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【一般職】古川 真佐子

【一般職】古川 真佐子

総務人事局総務課ダイバーシティ推進グループ

1998年4月業務局入行 国債証券課 証券管理グループ
2003年7月業務局総務課 企画グループ
2006年7月業務局 総務担当
2010年10月 業務局総務課 総務グループ
2012年7月業務局総務課 総合企画グループ
2012年9月金融機構局金融高度化センター 企画グループ
2019年9月総務人事局総務課 ダイバーシティ推進グループ
#えるぼし#プラチナくるみん

職員一人ひとりが輝ける職場の実現に向けて

私は、現在、総務人事局総務課ダイバーシティ推進グループの一員として、日々の業務遂行に携わっています。社会一般においてダイバーシティの推進は企業の成長に欠かせない重要な取り組みとして認識されていますが、日本銀行においても「ダイバーシティ推進」が重要な経営課題の一つとされ、2015年にダイバーシティ推進グループが新設されました。

この「ダイバーシティ推進」とは、ライフステージや家庭での役割など、職員一人ひとりの事情で働き方が多様化するなか、お互いの価値観・ライフスタイルを尊重したうえで、立場・状況に応じてその能力を最大限に活かすことのできる職場を作ることです。こうした職場作りを目指し、ダイバーシティ推進グループでは、社会における関連制度の動向や職員ニーズの変化等を踏まえ、働き方の多様化・柔軟化に資する各種施策の検討に取り組むとともに、出産・育児関連制度や在宅勤務制度といった既存制度等について、職員の利用促進に向けた情報発信を行っています。

ダイバーシティ推進の取り組み

ダイバーシティ推進の具体的な取り組みについて、私自身の業務内容にひきつけてご紹介します。

日本銀行では、女性活躍推進企業の証である「えるぼし(第3段階)」、子育てサポート企業の証である「プラチナくるみん」の認定を受けており、私はこれらの認定維持に必要な取り組み状況の管理や対外公表のための各種作業などに対応しています。公表計数の取り扱いには正確さが求められるため、緊張感を持って取り組んでいます。入行直後に配属された業務局では、堅確な事務プロセスや組織のルール等を習得しましたが、そこでの実務経験が現在の公表作業にも存分に活かされており、何事も基礎が重要であることを実感しています。

次に、日本銀行では、仕事と育児の両立をサポートする観点から、銀行の近隣に事業所内保育所を設置しており、私は職員の皆さんからの利用申請の審査や制度の運営などを担当しています。職員の皆さんとの対話のほか、保育所の運営会社や保育スタッフの方々との連絡・調整も必要です。月に1度、業務で保育所を訪れる際に、職員のお子さんが楽しそうに遊ぶ姿を拝見するのは、忙しいなかにあってほっと息をつける瞬間です。

3つ目として、職員向けの仕事と育児の両立支援セミナー等の企画・運営を担っています。講演者との資料調整にはじまり、参加者の取り纏め、当日のセミナー運営など、スケジュール管理に留意しつつ細かい作業に対応する必要があります。この点、数年前に所属していた金融機構局金融高度化センターで、金融機関向けセミナーの開催に携わったことがあり、その実務経験をフル活用しています。

縁の下の力持ち

日本銀行の業務は、金融政策や信用秩序の維持といった世間の注目度が高い仕事ばかりではありません。ダイバーシティ推進グループは、職員の働きやすさの改善や、職員が安心して仕事を遂行するために必要なインフラ整備に取り組んでおり、組織における「縁の下の力持ち」と表現できると思います。仕事内容が多岐に亘るなか、同時にいくつもの業務を並行的に進める必要があり、時間制約があるもとで各種調整・作業を手際良くこなすことは大変ですが、仕事の成果が、職員に目に見える形で影響することから、その分、遣り甲斐も大きいです。

また、仕事の性質上、内外関係者を含め、人との接点が多いため、仕事を円滑に進めるうえでもっとも大事なことは「人とのつながり」であると日頃から感じています。振り返ってみると、私が日本銀行に入行したのも、就職活動で採用面接の面接官が真摯に向き合ってくれたこと、その面接官の魅力が決め手でした。職員一人ひとりが輝ける職場作りに貢献しながら、私自身も、より魅力的な日本銀行員になれるよう、これからも自己研鑽を積んでいきたいと思います。

1998年4月業務局入行 国債証券課 証券管理グループ
2003年7月業務局総務課 企画グループ
2006年7月業務局 総務担当
2010年10月 業務局総務課 総務グループ
2012年7月業務局総務課 総合企画グループ
2012年9月金融機構局金融高度化センター 企画グループ
2019年9月総務人事局総務課 ダイバーシティ推進グループ
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