「アイドルタイムプリパラ」第35話「未知とのミーチル」の感想です。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
ある日、にのは、みちるに対して謝ります。
というのは、先日、ガァララがいる時計塔に行こうとした時に、みちるの夢が見つからなかったため。ガァララが言うには、みちるには夢がないとの事ですが。
「ファララさんは、強い夢を持つ仲間とチームを、って言ってたのに・・・。私・・・、食べられる夢もないなんて・・・。」

それでも、ゆい達は、今は夢がなくてもこれから作ればいいとか、パックに襲われる前には夢があったかもしれないと、励まします。
そう言われたみちるは、5歳の時の事を思い出しました。と言っても、夢を見ていた女の子達をただ見ていただけというものですが。
もしかしたら、もっと小さい頃はあったのかも? そこで・・・、

催眠術で思い出させる事に。
少しして、効果が出ました。まあ、ゆいに対してでしたが。

催眠術にかかってもそんなに変わってないような。ゆいにとっての普通は、私達にとって異常って事ですね。やっぱ、ユメ残念な子だわ。(笑)
次は、アルバムで確かめてみる事に。
「これ、憶えてます。お気に入りのノートに、しょう油をこぼした時の写真・・・。」

「これは、カマキリに威嚇された時の写真・・・。」

「これは、クリスマスプレゼントが間違いで、雑巾だった時の・・・。」
「昔から、不幸体質だったっすね・・・。」

「あと、これは・・・。」
「もういいんじゃないかな、アルバムは・・・。」

ロクな写真がねぇ(笑)。っていうか、誰だよ。こんな写真撮りまくったヤツは。軽くイジメ入ってると思うぞ。
「もう、やめます・・・。少しも思い出せる気がしません・・・。きっと、小さい頃からずっと私には夢がなかったんです・・・。」

「だから、もう、私の事は諦めて下さい・・・。」

そう言うみちるに対して、にのは、そんな事言うなと反論。自分も夢を取り戻したら、前よりも心が強くなったような気がしたのだから、みちるもそうなれるとフォローします。
しかし・・・、
「私、そんなに強くなれません・・・。私じゃなくてもいいじゃないですか・・・。」

「どうして、私なんですか・・・? チームを組むなら、もっと適任の方がいると思います・・・。私じゃ・・・、私じゃ無理なんです・・・!」

「もうほっといて下さい!」

その後、みちるは、人気のない所で、ミーチルとの交換日誌を読んでいました。
「無理です・・・。ミーチルはこんなに強いのに、私はヘタレで・・・。」

前に書いた「あなたは誰?」という問いには・・・、

「もう、私に構わないで・・・。」

その直後、みちるは、あろまとみかんから声をかけられました。
2人ともライブをしにプリパラに行こうとしているところ。2人は、みちるを強制的にプリパラに連れて行きました。
いつも通り、プリパラに入れば、気の弱いみちるは、気丈なミーチルに。
あろま達がみちるをプリパラに来させたのは理由があります。それは、プリパラ内での気丈な性格になれば、夢を思い出すと思ったからです。
ミーチルは相変わらず、プー大陸の浮上と故郷への帰還を願っています。もちろん、それは、あろまの期待していた答えではありません。
しかし、ミーチルは、みちるの夢はプー大陸にかかっていると主張します。
「実は・・・、だな・・・。」

「プー大陸など我のでっち上げである! 存在せぬのである!」

まあ、そうだよな。そんなのよりも、「アイドルタイムプリパラの感想は書かない」と書いた事の方が、よっぽど信憑性が高いんじゃないかと思います。(笑 & アレは4月バカのノリです)
「そんな事、とうの昔に知っておる。」

