簡単キャラ紹介-黄浩然編-

やあ、待たせたね。

今日も君に笑顔を届けに来たよ。元気にしてたかな?

前回の予告通り、今日は人物紹介をしていこうと思うよ。

全員纏めてぱぱっと紹介するだけでもいいんだけど、

君には是非この船に乗って僕の物語のヒロインになって欲しいから、

一人ずつ懇切丁寧に紹介していくよ。


という訳で、まずは一人目。

『黄 浩然(こう はおれん)』

0706ブログ更新用

●Profile---------------------

名前:黄 浩然(こう はおれん)
性別:男
血液型:A型
職業:マフィア
一人称:俺
------------------------------

名前の響きから分かる通り、彼は君と同じ国の人間ではないらしい。

ではこの船には何をしに来たのか。

ハッキリとした理由は分かってないんだけどね、

彼は様々なところのカジノを

荒らして回っているらしいんだ。

荒らすって言っても別に悪いことをしてる訳じゃないさ。

ただゲームに物凄く強いみたいで、

そのカジノが潰れてしまうくらい一人で儲けているらしい。

だからそんな彼のことを知っている人は、皆戦々恐々としているようだよ。

え、そんな人を呼んで大丈夫なのかって?

それこそ君の腕次第になるんじゃないかい?

だって君がイカサマをばれないようにやって、

彼からお金をふんだくればいいんだから。

簡単に言ってのけるって? そりゃね、だって他人事だもん。

あ、因みにそんな彼だけどプロフィールに書いてある通り

彼の父親はマフィアのボスなんだ。

そう聞くと凄く危ない人に聞こえるよね。

でも心配しないで大丈夫、なんてことは言わないよ。

彼は危ない人だからね!

……おや、また凄い顔をしだしたね。

でも考えてみてよ?

危ない人のことを先に危ないって教えてあげるのは親切なことだよ?

優しくて穏やかでお金もあって優良物件だよなんて嘘を教えて、

当たって砕けたら目も当てられないでしょ。


ん? ああ、そうだよ。

勿論そんな人間相手に君はイカサマをするんだ。

嫌だ? へぇ、そんなことを即答していいの?

君がこれを引き受けるだけで家族に楽をさせてあげられるんだよ?

誰一人ひもじい思いだってせずに済む。

……っていう話は前にしたから割愛するけれど。

それに君だって周りのお友達と同じ生活水準

……いや、それ以上の生活を送れるかも知れない。

でもね、一つだけ分かっていることはある。

彼にはちゃんと人の心がある。

どういう意味かって?

それは君が自身で確かめてみたらいいさ。もしかしたら嘘かも知れないし。

些細な情報だけどここまで見に来てくれる君だけにこっそり教える情報だから、

他の人には秘密だよ?


という訳でまずは一人目、黄浩然の紹介でした。

もっと詳しい情報もあるけれど、それはもう少し後にしよう。

何事も基本を覚えてから応用にいくものだからね。

という訳で、次回はジェレミアくんについて紹介しようか。

ここだけの秘密の情報も探ってくるから、楽しみに待っててね!

それじゃあまた次回!!



背景紹介①(カジノ入り口&ピアノバー)

おや、言いつけ通りしっかりおしゃれをしてきたね。

もしかしたら大富豪のイケメンに巡り逢って

偶然お互いにびびっと来てしまう可能性もあるしね。

そういう訳じゃないって?じゃあどういう訳で?


……はっ、確かに! ドレスコードがあるって言ったのは僕だったね!

凄い顔をしてるけど、そんな顔をしていたら台無しだよ。

元の自分の顔を思い出して? ほら、せめて笑顔を作らないと!

……という訳で、さあどうぞ!


普段僕は人前に姿を見せないし、

僕の存在を知っているスタッフもほとんどいない。

だってファンタジーな世界観でもないのに

ぬいぐるみが話して普通に動いてたらおかしいでしょう?

まぁ完璧なAIを搭載された動くぬいぐるみって考えるような、

ちょっと抜けてる人もいるかも知れないから説明してあげたよ。

なら今のスタッフは何故誰も不思議に思わないのかって?

嫌だなぁ、ここは解説の為のブログという名のパラレルワールドでしょう?

野暮なことは言いっこなし!

さ、今回は特別に受付は不要だから僕に付いてきてね!


