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海自遠洋練習航海部隊
米アラスカの山々 夕日に映える船体
(2017年9月26日)
2017年10月25日更新
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水墨画を思わせる米アラスカ州の険しい山々を背景に、船体を夕日でオレンジ色に染め、同州のアンカレッジに向かう海自遠洋練習航海部隊の護衛艦「はるさめ」。(9月26日、練習艦「かしま」から撮影)
アンカレッジ寄港中、実習幹部たちはキーナイ・フィヨルド国立公園を訪れ、巨大な氷河を研修したほか、ラッコやハクトウワシなどさまざまな野生動物も見学。夜には空に現れた幻想的なオーロラに見入った。
防衛関連ニュース
海自遠洋練習航海部隊 所感文
マンサニージョ~バンクーバー~アンカレッジ
2017年10月25日更新
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約500年前に建造された大聖堂など歴史的な街並みを研修する実習幹部(9月5日、メキシコのコリマ市で)
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入港歓迎行事に出席した実習幹部ら(左)=9月16日、カナダのノース・バンクーバー市で
・・・他
北・中・南米を巡航中の海自の遠洋練習航海部隊(練習艦「かしま」、護衛艦「はるさめ」で編成、指揮官・眞鍋浩司練習艦隊司令官)は10月14日、ロシアのウラジオストクに入港した。これに先立ち、部隊はメキシコのマンサニージョから北上し、カナダのバンクーバーと米アラスカ州のアンカレッジに寄港。以下は同地を訪問した実習幹部の所感文。
マンサニージョ
対外関係や地理的特性学ぶ 福島 翔太 3海尉
今回の遠航でメキシコへの入港は2回目となる。再びメキシコの地を踏むことができて懐かしく感じた。
停泊中、メキシコ海軍の施設を見学した。同軍の海洋研究所では、海自も行う気象予報や海水温調査だけでなく、日本であれば他機関が行うような水質や生態系といった海洋調査を幅広く実施している。
捜索救難隊も見学した。海自も災害派遣という形で海難救助を行うが、メキシコ海軍は日常的に海難救助に従事している。
「メキシコ海軍の最大の課題は麻薬の取り締まりといった海上の治安維持である」と前回寄港したチアパスで説明を受けたが、今回の研修内容と合わせて考えると、メキシコ海軍は日本の海上保安庁に近い性質を併せ持った軍であると言える。
遠航では必ず寄港地の海軍との交流があるが、その国の対外関係や地理的特性が海軍の任務に如実に表れており、非常に興味深い。今後も訪問国の海軍について知識を深めていきたい。
海外貿易の中心地マンサニージョ 関川 誠 3海尉
豪華客船の寄港地として利用されているチアパスに対して、マンサニージョは海外貿易の中心地として利用され、非常に発展している印象を受けた。
寄港中は毎日雨で、昼間は天気が良くても夕方頃から急に悪化することが多かった。雨が非常に強い時は一面が水没し、道路を横断できないほどで、熱帯地域の雨季を体験できた。
だが、傘をさしている地元の人は少数で、スーパーマーケットのウォルマートに折り畳み傘が数本売ってある程度であったことも印象に残った。
料理店はファストフードと肉料理が主で、お酒はメキシコのビールやテキーラ。係留地付近の岸壁には、巨大なカジキマグロのモニュメントが建っていたが、・・・
防衛関連ニュース
UH60で夜間飛行訓練の4隊員、行方不明に
部品発見、懸命の捜索続く
(2017年10月17日~)
2017年10月25日更新
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浜松沖で行方不明になった空自UH60J救難ヘリの同型機
10月17日午後6時2分ごろ、静岡県の空自浜松基地の南方約30キロの太平洋上で飛行訓練を行っていた浜松救難隊所属のUH60J救難ヘリ(4596号機、乗員4人)がレーダー航跡から消え、消息を絶った。直後から自衛隊の航空機や艦艇などが捜索活動を行っているが、同23日現在、乗員4人は発見されていない。
