「アイドルタイムプリパラ」第23話「地獄アイドル始めちゃいました!?」の感想です。
~ オープニング前 ~
夏休み中に色んな地方のプリパラを回ったゆい達は、パパラ宿に帰ってきました。校長は、自分を見つめ直しにパパラ宿を離れた地獄ミミ子の事を気にしています。
その直後・・・、
地獄ミミ子が帰ってきました。
すぐに、校長はミミ子を抱き締めます。ゆいとらぁらも、彼女の帰還を祝福しました。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
しばらくして、校長室に戻った後も、校長はミミ子を溺愛していました。
その後、ミミ子は、パパラ宿を離れた後、何をしていたのかを話しました。
16話の回想にもあったように、彼女の幼い頃の夢は、アイドルになる事。しかし、幼少時の友達に、その夢を貶され、心を閉ざしました。
それが、ゆいとらぁらのライブを直に見た事で、夢は蘇ったものの、プリパラを厳しく取り締まっていた自分がおいそれと夢を追っていいのか迷い、自分を見つめ直す旅に出ました。
しかし、その途中、腹が減って倒れてしまいます。
ちょうどその時、ミミ子がいた山の近くの街で、2人の女の子が、ミミ子が倒れた気配を感じました。
その後、ミミ子は誰かが近付いているのを感じるものの、気を失ってしまいます。
少しして・・・、
2人は「瞳」に「香織」。幼少時にミミ子の夢を貶した子達です。
「よく、私だって分かったね・・・。」
「ミミ子ちゃんのその耳を見れば!」
「香りをかげば分かるよ!」
ちょっと待って。耳を見てミミ子だと分かるのは、ミミ子の耳が個性的ゆえ、分かるよ。
だけど、香りをかげば分かるってどういう事? あれから10年近く経ってるんだぜ? 思いっ切り変わってると思うんですが。まったく、シリアスの中にギャグが混在している訳分からん領域ですなあ。(笑)
「どうして私を助けたの? 嫌っていたんじゃ・・・。」
『ごめんなさい!』
「私、両親の仕事の都合で、この街に引っ越してから・・・、」
「私も、たまたま両親の都合で、たまたま同じこの街に引っ越してから・・・、」
『ずっと、ミミ子ちゃんに謝りたかった!』
「ミミ子ちゃんに悪い事言っちゃったって・・・、申し訳なくて・・・。」
「私も・・・。ミミ子ちゃんは可愛くて、リズム感も良くて・・・。」
「音程も良くて・・・。」
「ミミ子ちゃんが夢を持ってキトキト輝いているのが・・・、」
「まぶしくて! うらやましくて!」
「キ、キトキト・・・。」
「それで悪口言っちゃって・・・、本当にごめんね!」
「そ・・・、そうだったの・・・。でも、もう気にせんで・・・。」
「そのまばたきの音を聞けば、ウソをついてないって分かる・・・。その鼻息を聞けば、ウソをついてないって分かる・・・。」
「ほら・・・。閻魔様も許してくれるって・・・。」
『ミミ子ちゃん・・・。』
「2人に出会えて良かった・・・。吹っ切れた・・・。」
「私・・・、アイドルになるっちゃ!」
『なって!』
「ミミ子ちゃんのアイドル姿が見たい!」
「歌って踊ったアイドルの香りをかぎたい!」
「夢を叶えるがや・・・! アイドルになるがや・・・! 地獄に光を! 世界に光を!」
そして、ミミ子はパパラ宿に戻ってきました。この話を聞いた校長達は感動します。
となれば、アイドルデビューに向けて準備したいところ。チアガール部の5人が駆け付け、ちあ子がイメチェンさせました。
翌日の朝礼で壇上に立ったミミ子は・・・、
「地獄の底から謝罪致します。」
「私はこれまで、女の子のプリパラを厳しく取り締まってきました。ですが、それは間違いでした。もう、プリパラを禁止したりはしません。」
「本当に、地獄の底から申し訳ありませんでした。その上で、もし許されるのであれば、私は、幼い頃からの夢を叶えたい! アイドルになりたいと思います!」
この主張に反対する生徒は誰もいませんでした。
『フレー! フレー! じ・ご・く! 頑張れ! 頑張れ! じ・ご・く!』
『フレー! フレー! じ・ご・く! 頑張れ! 頑張れ! じ・ご・く!』
「気の毒な・・・。」