「わらわは、みちるの夢のありかも知っておる。そなた達、みちるは弱いと言ったな。みちるは強いぞよ。」

「そなた達は、みちるの強さを知らぬだけじゃ。」

それを聞いたパックは、調べてみる事に。
その夜、ゆいは、みちるの事が気になって、眠れませんでした。
「みちるさんの夢、本当にないのかな?」
「どうかな・・・。」

「でも、なかったらなかったで、いいかも。」

「え?」
「だって、みちるさんの事、今のままでも好きだもん! 好きってだけでいい! もう無理させるのやめよう!」
「らぁら・・・。」

「『み~んな友達! み~んなアイドル!』だよ! かしこまっ!」

「ゆめかわ! らぁら、ユメありがとう! やっぱり、らぁらは神アイドルだよ!」

そうなると、チームはどうするのか? そうゆいが切り出した直後、これですが。

なんて、のんきな子なんだ。まあ、「ギャグアニメ(一応、女児向け)」なら、これが平常運転ですね。(笑)
その頃、みちるの部屋には・・・、

その時、みちるの脳裏に・・・、

「たべちゃダメー!」

「食べちゃダメ!」

パックはジュエルを見つけられず、消えました。
その直後、にのが、みちるを心配して部屋にやって来ました。にのは、みちるが無事と知って安心します。
「にのは、みちる先輩の事、ほっとけないっす。チームとか夢とか、もういいっすから!」


~ Bパート ~
翌朝、ゆい達はみちるに、チームの事はどうあれ、皆でプリパラで楽しく遊ぼうと切り出しました。
少しして、プリズムストーンに来たゆい達。
しかし、みちるは、プリパラには行く気力がありませんでした。それに、ファララを助けるために、誰かとチームを組んでほしいとも言いました。
「もうミーチルには・・・、ならない・・・。」

「では、もう、プリチケもいらぬという事であるな?」


「あろま・・・、様・・・。」
「その不要となったプリチケ、我がいただこう!」

「さあ! さあ! さあ!」


「食べちゃダメ!」



「思い出した・・・。私も・・・、夢見てた・・・。」

「わたしは・・・、おおきくなったら、アイドルになるの!」

「そう・・・。誰よりも強くて華やかで気高い、お姫様みたいなアイドルに・・・。」

「そう・・・。あの夜・・・。あの夜まで、夢はあった・・・。」




「たべちゃダメー!」


「パク? 夢があったと思ったのにパク・・・。」

「夢・・・、どこパク・・・?」
「私に夢はありません・・・。私に夢はありません・・・。私に夢はありません・・・。」

「変な子パク・・・。」

パックはみちるから去りました。結果、夢を食べられずに済んだみちる。
しかし、翌日・・・、

夢中だったアイドルには、興味がなくなっていました。
「夢を右肩に隠した事を、ずっと忘れていたんだ・・・。」

「そして、私の前に現れたあろま様は、偶然にも私の右肩にミーチルがいると告げ、ステージに立つためのコーデのデザインをしてくれた・・・。」


「それから私は、プリパラでミーチルになった・・・。」

「全部・・・、繋がった!」

「ミーチル・・・。」

「やっと思い出したようじゃな。」

「わらわを守ってくれてありがとう。」

「私の夢は・・・、ミーチル・・・、あなただったのね・・・。」

「そなたがあの時、とっさに隠したおかげで、そなたの夢は・・・、このわらわは、パックに食べられずに済んだのじゃ! そなたが、わらわを守ったのじゃ!」

「ミーチル・・・。消えないでくれてありがとう・・・。私は強いアイドルに憧れたのよ・・・。」

「そなたは自らの夢を守るため、自らを深き海の底に沈めておったのじゃ。さあ、今こそ、プー大陸浮上の時!」




「できーる!」

このクスリやってそうな目のせいで、感動したらいいのか、爆笑したらいいいのか、よく分かんねぇ・・・。うん、これこそ、「ギャグアニメ(一応、女児向け)」らしい演出ですね!(笑)

で、1人だけマイペースに肉まん食うな。でも、このアニメなら普通だな、と安心している自分もいます。3年以上もプリパラシリーズを見続けた賜物ってやつですね。(笑)
「みちるさん・・・。」
「戻ってきたっすか?」

「私・・・、自分の夢、思い出しました!」
「ユメ本当に!?」

「ゆい。にの。やっぱり私、2人と・・・、一緒に・・・、チームが組みたい! それが、今の私の気持ちです!」


「あ・・・、嬉しいのゆめかわ!」
「その言葉、待ってたっす!」


「新しいチームの誕生だね!」

「ちょっと待て! 契約が残っているぞ! 勝手にチームを作るなど許さん!」

「契約は・・・、破棄します!」

ただ、あろまは、反感を持っている訳ではなく、喜んでいます。
「あともう1つ。こ、これから先も、ミーチルの名は使わせていただきます!」

「地獄の底まで呪うのである・・・。」




「ミーチル・・・。」

「古のプー大陸は浮上した・・・。これからは、新たなるプー大陸を探すのじゃ! できるできるできる!」


「ミーチル、どこも変わってないガァル?」

うーん・・・。もうちょっと成長しないとガァルルには、分からないんじゃないかな。まあ、ちょっとおかしい方向にもパワーアップしてると思うと、理解できない方が吉なのかもしれませんが。(笑)
そして、みちるはライブに。コーデは「ゆめサイリウムみちるコーデ」。

