飲酒運転で交通事故を起こしたとして、三重県教委は17日、県立久居高の男性教諭(40)を懲戒免職処分とした。また、部活動や授業で生徒に体罰をしたとして、桑員地区の県立高の男性教諭(59)を戒告の懲戒処分、県立高の30代講師と県立特別支援学校の60代教諭を文書訓告とした。
県教委によると、久居高の男性教諭は7月12日午前4時ごろまで自宅や自家用車内で梅酒などを飲んだ後、同8時ごろから自家用車を運転。その後も駐車中の車内で缶チューハイを飲んだ後に運転した。
同日午後3時ごろ、松阪市舞出町の中勢バイパスでガードパイプに接触する事故を起こしたことをきっかけに発覚。松阪署に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発され、男性教諭が同日中に校長に申し出た。
男性教諭は県教委の聞き取りに「配偶者と口論になり、いらだちを抑えるために飲酒をした。職場に向かおうとした」などと説明。「自分がしたことを重く受け止め、申し訳なく思う」と話しているという。
桑員地区の県立高教諭は昨年12月下旬から今年6月中旬にかけて、バスケットボール部の女子生徒4人に対し、すねを蹴ったり、頭部をたたいたりした。部員らを約1時間にわたって立たせたりもした。
これにより、約10人の部員が1カ月ほど部活動の練習に参加できない状態が続いたという。教諭は「当時は指導のつもりだったが、生徒や保護者らを心身共に傷つけ、心から反省している」と話している。
また、このバスケットボール部では30代講師も昨年12月、女子生徒1人のビブスをつかみながら指で鎖骨辺りを押した。今年4月から5月にかけて、別の女子生徒1人に対して足を蹴ったりした。
特別支援学校の教諭は7月4日、授業中に高等部の男子生徒の頬を手のひらでたたいた。生徒への体罰に関するアンケートで発覚。教諭は「話しているのを注意しようとした。大変申し訳ない」と話している。
県教委教職員課は「直ちに教職員に今回の事案を周知し、問題点や対応策を話し合うための資料を提供する。各学校のコンプライアンス・ミーティングで話し合われた内容を県教委に報告させる」とした。
「飲酒運転は見つからなければ済むのではないか、体罰は指導の一環という誤った認識の下で行われた」と説明。「ミーティングを通じて教職員による認識の違いをなくし、再発防止につなげる」とした。














