ケロウナ留学の特徴とは？メリット・デメリットを徹底解説！

「ケロウナに留学したいけれど、どんなところなんだろう……」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

ケロウナはカナダのブリティッシュコロンビア州にあり、湖や森などの大自然を楽しめる都市。「カナダ人が老後に一番住みたい町」にも選ばれ、美しい景観やのんびりとした雰囲気が人気です。

ケロウナに留学すると、バンクーバーやトロントといった主要な都市とは一味違った経験ができ、海外でのスローライフを楽しみながら英語を習得することが可能です。

今回は、ケロウナの基本情報、ケロウナ留学のメリットとデメリット、ケロウナ留学をおすすめする人を紹介します。

この記事を参考に、ケロウナ留学を検討してみてくださいね。

ケロウナはカナダのハワイといわれるほどビーチや自然が広がる都市

ケロウナはブリティッシュコロンビア州の内陸部にある都市で、バンクーバーやビクトリアの東に位置しています。実は州の中ではバンクーバーとトロントの次に大きい都市でもあり、都会と自然の両方を味わうことができます。

ケロウナの特徴は「カナダらしい大自然を味わえるリゾート地であること」。実はケロウナの人口は約11万7,000人とあまり多くありません。しかしその分、街にある自然の割合が大きく、観光スポットにもなっています。

例えば都市の中央にあるオーカナーガン湖、現地の人の憩いの場であるウォーターフロントパーク、ウォーキングを楽しめるマイラ渓谷などです。特に湖はビーチのように泳げるので、バカンスを過ごしにくるカナダ人も。

「カナダのハワイ」と呼ばれるほど過ごしやすいことから、老後をケロウナで過ごしたいと考えるカナダ人が多いそうです。

ケロウナの気候は日本のように四季があり、冬(12〜2月)は平均−5℃と日本の東北や北海道くらいです。対して夏(6〜8月)は平均26℃ですが、8月は30℃を超えることも。カナダの中では暖かいエリアといえます。

日本との時差は約17時間で、サマータイムはありません。日本からの移動は経由便を利用することになり、香港やバンクーバーなどで乗り換えることになります。

上記のことから、ケロウナはハワイのように温暖な気候の中で生活できる、自然豊かな都市です。

ケロウナ留学のメリット

次はケロウナ留学のメリットとして、

• ・カナダ人の多い地域なのでネイティブの英語に触れられる
• ・リゾート地で遊びながら勉強できる
• ・観光客がそれほど多くないので騒がしくない
• ・観光地なので仕事が見つかりやすい
• ・治安が良くて穏やかな雰囲気が漂うので親子留学もしやすい

の5つを解説します。

メリット(1)カナダ人の多い地域なのでネイティブの英語に触れられる

ケロウナは人口の90%以上をカナダ人が占めており、カナダ英語を母国語とする人がほとんど。バンクーバーやトロントは大都市な分さまざまな国の人が集まるので、すべての人が英語を話すわけではありません。

対してケロウナでは、学校はもちろん街中でもカナダ英語を話す人と会話できることが多いので、毎日ネイティブの英語を聞きながら勉強ができます。

メリット(2)リゾート地で遊びながら勉強できる

ケロウナはカナダのハワイといわれるほど、自然やビーチが豊富な場所。実際にリゾート地であることから、観光やアクティビティが充実しています。留学中に遊ぶこともできるので、英語学習と観光の両方を実現することも可能です。

メリット(3)観光客がそれほど多くないので騒がしくない

ケロウナはリゾート地ですが、他の都市ほど観光客は多くありません。もしくは数週間の休暇をのんびりと過ごすために訪問している人が多いので、都市部のような騒がしさを感じることは少ないです。

そのため、穏やかな雰囲気の中でしっかりと勉強に集中することができますよ。

メリット(4)観光地なので仕事が見つかりやすい

ケロウナはリゾート地なので、街中には観光客向けの飲食店やお土産屋さん、旅行代理店などがたくさんあります。観光客向けの店舗やツアーが多い分、ワーキングホリデー中のアルバイトの求人が多いと感じることも。