「夢の中でも夜更かししましょ。今宵、あなたに幽体離脱。」


曲は「GOスト♭コースター」。



メイキングドラマは「絶対的誘惑アーチマジック」。







「皆の者! 待たせたな! わらわとみちるは一心同体となったぞよ! これで、わらわは右肩上がりじゃ!」

「プー大陸が浮上した今、わらわは、ゆいとにのとチームを組む事にした!」

という事で、チーム結成式が始まります。


「何だか、自分達のチーム結成の時の事を思い出すね。」
「うん。ドキドキする・・・。」

「プロミス。友情を信じて!」

「リズム。刻んで!」

「パラダイス。求めて!」

『ライブする事を、ここに誓います!』

こうして、パパラ宿における最初のチームが結成。ライブ会場は大いに盛り上がりました。


さらに、来週に最後のアイドルタイムグランプリがある事が、めが姉ぇから告げられました。
それから少しして、プリパラを出ると、みちるは、右肩が軽くなったせいか、左肩が重く感じているようで。

また、あろまに対して低姿勢だったり、転びやすいのも、変わっていないようで。


今回は、これで終了です。
次回:「ユメ目合宿大ピンチ!」
チーム結成を果たしたのも束の間、第4回アイドルタイムグランプリの開催が目の前に迫っていました。
ゆい達は、チームの結束を強くさせようと、プリパラ内で特訓合宿を行う事に。しかし、個性が強過ぎるために衝突とすれ違いが絶えません。
ゆいの想像力も爆発し、ますます収拾がつかない事態に。果たして、グランプリまでに結束力を高められるのか?
次回予告直後の提供画像
【まとめ】
みちるが自分の夢を思い出し、ゆい、にの、みちるのチームが結成されました。
ああ、プー大陸って、そういう事ね。うん、やっぱ、みちるって頭おかしい子だわ。
今話の感想を簡単にまとめると、こうですね(笑)。夢に描いていたアイドル像と、今の自分を一心同体したものを「大陸」と、大きなスケールでいうあたりは、厨二病と思わなくもないですね。さすが、「ギャグアニメ(一応、女児向け)」なだけあります。(笑)
さて、今回は、みちるの過去の掘り下げと、夢を思い出した話。みちるの過去からは、プリパラチェンジ前の弱気な性格が納得だと感じました。
幼い頃に、あのようにパックに襲われては、トラウマになるでしょう。夢を持とうものなら、パックが襲ってきて、怖い目に遭う。そんな恐怖感が植えつけられたのだと思いますね。夢を右肩に忘れたと言っていましたが、恐怖感の刷り込みから、夢は持ってないと自然に感じるようになったのでしょう。
そして、夢を持たない → 未来志向にはならない → 自分の可能性を信じない、といった感じで、「無理」と多く言うようになったのかもしれませんね。夢を奪われる事はなかったものの、その代償は大きかったように思います。
そう考えると、今話のみちるは、夢を思い出した事よりも、未来志向になれた事が、意味合いとしては大きいと思いますね。
おとなしい性格は変わらず、今後も「無理無理無理・・・」と言う事はあると思いますが、自分の可能性にフタをする事はないでしょう。今や、ゆい、にのと一緒のチーム。2人と共に歩んで、自らの可能性を広げてほしいと思いますね。
さて、次回は、3人のチーム力を高める話。
チーム名が決まり、3人の曲、メイキングドラマが披露されるのでしょう。それらについては、ゲーム公式ホームページで明かされている通りのものになるのでしょうね。
ただ、大事なのは、過程。いくらチーム名とかが決まったとしても、適当な考えでは、結束力は上がらないですし、アイドルタイムグランプリで優勝する事なんざ、夢のまた夢でしょう。
第4回アイドルタイムグランプリまでの限られた時間の中で、ゆい、にの、みちるは、どんな努力をして、本番に臨むのか、しっかり見守っていきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。コメント、トラックバックは、こちらでお願いします。
~ Aパート ~
ある日、にのは、みちるに対して謝ります。
