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太田光は本当に「旧統一教会」の擁護者なのか 著書で明かしていた“真意”とは
2022/10/23 11:30

「サンデージャポン」(TBS系)での世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる発言で、毎回大炎上している爆笑問題の太田光。ネットでは「#太田光をテレビに出すな!」がトレンド入りすることもあった。太田は本当に旧統一教会の擁護者なのか。その発言の真意とは。今年9月に発売された著書『芸人人語 コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編』(朝日新聞出版)の「あとがき」では、旧統一教会に多くの紙幅を割いて言及している。期間限定で特別配信する。
* * *
現在は二〇二二年、八月初めだ。
この本は「一冊の本」という雑誌に連載している「芸人人語」をまとめた第二弾だ。
最初の本の「あとがき」を見ると「二〇二〇年もあと一カ月と少しで終わろうとしている」とあり、その年に起きた様々な出来事が書いてある。
新型コロナウイルスのパンデミックが起き、世界中が混乱したこと。
東京オリンピック・パラリンピックが一年延期になったこと。
志村けんさんが新型コロナに感染し、亡くなったこと。
漫才を無観客でやる羽目になったこと。相棒の田中が、家族でコロナに感染したこと。
安倍晋三首相が辞任し、菅義偉氏が首相になったこと。
私が「週刊新潮」との裁判で、法廷で悪ふざけして世間のひんしゅくを買ったこと。
それら、様々な「不安」や「心配ごと」を振り返る文章の冒頭で私はこう書いている。
「おそらく皆、二〇二〇年のことは一生忘れないだろう」
わざわざこんな風に書くということは、この時私は「二〇二〇年は『不安や心配ごと』が、幾つも重なって起きた『滅多にない』『異常』で『特殊な』一年だった」という意識だったんだろう。
二〇二一年初め、田中が脳梗塞で倒れた。
東京オリンピックは無観客で開催されたが、その前後で数え切れないほどのトラブルがあった。
菅首相は辞任。岸田文雄氏が首相に就任した。
私は秋の衆議院選挙特番のMCをして、再び世間の大ひんしゅくを買った。
二〇二二年、ロシアがウクライナに侵攻し、世界は分断され、混乱に陥り、誰も解決策を見つけられていない。
芸人人語 コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編
太田 光
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