また果樹園やワイナリーも豊富にあり、人手が足りないときはアルバイトを募集しています。英語力は必要ですが、求人が多いのでワーホリ中に仕事が見つかりやすいです。

メリット(5)治安が良くて穏やかな雰囲気が漂うので親子留学もしやすい

ケロウナはリゾート地な上に穏やかな街なので、治安も良いです。また余裕のある落ち着いた人が多いので、留学生や観光客にも親切かつフレンドリーな人が少なくありません。

初めての留学やお子さんと一緒の親子留学でも、安心して過ごすことができます。

ケロウナ留学のデメリット

次はケロウナ留学のデメリットとして、

• ・語学学校の数が少ないので慎重に選ぶ必要がある
• ・冬は日本より寒いので体調を崩す可能性がある
• ・働くには高い英語力が必要となる
• ・都市部のようなエンターテイメントが少ないので退屈に感じる
• ・日本のものは手に入りにくい

の5つを紹介します。

デメリット(1)語学学校の数が少ないので慎重に選ぶ必要がある

ケロウナはもともと語学学校の数が10校未満と、あまり多くはありません。選択肢が少ないので専門コースは少なく、自分に合う語学学校が見つからないと感じることがあります。

選んだ語学学校が合うか不安なときは、ケロウナとバンクーバーなど2都市留学も検討しましょう。ケロウナで基本的な日常会話を学んだ後に、バンクーバーでビジネス英語を学ぶなど、留学の目的に合わせて検討してみてください。

デメリット(2)冬は日本より寒いので体調を崩す可能性がある

ケロウナはカナダの中では暖かい地域ですが、冬は日本の首都圏よりも寒くなります。そのため寒さに慣れていないと、体調を崩すことも多いです。

季節に関係なく、気温の変化に対応できるように服装や体調には気をつけておきましょう。

デメリット(3)働くには高い英語力が必要となる

ケロウナはアルバイトの求人は多いですが、採用されるには高い英語力を必要とします。

特に観光客向けのお店で働く場合、カナダ人の接客をすることになります。ネイティブに対応できる英語力を求められるので、あらかじめ日常会話レベルは習得しておきましょう。

デメリット(4)都市部のようなエンターテイメントが少ないので退屈に感じる

ケロウナはブリティッシュコロンビア州の中では大きいですが、カナダの中ではまだまだ小さい都市です。都市部にあるような遊べる場所、映画や遊園地などエンターテイメントを楽しめる場所はあまり多くありません。

休日に飛行機で1時間のバンクーバーへ遊びに行くなど、定期的に息抜きすることを心がけてみてください。

デメリット(5)日本のものは手に入りにくい

ケロウナは大都市ではないので、日本製品を扱うお店を見かけることは少ないです。長期留学で日本製品や日本食が恋しくなっても、なかなか手に入れることができません。

必要なものは、留学前にしっかりと準備しておきましょう。留学の持ち物については以下で紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

カナダ留学持ち物リスト

ケロウナ留学はリゾート地でのんびりと英語学習やアルバイトをしたい人におすすめ！

ここまでケロウナ留学のメリットやデメリットを解説しました。上記のことから、ケロウナ留学は以下のような人におすすめです。

• ・海外でのスローライフを楽しみたい人
• ・ワーキングホリデーを通して海外で働いてみたい人
• ・英語学習に集中したい人

反対に、以下のような人にケロウナ留学はおすすめできません。

• ・東京のような大都市で生活したい人
• ・幅広い選択肢から語学学校を選びたい人
• ・カナダ人だけでなく、さまざまな国籍の講師から英語を習いたい人

その場合は、カナダにある他の都市がおすすめです。

• ・バンクーバー：語学学校の数が多いうえに授業の質も高い
• ・ウィスラー：山岳リゾートなので、観光地ながらもケロウナとはまた異なる雰囲気がある

詳しくは以下のページで紹介していますので、参考にしてみてください。
バンクーバー留学の特徴とは？メリット・デメリットを徹底解説！
ウィスラー留学の特徴とは？メリットやデメリットを徹底解説！

ケロウナ留学のメリット・デメリットまとめ

今回は、ケロウナ留学のメリットとデメリットを解説しました。

おさらいすると、ケロウナ留学のメリットは以下の5つです。

• ・カナダ人の多い地域なのでネイティブの英語に触れられる
• ・リゾート地で遊びながら勉強できる
• ・観光客がそれほど多くないので騒がしくない
• ・観光地なので仕事が見つかりやすい
• ・治安が良くて穏やかな雰囲気が漂うので親子留学もしやすい

海外でのスローライフを楽しみたい人、ワーホリでアルバイトをしたい人は充実した留学生活になるはずです。

ケロウナ留学に魅力を感じた人は、次のステップとして語学学校を探してみましょう。以下のページを参考にしながら、いくつか候補をしぼってみてくださいね！

ケロウナの語学学校一覧