まず船の中の紹介だけど、このブログまでチェックしてくれてる君は、

きっとこの作品にとても興味を持ってくれているんだよね。

ありがとう、嬉しい限りだよ。

だからこそ、僕は特別にここだけで見せられる場所に連れて行ってあげるよ。

それも背景はこのブログで初めての紹介だからね。楽しんでいって?

勿論、君がちゃんとこの船に乗って働いてくれたら

全ての場所を見せてあげるけど。

ってことで、特別な場所紹介はまずここ

『カジノルームの入り口前』。

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もう知ってると思うけど、この船には目玉となる大きなカジノがあるんだ。 

 ほら見て? キラキラというよりギラギラして

ちょっと大人っぽい雰囲気が素敵でしょ?

“ようこそ”って意味も込めて両脇に花も飾ってるんだよ。

それに見てるとこの扉を開けたら

その向こうがどうなってるのか気になってこない?

なってくるよね?

そんな君は公式サイトにアクセス!!

という訳でここに来てくれた君には別の場所をご紹介!!

勿論、こっちもここだけの特別紹介だよ。……ってことで、こっちこっち!!


はい、到着ー!!

ここは『ピアノバー』だよ。

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大きなピアノが目を惹くおしゃれなバー。

拘りの内装は勿論だけど、お酒には力を入れていてね。

様々なお客さんに喜んでもらえるように、

多くの年代や国のお酒を幅広く取り揃えてる自慢のバーなんだ。

見てもらえば分かると思うけど、

男女のデートは勿論、時には偉い人の接待なんかにも使われるよ。

お金がないから縁が無い?

何を言ってるんだい? そういう時こそ男に集ればいいのさ。

相手を選ぶ場合に容姿はとても重要なものになってくる。

でもそれだけでもないだろう?

大事なのは心を満たしてくれるかどうかだ。

あ、ちなみにピアノはピアニストを招いてショーをする時もあるけど、

基本的にはお客さんが誰でも自由に弾くことが出来るよ。

ピアノが得意だったり弾くのが好きな人はここによく来てるみたいだからね、

お目当ての人がそういう人物なら来てみるのも良いんじゃないかな?

え? 人物の情報が何もないのに言われても……って?

まったく君は我が侭だなぁ。

……と言いたいところではあるけど、君の言うことは尤もだ。

次回からは君が楽しみにしている人物紹介をしていこうと思うよ。

勿論、お客さんは沢山来るから色々な人に出会うことになるとは思うけど、

その中でも特に有望な人物を見繕っているから心配せず、楽しみに待っててね!


という訳で今回はここまで。また逢おうね!



ストーリーのお話

やあ、今日も君に幸運をもたらすマスコット!キツネのフォックス2号だよ!

複雑そうな顔をしているね。

ああ、分かっているよ。

僕は君からそんな曇りを払う為に来ているんだから、安心してね。


という訳で、今回は君に前回よりも更に詳しく

ストーリーについて伝えようと思うんだ。

さて、何から伝えようかな……


そうだな、まずは聡明な君が

どうしてここへ来てしまったのかの説明から入ろうかな。

最初に君にはきちんと伝えておこう。

この船に招待するのは、

マジシャンを目指す君でなければいけなかった

幼い頃からずっとマジックを嗜んできた君は、

成長するにつれて漠然とマジシャンになりたいと思うようになった。

でもマジシャンは自由業。安定を図るのは中々難しい。

それに君には身体を悪くしている両親がいる上、

義務教育中の妹に、弟二人を支えなければいけない一家の大黒柱。

大学に通いながらバイトを掛け持ちして忙しい日々を送る君は、

大人の事情で夢を諦めるつもりでいる。


それが僕にはとても好都合だった訳だ。

手先は器用だし簡単に盾に取れるし、まぁ他にも理由はあるんだけれど。

そんな君だからこそ、この船に呼んだんだ。


ということで、僕は君をこの船に呼び出す理由を考えた。

それが『マジックショーを開くから来て欲しい』

という内容って訳だ。

その間は豪華客船を楽しむことが出来るというオプション付き。

ショーには色んなギャラリーが来るし、

もしかしたらマジシャンになる夢を叶えてくれる人間が出てくるかも知れない。

豪華客船に乗れるだけの金を持っている人間なんだから、

雇いたいと思えばそれだけの金払いをしてくれることは容易に想像がつく。


ほら、ここに来ない理由が見つからないくらいの好条件で

超VIP待遇。……怪しいという点を除けばね!