何で、「ミミ子」コールじゃなくて、「地獄」コールなんだよ。全校生徒から「地獄」コールとか、いじめと見られてもおかしくないぞ。この狂気さは、前作の「ぷり!!」コールを思い出しますね。(笑)
~ Bパート ~
その後、あろまは、ミミ子のコーデデザインを考えていました。ミミ子は、あろまと言い合っていた事を謝りますが、あろまは気にしていません。
「悪魔は、過ぎた事は振り返らぬ! 未来と魔界と天使と牙にだけ、もぐらの手と目を向けるのである!」
「未来に耳を向ける・・・。地獄も、かくありたい・・・。」
少しして、ミミ子は、にの、みかんと一緒に、体力作りの一環として、ランニング。
そして、ミミ子がデビューする日がやってきました。
ミミ子は、校長室を訪れました。ミミ子は、校長を「ママ」と呼ぼうにも、恥ずかしくて言い出せず。
ですが、一緒にプリパラに行きたいと申し出ました。そして、あるものを見せます。
これは、あろまに手伝って、自分が考えた、校長のプリパラ内でのコーデデザイン。ミミ子の気遣いに、校長は、嬉しさのあまり、涙を流します。
それにつられて、ミミ子も泣き出しました。
しばらくして・・・、
「秋の空・・・。とても高い・・・。まるで恋のハードルのよう・・・。だけど、超えて見せるわ。猫だましからの浴びせ倒し。ドス恋・・・。」
その直後、ゆい、らぁら、ミミ子が地下から出てきた勢いで、詩子が吹き飛びました。
良かったな。とても高い秋の空に簡単に近付けて。(笑)
っていうか、毎回毎回吹き飛ばされて、身体大丈夫なんでしょうか。こんなに身体を張って笑いをもたらしているんだから、誰か恋してあげて! まあ、私は毎日忙しいので、ノーサンキューですが。(おい(笑))
そして、プリパラに入ったミミ子と校長は・・・、
すぐに、ミミ子のアイドルタイムも最大まで溜まり、ミミ子は、ステージに立ちました。
とはいえ、ミミ子は緊張気味。
ですが、観衆の応援が力となり・・・、
「地獄を知った地獄アイドルになるわ!」
「本当に今まで・・・、ありがとうございました!」
「地獄さん・・・。」
「そして、これからも、よろしくお願いします・・・。バ・・・、ババリアママ!」
「略して、ババママ!」
「ミ・・・、ミミ子・・・。」
感動に浸っているところ申し訳ないんだが、「ババママ」はNGで。お婆ちゃんだかお母さんだか分かりませんし。まあ、16話感想でも同じ事を書いた芸無し野郎が、変な茶々入れる資格ないですよね、ハイ。(笑)
そして、ミミ子と校長はトモチケ交換。
さらに、ゆいとらぁらのアイドルタイムが最大まで溜まりました。
という事で、ゆいとらぁらはペアライブをやります。
コーデは、ゆいは「ラビットハートファンシーコーデ」、らぁらは「ラビットハートミントコーデ」。
曲は「ブランニュー・ハピネス!」。
メイキングドラマは「運命のはじめまして! ガールミーツガール」。
ライブが終わって、2人は、ミミ子のデビューを祝いました。
あの後、ミミ子は、風紀委員の経験を活かし、プリパラ内での世話係を始めました。
とはいえ、影では、ミミ子の悪口を言う子も。
ですが・・・、
「悪口はやめましょう・・・、ね・・・。地獄に堕ちますよ・・・。」
「壁にミミ子あり・・・。障子にもミミ子あり・・・。地獄ミミ子とは私の事よ・・・。」
「じごく!」
今回は、これで終了です。
次回:「勝負っす! シオン先輩!」
プリパラに憧れる女の子達と、ダンプリに憧れる男の子達は、空き地でプリパラごっこをするのが大好き。
ところが、男女それぞれが場所を独占しようとして、いつしかケンカの絶えない場所になってしまいました。何とか子供達をなだめて問題を解決しようとするゆい達ですが、逆に火に油を注いでしまう事に。
この争いを傍から見ていたもう一人の人物が、ケンカに終止符を打とうとしますが・・・。
次回予告直後の提供画像
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
地獄ミミ子がパパラ宿に戻ってきて、プリパラのステージに立ちました。
地獄ミミ子の問題は、今回で終結と考えていいでしょう。
