Emi E. Nakayama

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Emi E. Nakayama
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呟きは所属組織等とは関係ない、個人の意見です。
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ADE antibody dependent enhancementという言葉を見るようになりましたが、ADEにも何種類か違う機序があるのをご存知でしょうか? 我々はデング熱の重症化要因の探索の中でADEについて研究していました。これからの連続ツイートでSARS-CoV-2で考えられる3種類のADE (1/N)
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コロナ禍当初の2020年に日本の川崎病が減ったという研究 元々川崎病は感染症に罹ることと関連があるだろうと考えられていた コロナ禍当初は子どものさまざまな感染症が減り、やはりそういったこと川崎病の減少に関連がありそう 今また川崎病はよく見られるようになってきたので、今後の変化に注目
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JAMA Pediatrics
@JAMAPediatrics
Using data from the recent nationwide survey in Japan, this study found that the number of patients with #KawasakiDisease decreased by approximately one-third across Japan in 2020 compared with previous years. ja.ma/3gbXrf1 #Research
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勘違いしたところから、始まっていると私は思います。 その分野の常識を知らずに、突如として英語を翻訳しては、解釈を間違うことになる。特に、authorが書いてないことを図から勝手に主張するのは、相当にその分野に精通してないと危ないと思います。
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接種の重要性を説いている論文。 なぜ、ワクチン接種で免疫抑制って説が出てきたか?を考察すると、歴史的にシュードウリジン修飾をカリコ博士が開発する以前のmRNAワクチンのTLR反応が強すぎて使えなかった時代を知らない人が、その「強すぎる反応を抑制するために」ってところを、通常以下に抑制と
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3つ目の論文のconclusionは、Our data support the need for 2nd dose of vaccine to induce strong SARS-CoV-2 CD8 T-cell specific response and generation of memory subsets of CD4+ and CD8+ T cells. Regulatory lymphocytes appear to play a role in the magnitude of response.と、2回目
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そもそも2つ目の論文のタイトルは「Induction of High Levels of Specific Humoral and Cellular Responses to SARS-CoV-2 After the Administration of Covid-19 mRNA Vaccines Requires Several Days」抗体が十分に誘導されるのに2週間ぐらいかかりますって論文ですし。
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以上3本の論文から言えることは、ワクチンによる効果や発熱等の副反応が人によって差があるように、免疫反応にも個人差があり、強い免疫反応を鎮めて通常に戻す反応(IL-10の産生やTregの増加)は見られて当然であるが、それは「通常以下への免疫抑制をひきおこす」ようなレベルではないということ。
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今回は「差のある図」を実際に見ていただきましょう。R848はTLR7/8のリガンド、縦軸TNFの分泌が2回目の接種後に下がる(接種前との比較で1以下)と言うのですが、せいぜい下がっても半分。個人差(点の縦方向のばらつき)の方が実は大きくはありませんか?(免疫の個人差というのは、とても大きい)
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以下、「ワクチン接種によって免疫抑制になる」と主張する人たちが取り上げている3つの論文をcriticalに読んでみます。論文紹介ツイートのように全ての図表に触れることはなく、ポイントだけを取り上げます。1つ目は以前も取り上げ「差のない図も多い」と指摘したpreprint
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Emi E. Nakayama
@EmiNakayama7
Replying to @yfuruse
二年経っても査読が通らないプレプリントを選択。そして、例えば、SARS-CoV-2やpoly I:Cに対する反応、Tインフルエンザ(TLR9)や大腸菌のLPS(TLR4)に対する反応など、どれも違わないってデータなのに「免疫抑制」って言っちゃう。これは英語は読めて論文は読めない人の典型です medrxiv.org/content/10.110
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最初に言いたいのは、論文に対するツッコミはauthorに対する攻撃ではないということです。例えば以下のNタンパク質の「量・濃度」へのコメントは極めて普通のツッコミです。私からは、血中濃度やBALでの濃度がどうであれ、肺胞内で感染細胞の真横にいるマクロファージが
