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【総合職】曽根 泰平

【総合職】曽根 泰平

金融市場局総務課市場分析グループ

2019年4月決済機構局入行
2020年1月鹿児島支店
2021年4月金融市場局
#工学部#国際会議#金融市場分析

学生時代は、工学部および工学系研究科に所属し、金融システムの安定性や効率性に対する金融規制の影響について、シミュレーションを用いた研究を行っていました。この間、この種の研究では、往々にしてモデルの妥当性が結果を解釈する上での争点となるものの、アカデミアに身を置く身分では実データを入手することが困難で、こうした課題を明快に解決する手段があまりない点に歯痒さを覚えていました。こうした中、同研究について日本銀行の職員から助言を頂く機会があり、長年の実証研究の経験に基づく深い知見と温和な人柄に触れたことを受けて、自分も日本銀行で金融システムの実態に迫り、そこで得た知識や経験を研究に活かしたいという思いを抱いたことから、当行を志望しました。

現在は、主に①国際会議への参加に向けた対応、②金融市場取引データを用いた分析業務に従事しています。①では、各国中銀や金融監督機関の参加する会合において、日本銀行として、直近の国内経済・金融情勢の情報を共有したり、各国間の協調を要する政策対応についての意見を表明したりするため、事前の資料作成、当日の設営、事後の議事録作成等を行っています。②では、市中金融機関から金融庁を介して受領した店頭デリバティブ取引データを基に、資産クラスごとの市場構造や取引動向を分析し、将来的なモニタリング指標の開発に向けて研究を進めています。いずれの業務も、金融システムの安定化に資するものであるという重要性を噛み締めながら、上司や同僚、外部研究者との活発な議論と綿密な連携の下、遂行しています。

9:00出勤、メールチェック。
9:30社内Skypeで前日の市況報告を聴講。
10:30外部研究者と先行研究のレビュー。
12:30昼食
14:00外部研究者に分析の進捗報告。
17:00社内Skypeで当日の市況報告を聴講。
18:00国際会議(オンライン形式)の準備。
19:00夕食
21:00国際会議の無事開始を見届けて退勤、片付けは翌日に行う。
2019年4月決済機構局入行
2020年1月鹿児島支店
2021年4月金融市場局
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