というのは、先日、ガァララがいる時計塔に行こうとした時に、みちるの夢が見つからなかったため。ガァララが言うには、みちるには夢がないとの事ですが。
「ファララさんは、強い夢を持つ仲間とチームを、って言ってたのに・・・。私・・・、食べられる夢もないなんて・・・。」
それでも、ゆい達は、今は夢がなくてもこれから作ればいいとか、パックに襲われる前には夢があったかもしれないと、励まします。
そう言われたみちるは、5歳の時の事を思い出しました。と言っても、夢を見ていた女の子達をただ見ていただけというものですが。
もしかしたら、もっと小さい頃はあったのかも? そこで・・・、
催眠術で思い出させる事に。
少しして、効果が出ました。まあ、ゆいに対してでしたが。
催眠術にかかってもそんなに変わってないような。ゆいにとっての普通は、私達にとって異常って事ですね。やっぱ、ユメ残念な子だわ。(笑)
次は、アルバムで確かめてみる事に。
「これ、憶えてます。お気に入りのノートに、しょう油をこぼした時の写真・・・。」
「これは、カマキリに威嚇された時の写真・・・。」
「これは、クリスマスプレゼントが間違いで、雑巾だった時の・・・。」
「昔から、不幸体質だったっすね・・・。」
「あと、これは・・・。」
「もういいんじゃないかな、アルバムは・・・。」
ロクな写真がねぇ(笑)。っていうか、誰だよ。こんな写真撮りまくったヤツは。軽くイジメ入ってると思うぞ。
「もう、やめます・・・。少しも思い出せる気がしません・・・。きっと、小さい頃からずっと私には夢がなかったんです・・・。」
「だから、もう、私の事は諦めて下さい・・・。」
そう言うみちるに対して、にのは、そんな事言うなと反論。自分も夢を取り戻したら、前よりも心が強くなったような気がしたのだから、みちるもそうなれるとフォローします。
しかし・・・、
「私、そんなに強くなれません・・・。私じゃなくてもいいじゃないですか・・・。」
「どうして、私なんですか・・・? チームを組むなら、もっと適任の方がいると思います・・・。私じゃ・・・、私じゃ無理なんです・・・!」
「もうほっといて下さい!」
その後、みちるは、人気のない所で、ミーチルとの交換日誌を読んでいました。
「無理です・・・。ミーチルはこんなに強いのに、私はヘタレで・・・。」
前に書いた「あなたは誰?」という問いには・・・、
「もう、私に構わないで・・・。」
その直後、みちるは、あろまとみかんから声をかけられました。
2人ともライブをしにプリパラに行こうとしているところ。2人は、みちるを強制的にプリパラに連れて行きました。
いつも通り、プリパラに入れば、気の弱いみちるは、気丈なミーチルに。
あろま達がみちるをプリパラに来させたのは理由があります。それは、プリパラ内での気丈な性格になれば、夢を思い出すと思ったからです。
ミーチルは相変わらず、プー大陸の浮上と故郷への帰還を願っています。もちろん、それは、あろまの期待していた答えではありません。
しかし、ミーチルは、みちるの夢はプー大陸にかかっていると主張します。
「実は・・・、だな・・・。」
「プー大陸など我のでっち上げである! 存在せぬのである!」
まあ、そうだよな。そんなのよりも、「アイドルタイムプリパラの感想は書かない」と書いた事の方が、よっぽど信憑性が高いんじゃないかと思います。(笑 & アレは4月バカのノリです)
「そんな事、とうの昔に知っておる。」
「わらわは、みちるの夢のありかも知っておる。そなた達、みちるは弱いと言ったな。みちるは強いぞよ。」
「そなた達は、みちるの強さを知らぬだけじゃ。」
それを聞いたパックは、調べてみる事に。
その夜、ゆいは、みちるの事が気になって、眠れませんでした。
「みちるさんの夢、本当にないのかな?」
「どうかな・・・。」
「でも、なかったらなかったで、いいかも。」
「え?」
「だって、みちるさんの事、今のままでも好きだもん! 好きってだけでいい! もう無理させるのやめよう!」
「らぁら・・・。」
「『み~んな友達! み~んなアイドル!』だよ! かしこまっ!」
「ゆめかわ! らぁら、ユメありがとう! やっぱり、らぁらは神アイドルだよ!」
