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【総合職】松瀬 澪奈

【総合職】松瀬 澪奈

青森支店総務課

2020年4月調査統計局入行
2021年1月青森支店
#国際経済学#マクロモデル#産業調査

大学では、国際経済学を専攻し、マクロモデルを用いて日本とアメリカの自然利子率を推計し、自然利子率を上げるために有効な政策を検討する研究を行っていました。大学での学びを通じて、金融は、最も大きな社会インフラの1つとして、多くの人々の生活を支えていることを知るとともに、将来は理論と実務の両面から金融システムの一翼を担える仕事につきたいと考え、日本銀行に入行しました。

現在は、青森支店の産業調査担当として、公共投資・設備投資・生産・雇用の4つのコンポーネントを受け持ち、企業や各機関の方へのヒアリングや各種統計分析を行い、県内の景気判断に繋げる仕事をしています。入行前は「日銀は統計の数字ばかりを見ている」というイメージを持っていましたが、実際には、企業の生の声が非常に大切にされていることに驚きました。日々の業務では、電話ヒアリングを通じて最新の動向を伺うほか、最近では、感染状況が落ち着くもとで、対面での面談や工場見学など、現地に伺う機会も増えており、ほとんど自席にいない日も珍しくない程です。

入行して日が浅いながらも一人の日本銀行員として企業の管理職の方と面談しなければならないことに、最初は不安ばかりでした。しかし、お忙しい中、直近の動向について懇切丁寧に教えてくださる企業の方々と接するうちに、次第に「自分の担当については支店の誰よりも詳しくなりたい!」との気持ちが強くなり、主体的に産業調査に臨めるようになっていきました。

そして、自らが取りまとめた情報や分析が、記者会見や公表資料を通じて対外的に発信され、地域経済に還元されることが、今の仕事の大きな魅力です。世界的な感染症拡大等により、県内の経済情勢が目まぐるしく変わる中で、多くのミクロ情報を通じて足もとの動向を的確に掴むことは非常に難しいですが、調査の経験が豊富な上司達と議論を重ね、考察を深めていく過程には、楽しさを感じています。

8:50出勤 新聞に目を通し、その日のニュースを確認。
9:30外出 青森市内の企業を訪問しヒアリング。
11:00帰店 面談で聞かれた話を上司に報告。
11:30昼食
12:30レポートの執筆 午前の面談内容をレポートにまとめる。
15:30分析 公表された統計を多面的に分析し経済動向を掴む。
17:20退勤 大好きな煮干しラーメン巡り。
2020年4月調査統計局入行
2021年1月青森支店
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