京都中央信用金庫、江坂支店を開設 大阪北部を開拓
京都中央信用金庫は4日、大阪府吹田市に江坂支店を開店した。法人や個人事業主への事業性融資に特化した店舗で、吹田市のほか、同府内の豊中市や箕面市を営業範囲とする。大阪府内の店舗は8店舗目。白波瀬誠理事長は「経済規模の大きな大阪には我々のサービス拡大の余地がある」と話した。
江坂支店には10人が所属する。同支店の周辺では、不動産やサービス、製造業など幅広い顧客が見込めるという。支店長を務める小川太郎氏は「京都で培ったサービスは大阪でも評価されている。業容拡大に取り組む」と話した。
京都中央信金は6月、吹田市や門真市など大阪府内7自治体での営業認可を金融庁から受けていた。今後は門真市や守口市などの大阪府東部への進出に加え、将来的には大阪市内への出店も目指すという。京都市内では近接する店舗の統合を進める一方で、京都府外での事業拡大を進める。
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