私は、彼女が戻る時期はクリスマスの頃だと思ってた上、アイドル以外の夢を目指すものだと考えていましたが、後述するポイントを考えれば、今話の展開は、だいぶ良かったと感じています。
ミミ子のライブシーンは、2D表現の簡易ものではありましたが、公式ホームページに紹介のないキャラである事を考えれば、致し方のない事でしょう。
とはいえ、曲は「あなたがプリパラに来るのを、ミミ子待っとるがいや。」と、昨年の劇場版のオープニング「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」をミミ子風に改変したのは、なかなか面白かったと思います。今話の脚本を務めたふでやすさんは、この歌の作詞者であり、自身が脚本を担当した2話、16話でも、この歌の歌詞が出てきました。
それだけに、ふでやすさんは「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」が本当に好きなんだろうな、としみじみ感じました。今後のふでやすさん脚本回でも、この歌の歌詞が出てくるのを楽しみにしたいですね。
それに、ちゃん子みたく、劇場版で3DCGライブシーンを公開する可能性もあるでしょう。サブキャラとはいえ、濃いキャラですので、少しばかり期待したいですね。
さて、今回のポイントは「過ちを詫びる勇気」「謝罪を許す寛大さ」でしょうかね。メイン視聴層の女児達にとって大切な事が、ふでやすさんのテイストで、面白おかしく描かれていたと思います。
人は誰しも過ちを犯します。ミスのない完璧な人間などいやしません。
そして、ミスの程度は大なり小なり、そのほとんどは、誰かに迷惑をかけてしまうものです。そこから、ケンカになったり、途端に無視し合うようになったりなど、人間関係がこじれる事もよくあります。
しかし、そこで話を終わらせてしまっては、明るい未来はやってきません。
人生において、ミスは何度もあります。その数は、指で数えられるような程度ではありません。
ミスをする度に、人との関係を切らせてしまっては、親しい人がどんどん減っていき、やがて、孤独に陥ります。そんな人生は不幸でしかないでしょう。
そうならないためにも、ミスを認めて、そして、謝る事が大事なのでしょうね。ミスをしたからその人との関係を終わらせるのではなく、ミスをしたという事実と、迷惑をかけてしまったという事実を述べて、関係を切らさない事が大事なのでしょう。
今話でいえば、まず、ミミ子の幼少期に酷い事を言ってしまった瞳と香織がそうですね。自分にはない長所や取り柄を目にすると、つい心にもない事を言って、人を傷付けてしまうのは、よくある話です。
2人とも、あの後は比較的早く、ミミ子を傷付けてしまった過ちに気付いたのでしょう。しかし、両親の都合で直接話し合う機会がなくなり、10年近くも経っての謝罪となりましたが、そんな長い間、あの過ちを風化させる事なく、ずっと謝ろうと考えていたのは良かったと思いますね。
まあ、通信機能の発達した現代であれば、そんな長い年月を要せずとも、すぐに電話で謝る事はできたでしょう。ですが、こういうのは、直接相手を見ての方が、より反省の気持ちが伝わりますので、あのシーンは感動ものでしたね。
もちろん、ミミ子も、謝る事の大切さを伝えていたと思います。迷惑をかけた生徒1人1人にではなく、全校生徒の前で謝ったのは良かったですね。
ああやって大衆の前で謝るのって、すごく勇気がいる事だと思うんですよね。コイツは悪者だという視線が一斉に注がれるのですし。下手をすれば、ブーイングの嵐を浴びる事にもなっていたでしょう。
そんなリスクを負いながらも、ちゃんと全校生徒の前で謝ったのは、やはり、すごい事だと思いますね。ミミ子のアイドル資質は、こういうところにもあったように感じます。
そして、謝られた側も、相手の気持ちを認める「寛大さ」が大切でしょうね。
ミスを謝っても許してくれないケースは多々あります。特に、幼い子供ほど、相手の気持ちに立つ事がよく分からず、自分本位になりがちですので、そうなりやすいでしょう。
しかし、相手が誠心誠意謝っているのに許さないのでは、相手側に、話しかける気力を失わせてしまい、人間関係を狭めてしまいます。それは、不幸な未来しか生み出しません。