そうなると、チームはどうするのか? そうゆいが切り出した直後、これですが。
なんて、のんきな子なんだ。まあ、「ギャグアニメ(一応、女児向け)」なら、これが平常運転ですね。(笑)
その頃、みちるの部屋には・・・、
その時、みちるの脳裏に・・・、
「たべちゃダメー!」
「食べちゃダメ!」
パックはジュエルを見つけられず、消えました。
その直後、にのが、みちるを心配して部屋にやって来ました。にのは、みちるが無事と知って安心します。
「にのは、みちる先輩の事、ほっとけないっす。チームとか夢とか、もういいっすから!」
~ Bパート ~
翌朝、ゆい達はみちるに、チームの事はどうあれ、皆でプリパラで楽しく遊ぼうと切り出しました。
少しして、プリズムストーンに来たゆい達。
しかし、みちるは、プリパラには行く気力がありませんでした。それに、ファララを助けるために、誰かとチームを組んでほしいとも言いました。
「もうミーチルには・・・、ならない・・・。」
「では、もう、プリチケもいらぬという事であるな?」
「あろま・・・、様・・・。」
「その不要となったプリチケ、我がいただこう!」
「さあ! さあ! さあ!」
「食べちゃダメ!」
「思い出した・・・。私も・・・、夢見てた・・・。」
「わたしは・・・、おおきくなったら、アイドルになるの!」
「そう・・・。誰よりも強くて華やかで気高い、お姫様みたいなアイドルに・・・。」
「そう・・・。あの夜・・・。あの夜まで、夢はあった・・・。」
「たべちゃダメー!」
「パク? 夢があったと思ったのにパク・・・。」
「夢・・・、どこパク・・・?」
「私に夢はありません・・・。私に夢はありません・・・。私に夢はありません・・・。」
「変な子パク・・・。」
パックはみちるから去りました。結果、夢を食べられずに済んだみちる。
しかし、翌日・・・、
夢中だったアイドルには、興味がなくなっていました。
「夢を右肩に隠した事を、ずっと忘れていたんだ・・・。」
「そして、私の前に現れたあろま様は、偶然にも私の右肩にミーチルがいると告げ、ステージに立つためのコーデのデザインをしてくれた・・・。」
「それから私は、プリパラでミーチルになった・・・。」
「全部・・・、繋がった!」
「ミーチル・・・。」
「やっと思い出したようじゃな。」
「わらわを守ってくれてありがとう。」
「私の夢は・・・、ミーチル・・・、あなただったのね・・・。」
「そなたがあの時、とっさに隠したおかげで、そなたの夢は・・・、このわらわは、パックに食べられずに済んだのじゃ! そなたが、わらわを守ったのじゃ!」
「ミーチル・・・。消えないでくれてありがとう・・・。私は強いアイドルに憧れたのよ・・・。」
「そなたは自らの夢を守るため、自らを深き海の底に沈めておったのじゃ。さあ、今こそ、プー大陸浮上の時!」
「できーる!」
このクスリやってそうな目のせいで、感動したらいいのか、爆笑したらいいいのか、よく分かんねぇ・・・。うん、これこそ、「ギャグアニメ(一応、女児向け)」らしい演出ですね!(笑)
で、1人だけマイペースに肉まん食うな。でも、このアニメなら普通だな、と安心している自分もいます。3年以上もプリパラシリーズを見続けた賜物ってやつですね。(笑)
「みちるさん・・・。」
「戻ってきたっすか?」
「私・・・、自分の夢、思い出しました!」
「ユメ本当に!?」
「ゆい。にの。やっぱり私、2人と・・・、一緒に・・・、チームが組みたい! それが、今の私の気持ちです!」
「あ・・・、嬉しいのゆめかわ!」
「その言葉、待ってたっす!」
「新しいチームの誕生だね!」
「ちょっと待て! 契約が残っているぞ! 勝手にチームを作るなど許さん!」
「契約は・・・、破棄します!」
ただ、あろまは、反感を持っている訳ではなく、喜んでいます。
「あともう1つ。こ、これから先も、ミーチルの名は使わせていただきます!」
「地獄の底まで呪うのである・・・。」
「ミーチル・・・。」
「古のプー大陸は浮上した・・・。これからは、新たなるプー大陸を探すのじゃ! できるできるできる!」
「ミーチル、どこも変わってないガァル?」
