個人ニンマリ、円買い介入で利益 円安修正効果減殺も
編集委員 清水功哉
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政府・日銀が21日のニューヨーク市場の取引時間帯に円買い・ドル売りの為替市場介入に踏み切った。円相場の急落防止が狙いで、9月22日に続く追加的な行動だ。一時1㌦=151円90銭台に下落し、32年ぶりの安値を更新していた円相場は、介入を受けいったん144円台まで急上昇した。
この円急騰にニンマリしたのが外国為替証拠金取引(FX)を手掛ける個人投資家(通称、ミセス・ワタナベ)。利益を手にしたとみられ...
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