それでも来てくれるという予感が僕にはあったから、

安心して君を待っていたよ。


……? ディーラーになって働くという話はどうしたって?

それは勿論、騙してここに来て

夢のような時間を過ごしてもらってから話すんだよ!

その方が落差もあって驚き倍増、僕にとっては面白い!

驚きと面白さを届けられるのはマジックも同じなんだから、

君だってその良さは分かるだろう?

勿論、その頃にはもう船は出港してしまうけどね!

そうしたら君は『嘘でしょ!?』と思わず叫んでしまうかも知れない。

まさに『Liar Princess Cruise』の名に相応しいね。

そして、その後は前回の通り君は囚われの身となり

僕の物語の下克上ヒロインとなる訳だ。


何で自分のことをそこまで知っているのかって?

だって物語を面白くする為には、

少なくともメインになる人間のことは調べておかないと。

人物設定がぶれてたら読んでる方だって首を傾げちゃうでしょう?

勿論、君が出逢ってそのお金を奪い取る相手のことも

ちゃんと調べてるから安心して。

それに彼等のこともこれからしっかり教えてあげるからね。

あ、大富豪だってことだけは伝えてあるけど

君の為にもしっかりイケメンを揃えてるよ。

情報についてもある程度は教えられるし。

だけどその情報については……船に乗ってもらわないと教えられないなぁ。

おや、気になる?


それじゃあ次回はまず船に乗ってもらおうか。

体験乗船というやつだから、出港はさせないよ。

大丈夫、僕は煙に巻いたり誇大表現したりはするけど

嘘だけはつかないから約束するよ。


という訳で次回は船のターミナルで待ち合わせをしよう。

君と出逢う予定のイケメンの情報から

船の色んな場所の紹介まであらゆることを享受してあげるからね。

それだけ君に来て欲しいという僕の本気だと思って

この気持ち、是非受け取って欲しい。

ああ、そうだ。この船にはドレスコードがあるから

君の家には貸し衣装を渡してあげる。

とても綺麗なドレスだから、髪も靴も装飾品も最大限のおしゃれをしてきてね?

と言ってもシンデレラじゃあるまいし降りる時にはきちん返してもらうから

帰る時には当然私服だよ、君のプチプラの着替えは忘れずに!


……待ってるからね?



概要と世界観のお話

こんにちは、さて予告通り今日もお邪魔するよ!

と言っても、わざわざこうして僕のところにまで見に来てくれるんだから

少なからず興味はあるってことだよね?

ふふっ、大丈夫だよ僕は何でもお見通し!

そんな君に『Money Parasite ~嘘つきな女~』

略して『マネサイト』について解説をするよ。

ああ、何か忘れちゃうようなことがあっても

ここにアクセスすれば確認出来るから安心してね!

という訳で、まずは作品の概要について説明するね。



今作は前の記事でも触れたけど、

豪華客船『Liar Princess Cruise』

舞台に紡がれるストーリーになってるんだ。

君は心の奥底ではマジシャンを夢見ながらも、

様々な理由からそれを諦める“大人”として生きようと考えている。

そんな君の事情を利用して、僕は君をこの船に招き、

手先の器用さなどを利用してディーラーとして働かせるんだ。


と言っても、ただ働かせるだけじゃないよ。

この船には様々な事情を抱えた大富豪も乗船してくるんだ。

その中の一人をターゲットにイカサマゲームをしてもらって、

君には相手の資産をまるっと奪い取ってもらうんだ。

基本的には相手の手札が見える

『イカサマハイ&ロウ』『イカサマポーカー』だね。

やり方はしっかり教えるから心配しなくて大丈夫だよ。

勿論イカサマだけじゃなく、

そんな大富豪達の心を誑かして自分の物にする♥

のも大いに歓迎さ。

何せ相手が持つのは莫大な資産だし、

心を揺さぶらないことにはお金を奪うのも大変だと思うからね。


そして……!!

そんな風に心を揺さぶるってことは、

少なからず相手と自分の間に何かしらの関係が生まれてくる訳だよ。

おっと、僕は何かしらと言ったんだ。


安易に憎しみと決めつけて欲しくはないね。


それに憎しみは紙一重とも言うよね。

もしかしたら彼との間にが芽生えちゃうかも知れないじゃないか。

そうしたら君はまさしく玉の輿!!

