲しいね。
最後に『バッドエンド』。
これは君も何となくニュアンスで分かると思うけれど、
僕の物語としては失敗策になるね。
まあ人によっては本人達が幸せならそれで……
という解釈もあるけど、彼と離れる覚悟はしておいた方が良いよ。
……とまぁ、簡易だけど説明は以上だよ。
でも今日は特別出血大サービス!!
君に特別にルートを覗かせてあげる。
あ、感謝ならいくらでも欲しいから沢山してね!
言葉は要らないから態度で……よろしくね!!
という訳で、まずは『黄 浩然』の『ロマンスルート』から覗いていこうか。
ここから先は少しだけストーリーを掲載してるよ!
折りたたんでおくから、ご注意してね!
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浩然 「君はいつでも逃げていい」
主人公 「え……?」
浩然 「俺にどんなことをしたとしても、
元々は君には無関係なことなんだから。
けれどそこまで啖呵を切るなら……」
浩然 「君の手は俺から取ろう」
主人公 「あ……」
ぎゅっと握り締められる手。
そして引き寄せられ抱き締められる身体。
手を握られるだけの時より、……温かかった。
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え、思ったより短いって?
君は覗き見の意味を分かっているの?
それでも見せてあげてることに感謝して欲しいね。
……おや、顔が赤くなっているけれど。
もしかすると今のは照れ隠しか何かなの? 可愛いね。
しかしあの無機質で冷たい雰囲気の彼がここまでいくなんてね。
それまでに何かあったのか気にならない? ……そうだよね?
それなら是非この船にちゃんと乗ってね!!
君は何を言っているんだい?
何事もタダで手に入る訳ないんだよ。
という訳で今日はここまで。
え、他の人のお話も覗いてみたいって?
仕方ないなぁ、じゃあ次回から一人ずつすこーしだけ紹介していってあげる。
マジックルートについても紹介しないといけないからね。
それじゃあまた次回まで、良い子で待っててね。
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