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新田 剛 Takeshi Nitta
@takenitta
Sci Rep 2022論文の結果は、たくさんある重症化機序のひとつだと思います。とはいえ実験結果の記述・報告としては価値があります。 もし私が査読者なら、上記のNタンパク濃度を記述することを要求し、その結果如何に関わらずacceptします。 (Sci Repの投稿規定では新規性や社会的意義などは不問です)
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論文は「紹介するに足る論文」を探すところが実は難儀なのですと、以前、呟きました。今回は、論文をcriticalに読むとは?をテーマに幾つかの論文をご紹介します。
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Emi E. Nakayama
@EmiNakayama7
Replying to @yfuruse
医学系研究科の博士課程ってのは論文を書くよりも前に「読む」訓練、「読む」に価する論文を選ぶところから教育は始まるのです。DeepLやGoogle先生が論文を読めるとは言わないのです。COVID禍で基礎の実験をしたこともない素人さんが英語は読める=論文読めると錯覚したのは問題だなぁって思います。
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そういえば徳島の阿波踊りの際のコロナクラスター発生に関連して岸和田のだんじり祭りの時はどうだったのか僕に質問された方がおられましたが、現地の方の証言で「めちゃめちゃ感染者が増えました」という証言を頂きました。報告は以上です。
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「95%CI は p > 0.05 を超える推定値の集合」という定義だけの話でここまでこじれることができれば、ある意味で学問の探求なのかもしれない。その場合の学問は数学や統計学ではなく哲学ですが。
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澤氏でなく津川先生の「意味が分からない」へのファボ画像と、「釣り針がおいしそうだった」と「このどこかで誤解があるか~統計的な解釈のしかた(立場)の問題」の痛烈な皮肉に気付かず 「この先生の言ってる事は全て正しいです」は流石に素人文系でも共感性羞恥🔥twitter.com/ykfrs1217/stat
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Yuki FURUSE 古瀬祐気
@ykfrs1217
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主張は置いておいて、やり取りのしかたも置いておいて、検定とか信頼区間のイロハについてはいい題材だなと思いました。自分なりに、どこでつっかかっているのか考えてみました ① 検定とは、(帰無)仮説の評価である ② 信頼区間を求めることで検定につながる。求めることは検定ではない 1/6 twitter.com/blanc0981/stat…
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ここで述べられている実験では、たった9時間の時間差を置くことで別のウイルスを効率よく感染させることができたとのことです。これを見ると、ウイルス干渉という実社会では不確実なものに期待するよりは不織布マスクの着用、換気の励行等の感染対策を今後も継続する方が良さそうです。また、(2/3)
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同じ学級内で、陽性の生徒と一緒に喋りながら昼食を取った生徒は感染したが、お互いマスク着用で隣の席で6時間授業を受けていた生徒は感染しなかった例、宿泊行事で同室に宿泊した生徒にだけ感染した例を見たので、私としてはマスクの効果を疑うことはできません。その一方で、(1/3)
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Emi E. Nakayama
@EmiNakayama7
「インフル激減の理由はウイルス干渉であり、感染対策とは全く関係ない。」と言う人がいますが、私はインフルとコロナのツインデミックは感染対策を怠れば十分にあり、一方で、感染対策によって新型コロナのみインフル無しに抑え込むことは可能だと考えます。 以下、実験ウイルス学者としての私見(1/N
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IFN応答による防御効果が2週間も3週間も続くのならば、そんなことはないはずです。と考えれば、日本で2年にわたってインフルエンザの流行が遮断されたのは、紛れもなくマスクの装着・換気の励行・早めの学級閉鎖などの感染対策にあると私は考えます。どこかでマスクを外そうキャンペーンをしてますが
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異なります。南半球では今年はインフルエンザとCOVIDのツインデミックがありました。また、COVIDは最短で3週間後に再感染します。一般的に小児科医や母親は知ってることですが、子供はinnate immunity (IFN応答)が強いにも関わらず、大人よりもずっと頻繁に風邪を引くわけです。もしも、(5/N)
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ワクシニアウイルスはI型IFNに強く、センダイウイルスは弱い特性があったからで、ワクシニアウイルスが誘導するIFNによってセンダイウイルスの方が抑制されてしまうことにありました。ですから、in vitroでは、確かにウイルス干渉はあります。一方で、in vivo,つまり人への感染及び集団の流行では話が
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CD4をワクシニアべクターで、CCR5をセンダイ(インフルに似ている)ウイルスベクター導入しようとしても、2つを同時に感染させるとCCR5の発現が弱い。実験手法として確立したのは、先にセンダイウイルスを感染させ9時間後にワクシニアウイルスを感染させる、時間差感染にしたのは、(3/N)
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