うーん・・・。もうちょっと成長しないとガァルルには、分からないんじゃないかな。まあ、ちょっとおかしい方向にもパワーアップしてると思うと、理解できない方が吉なのかもしれませんが。(笑)
そして、みちるはライブに。コーデは「ゆめサイリウムみちるコーデ」。
「夢の中でも夜更かししましょ。今宵、あなたに幽体離脱。」
曲は「GOスト♭コースター」。
メイキングドラマは「絶対的誘惑アーチマジック」。
「皆の者! 待たせたな! わらわとみちるは一心同体となったぞよ! これで、わらわは右肩上がりじゃ!」
「プー大陸が浮上した今、わらわは、ゆいとにのとチームを組む事にした!」
という事で、チーム結成式が始まります。
「何だか、自分達のチーム結成の時の事を思い出すね。」
「うん。ドキドキする・・・。」
「プロミス。友情を信じて!」
「リズム。刻んで!」
「パラダイス。求めて!」
『ライブする事を、ここに誓います!』
こうして、パパラ宿における最初のチームが結成。ライブ会場は大いに盛り上がりました。
さらに、来週に最後のアイドルタイムグランプリがある事が、めが姉ぇから告げられました。
それから少しして、プリパラを出ると、みちるは、右肩が軽くなったせいか、左肩が重く感じているようで。
また、あろまに対して低姿勢だったり、転びやすいのも、変わっていないようで。
今回は、これで終了です。
次回:「ユメ目合宿大ピンチ!」
チーム結成を果たしたのも束の間、第4回アイドルタイムグランプリの開催が目の前に迫っていました。
ゆい達は、チームの結束を強くさせようと、プリパラ内で特訓合宿を行う事に。しかし、個性が強過ぎるために衝突とすれ違いが絶えません。
ゆいの想像力も爆発し、ますます収拾がつかない事態に。果たして、グランプリまでに結束力を高められるのか?
【まとめ】
みちるが自分の夢を思い出し、ゆい、にの、みちるのチームが結成されました。
ああ、プー大陸って、そういう事ね。うん、やっぱ、みちるって頭おかしい子だわ。
今話の感想を簡単にまとめると、こうですね(笑)。夢に描いていたアイドル像と、今の自分を一心同体したものを「大陸」と、大きなスケールでいうあたりは、厨二病と思わなくもないですね。さすが、「ギャグアニメ(一応、女児向け)」なだけあります。(笑)
さて、今回は、みちるの過去の掘り下げと、夢を思い出した話。みちるの過去からは、プリパラチェンジ前の弱気な性格が納得だと感じました。
幼い頃に、あのようにパックに襲われては、トラウマになるでしょう。夢を持とうものなら、パックが襲ってきて、怖い目に遭う。そんな恐怖感が植えつけられたのだと思いますね。夢を右肩に忘れたと言っていましたが、恐怖感の刷り込みから、夢は持ってないと自然に感じるようになったのでしょう。
そして、夢を持たない → 未来志向にはならない → 自分の可能性を信じない、といった感じで、「無理」と多く言うようになったのかもしれませんね。夢を奪われる事はなかったものの、その代償は大きかったように思います。
そう考えると、今話のみちるは、夢を思い出した事よりも、未来志向になれた事が、意味合いとしては大きいと思いますね。
おとなしい性格は変わらず、今後も「無理無理無理・・・」と言う事はあると思いますが、自分の可能性にフタをする事はないでしょう。今や、ゆい、にのと一緒のチーム。2人と共に歩んで、自らの可能性を広げてほしいと思いますね。
さて、次回は、3人のチーム力を高める話。
チーム名が決まり、3人の曲、メイキングドラマが披露されるのでしょう。それらについては、ゲーム公式ホームページで明かされている通りのものになるのでしょうね。
ただ、大事なのは、過程。いくらチーム名とかが決まったとしても、適当な考えでは、結束力は上がらないですし、アイドルタイムグランプリで優勝する事なんざ、夢のまた夢でしょう。
第4回アイドルタイムグランプリまでの限られた時間の中で、ゆい、にの、みちるは、どんな努力をして、本番に臨むのか、しっかり見守っていきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。コメント、トラックバックは、こちらでお願いします。