4596号機に搭乗していたのは機長の花房明寛3佐(42)、副操縦士の杉本英昭3佐(46)、機上整備員の吉田貴信2曹(40)、救難員の井上雅文3曹(32)。レーダーから同機の機影が消えたのを受け、同日午後6時39分ごろ、浜松救難隊のU125A救難捜索機などが現場に急行し、機影の消えた海域の捜索に着手した。
その後、海自艦艇、海上保安庁の巡視船艇、民間船舶なども加わり、・・・
防衛関連ニュース
防災の日 地本、各機関と連携強化
大規模災害に対処万全 神奈川 千葉 山形 静岡
2017年10月25日更新
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「ビッグレスキューかながわ」で救出救助訓練を行う即応予備自隊員(9月1日、小田原市で)
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山形地本がオブザーバー参加した総合防災訓練で救出活動を行う20普連の隊員たち(左奥)=9月3日、山形県酒田市で
全国の地本は9月1日の「防災の日」前後に各地で一斉に行われた防災訓練に参加した。神奈川地本はこの訓練の機会を利用し、来場者に防衛省の「予備自衛官制度」を積極的に広報。一方、千葉地本は震災に備えた独自訓練を実施し、大規模災害への対処に万全を期した。
ビッグレスキューかながわ 予備自制度をPR
来場者や防災関係者も興味 神奈川地本
【神奈川】地本は9月1日、小田原市内で行われた防災訓練「ビッグレスキューかながわ」に参加した予備自隊員を支援するとともに、防災関係者に各種予備自衛官制度を広報した。
同訓練は9都県市(東京都、神奈川、千葉、埼玉各県、横浜、川崎、千葉、さいたま、相模原各市)合同防災訓練のうち、神奈川県が主催した総合訓練。
当日は安倍首相をはじめ・・・
地本が独自に防災訓練実施 千葉地本
【千葉】地本は9月1日、平成29年度災害対処訓練を独自に実施した。
当日は「浦安市沖を震源地とする震度6強の地震が午前8時45分に発生した」との想定で訓練を開始。直ちに指揮所を開設し、県庁にLO(連絡幹部)を派遣した。
その後、指揮所での各種情報の集約、県庁派遣LOとの連絡調整、さらに予備自の緊急招集に関わる・・・
M7.8の地震を想定 県・酒田市にオブザーバー参加 山形地本
【山形】地本は9月3日に酒田市で行われた「山形県・酒田市合同総合防災訓練」にオブザーバー参加した。
当日は「M7.8の大地震が発生、津波も襲来した」との想定で訓練を開始。情報収集、土砂災害救助、ドクターヘリによる・・・
静岡県総合防災訓練に参加 災害応急対策を検証 静岡地本
【静岡】地本は8月31、9月3の両日、「静岡県総合防災訓練」に参加した。
訓練は南海トラフ巨大地震などが発生した場合を想定。地域防災計画に基づき、災害応急対策の検証とその理解・習熟を図り、国や自治体、防災関係機関との連携を強化した。
県庁別館で実施された本部運営訓練では、・・・
防衛関連ニュース
自衛隊札幌病院で42期生戴帽式
25人が新たな一歩「何事にも動じない心磨け」
(2017年9月28日)
2017年10月25日更新
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札幌病院の准看護学生「戴帽式」で茂田教官(右)からナースキャップを授かる学生(9月28日、札幌病院で)
【札幌病院=真駒内】自衛隊札幌病院は9月28日、第42期准看護学生の戴帽式を行った。
式には、近藤伸彦北方医務官をはじめ、内村直樹同人事課長、沖本茂北方衛生隊長など多数の関係者が臨席。厳粛な雰囲気の中、茂田照子看護教官が真新しい看護衣に身を包んだ25人(男子14人、女子11人)一人一人にナースキャップを授けた。その後、永光祐太学生長の指揮のもと全員で「衛生科精神」を唱和した。
上部泰秀病院長は学生に対し、「人との関わりに温かい思いやりを持って臨み、野戦においても・・・
防衛関連ニュース
猿島で清掃活動 海自電子情報隊
(2017年9月26日)
2017年10月25日更新
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【電子情報隊=船越】電子情報支援隊は9月26日、東京湾唯一の自然島「猿島」(神奈川県横須賀市)で清掃活動を行った=写真。
当日は横須賀警備隊の支援で司令の大久保勝司1佐以下隊員33人が猿島に渡り、桟橋付近の浜辺と島内の遊歩道を清掃。併せて、史跡を巡る野外訓育を実施し、参加者は東京湾と横須賀の防備に当たった先人に思いをはせた。
猿島は、・・・