金田

何かの形に凝り固まるのではなくて、時代や社会の空気を敏感に感じ取って、ある種、波に乗るような感覚でビジネスを創造していきたい。でも、もちろん、いきなり大きな波に乗るわけではなくて、小さなステップを少しずつ積み上げながら力を蓄えて存在感を増していきたい。

勝俣

あくまでも知的探究心で、「新しい仕組み」を創造する、ということにこだわりをもっています。
既存事業領域のクオリティ追求や仕事におけるインパクトにはとことんこだわり、積み上げながら事業としてなりたたせていく。
だけど、既存事業領域だけにフォーカスする強いこだわりはなくて、社会の流れの変化の中でニーズを見つけたら、自分たちを変化させ、次の事業機会を仕掛けていく。
要は、可能性を限定しないということ。

本質を思考する文化。
失敗も、事業を生み出す土台の一つ。

金田

「失敗を許容する」という言葉はよく聞くけど、一般的に失敗に対して “本来は良くないもの”という但し書きみたいなものがあるから、それを許容する。という考え方になってしまうのだと思っていて。
でも僕たちは、予想と違うことが起きたときにも、「なぜそんなことが起こるんだろう」という知的興味が湧く。

勝俣

許容するかしないか、ということでなくて、起きていることの本質はどこにあるのか、ひも解いていった先の見えていなかった素材を発見し、別の方法論を模索していくためのチャンスとしてつかみにいきますね。

金田

僕はよく、この会社のことを「公園の砂場」と例えていて。仮に、幼い子どもが砂場で城をつくっていて壊れてしまったとしても、子どもはそれを失敗とは思っていなくて、むしろできていく過程を楽しんでいると思う。僕たちもそれと似ていて。仮に自分が望むものとは違う結果が生まれたとしても、そこから何かを発見したり、解を見い出していく、そのプロセス自体が大切だと思うんだ。

勝俣

そもそも、ぼくたちは失敗という捉え方をしていなくて、発見と捉えどう次に繋げていくのか、に思考が向きますね。

金田

過程で起きる変化に、よいも悪いもなくて。あ、こんなことが起こるんだ、面白な。って。そこに共感してくれてるメンバーだからこそ、一緒に前に進めているんだと思う。

勝俣

インターンから新卒入社した４年目の社員が「アルゴリズムって、もう４年も続いてるじゃないですか！笑」と会話の中で出たことがとても印象に残っています。
この4年の間に起こった社会の変化やアルゴリズムに起こった出来事を客観的に捉え、順応している彼女だからこその言葉でしたね。

金田

安定を絶対視しないから、世の中の変化を感じ取れる。
社会の課題に関心を持ち、柔軟に対応できる人と出会うことで、アルゴリズムはまだまだ変わっていくはずです。

勝俣

こんな価値観に共感してくれる方であれば、アルゴリズムは他の会社にはない最高の場所になると思います。そういう人と一緒に組織にもっと面白い化学反応を生み出していきたいですね。