生月中殺は、月支が中殺されているので、家系や社会の場所が中殺を受けていることになります。人間関係では子供や兄弟姉妹が中殺を受けていることになります。子供や兄弟が頼りにならないか、頼ることが難しくなります。したがって子供が自立しやすく、親離れがしやすくなります。生月中殺の人が、子供に頼るとか、子供との共同生活を夢見ることは難しいことになり、夢が無残にも崩されることになります。子供と距離を置いて、子供の世界に足を踏み入れないようにすることが、自分も子供も良く生きられることになります。生月中殺の男性は、社会の人達との協調の難しさが表面に出ます。社会において、出世や名声を求めずに自然のままの生き方ができれば、対人関係の難しさを超越することができ、それなりの成功を収めることができます。また成功できなかったとしても、不満な人生とはなりません。生月中殺の女性は、夫との協調が難しくなります。夫が家に寄り付かなくなるとか、夫が他の女性と問題を起こすとかの現象が出ます。男性の場合も妻の人生に同じような影響を与えます。これは生月中殺の人が、不自然融合の状態の家庭生活を営まなければならないからです。そのため家庭に問題が出やすいのです。生月中殺者同士の結婚は相性が良いことになり、結婚を持続させることができます。生月中殺は社会と時代を中殺しますので、社会に背を向け時代に迎合しにくいです。社会のしきたりを無視するとか、時代の流れに逆らったりします。だから社会通念や時代感覚に束縛されない生き方をしようとします。そのため、滅びゆく伝統を守ろうとするとか、文明社会から脱皮して原始生活を試みるとか、考古学の世界に入ろうとしたりします。そのようなことが、古代感覚を近代の中で生かせる才能になります。生月中殺は、魅力や未来に異常現象を出します。さりげない態度の中に、素晴らしい魅力を出します。未来に対しては良かろうが悪かろうが、予想をはるかに超えた結果を見せます。良い結果や素晴らしい魅力となるためには、精神性の向上が必要です。