いや、騙してその心を奪い取る訳だから

相手を意のままに動かす女王様のような立場にすらなれる訳だよ。

まさに下克上! 君は立派な嘘つき女となる訳だ!!

この『Liar Princess Cruise』に相応しいヒロインだね!!


……え、自分でやらないのかって?

やる訳ないよ、だって僕のかわいい手が汚れちゃうからね。

それに僕はお金に執着するような未来の悪女とは違うんだ。

僕はただ、

君と彼が莫大な資産を通して

どんなドラマを巻き起こすのかを見たいだけ

そんな僕の趣味に荷担して欲しいだけさ。

え、そっちの方が悪趣味じゃないかって?

人のお金を巻き上げる人に言われる筋合いはないかなぁ?

どっちもどっちでしょう?


それに僕はお金自体に興味はないから、

君から預かったらきちんと相手にお返しするつもりだよ。 

その間に君が相手の心を自分のものに出来たら、

継続して莫大な資産も手に入っちゃうかもね。

そうしたらマジシャンという夢を叶えればいいし、

家族だって支えることが出来る。

その間、君の家族も君自身も

何不自由なく過ごせるだけのお金を提供することを保障するよ。

考えてごらん? 完璧じゃないか、万々歳じゃないか。

君は家族を幸せにして、夢も叶えて……

その上好きな男も自分のものに出来るんだ。

その上、生活は豪華な客船の中で夢のような破格の条件だよ。

唯一の邪魔なものといえば君の良心くらいだ。


とはいえ、良心がなければ物語は面白くはならない。


いや、良心がない人間の下克上や成り上がりも

それはそれで面白いのかも知れないけど趣味じゃないんだ。


どこにでもいそうで平凡な

君のような女性が勝ち上がっていくから面白い。 

それもこの世を牛耳るような男達をね。 


え、何故そんなことをさせるのかって?

嫌だなぁ、さっき言ったばっかりだろう?

僕はそういうドラマが見たいんだ。

『面白い物語』が、大好きなんだよ。

そしてそれを現実で繰り広げられていくことがね。


上手い話には裏がある。

と言っても、君にはその上手い話の方がよっぽど魅力的だと思うけれどね。

とはいえ、悩むのは当たり前だし理解しているよ。

いくらでも悩んでくれたらいいさ。

その分だけ君の家族が苦労する時間が長くなるだけなんだからね……?



それでは、また続きを説明しに来るよ。

次回はもっと詳しいストーリーを話して、君の心を掴めるように!!



ご挨拶

初めまして、こんにちは。

僕の名前は“フォックス2号”。

“Liar Princess Cruise”という船でオーナーを務めています。

今日は君にだけとっておきの情報をプレゼントしようとこうして遠路はるばるやってきたんだ。

何って? 勿論、次回新作

『Money Parasite ~嘘つきな女~』

についての耳よりな情報さ。

良かったら聞いていってよ。良くなくても聞いていけばいいと思うけど。

……え、何故ぬいぐるみが話してるのかって?

そんなの決まってるじゃないか、魔法だよ!

というのは冗談だけど、口にはしないお約束ってものがあるでしょう?

“中の人なんていない”んだよ?

という訳でこちらにパンフレットを持ってきたんだ。

まずはこれを見て?

誰もが一度は夢見る豪華客船での船旅!

それも料金や荷物は一切不要なんだ!

貴重品だけあれば何の問題もなし!

え、胡散臭い……?

まぁそうだね、自分で言うのも何ですがごもっともだと思うよ!

ならまず、このブログだけ見てみない?

見るだけならタダだし。

いつでもゆっくり見られるように置いていくから、

確認したい時はここにアクセスしてね。

という訳で、本日のところは一旦失礼しようと思います。

長居して大切な貴女にご迷惑を掛ける訳にはいきませんからね。

また次回パンフレットの説明に参ります。

大丈夫ですよ、困った顔をしなくても。

これでもかというほど懇切丁寧にお伝えしますからね。

それではまた次回を楽しみに待っていてください。

そうしたら君が必ずこの船に乗りたくなる魔法を掛けてあげるよ。

フォックスくん2