だからこそ、ミスをして反省の気持ちを示している人を許す心も大事なのでしょうね。瞳と香織の10年近くぶりの謝罪を許したミミ子も、ミミ子の謝罪を受け入れたアボカド学園の生徒達も、人間の美徳を見せてくれたと思います。
ミスをしたら謝り、そして、それを許す事で、こじれた人間関係を取り戻し、前に進めるのでしょう。諦めた夢を取り戻す事だってあるのでしょうね。
ミミ子は幼少期に、瞳と香織に酷い事を言われて、アイドルになる夢を捨てましたが、その2人から謝られ、そして、そんな2人を許し、応援された事で、再びアイドルになろうとした流れは良かったと思います。
ミスをしたらちゃんと謝り、謝ってきたらちゃんと許す。これが明るい未来を創るための秘訣なのでしょう。今話は、今作始まって最も女児向けだと感じた良回でした。
これで、プリパラを嫌っていた最大の敵・地獄ミミ子との戦いは完全終結となりましたが、今後も、何かしらのミスから人間関係に綻びができる事が何度もあるでしょう。
そうなった時に、どのようにして互いを見つめ合い、関係を修復して、再び前に進むのか、しっかり注目していきたいと思います。
~ オープニング前 ~
夏休み中に色んな地方のプリパラを回ったゆい達は、パパラ宿に帰ってきました。校長は、自分を見つめ直しにパパラ宿を離れた地獄ミミ子の事を気にしています。
その直後・・・、
地獄ミミ子が帰ってきました。
すぐに、校長はミミ子を抱き締めます。ゆいとらぁらも、彼女の帰還を祝福しました。
オープニング直後の提供画像
~ Aパート ~
しばらくして、校長室に戻った後も、校長はミミ子を溺愛していました。
その後、ミミ子は、パパラ宿を離れた後、何をしていたのかを話しました。
16話の回想にもあったように、彼女の幼い頃の夢は、アイドルになる事。しかし、幼少時の友達に、その夢を貶され、心を閉ざしました。
それが、ゆいとらぁらのライブを直に見た事で、夢は蘇ったものの、プリパラを厳しく取り締まっていた自分がおいそれと夢を追っていいのか迷い、自分を見つめ直す旅に出ました。
しかし、その途中、腹が減って倒れてしまいます。
ちょうどその時、ミミ子がいた山の近くの街で、2人の女の子が、ミミ子が倒れた気配を感じました。
その後、ミミ子は誰かが近付いているのを感じるものの、気を失ってしまいます。
少しして・・・、
2人は「瞳」に「香織」。幼少時にミミ子の夢を貶した子達です。
「よく、私だって分かったね・・・。」
「ミミ子ちゃんのその耳を見れば!」
「香りをかげば分かるよ!」
ちょっと待って。耳を見てミミ子だと分かるのは、ミミ子の耳が個性的ゆえ、分かるよ。
だけど、香りをかげば分かるってどういう事? あれから10年近く経ってるんだぜ? 思いっ切り変わってると思うんですが。まったく、シリアスの中にギャグが混在している訳分からん領域ですなあ。(笑)
「どうして私を助けたの? 嫌っていたんじゃ・・・。」
『ごめんなさい!』
「私、両親の仕事の都合で、この街に引っ越してから・・・、」
「私も、たまたま両親の都合で、たまたま同じこの街に引っ越してから・・・、」
『ずっと、ミミ子ちゃんに謝りたかった!』
「ミミ子ちゃんに悪い事言っちゃったって・・・、申し訳なくて・・・。」
「私も・・・。ミミ子ちゃんは可愛くて、リズム感も良くて・・・。」
「音程も良くて・・・。」
「ミミ子ちゃんが夢を持ってキトキト輝いているのが・・・、」
「まぶしくて! うらやましくて!」
「キ、キトキト・・・。」
「それで悪口言っちゃって・・・、本当にごめんね!」
「そ・・・、そうだったの・・・。でも、もう気にせんで・・・。」
「そのまばたきの音を聞けば、ウソをついてないって分かる・・・。その鼻息を聞けば、ウソをついてないって分かる・・・。」
「ほら・・・。閻魔様も許してくれるって・・・。」
『ミミ子ちゃん・・・。』
「2人に出会えて良かった・・・。吹っ切れた・・・。」
「私・・・、アイドルになるっちゃ!」
『なって!』
「ミミ子ちゃんのアイドル姿が見たい!」
「歌って踊ったアイドルの香りをかぎたい!」
「夢を叶えるがや・・・! アイドルになるがや・・・! 地獄に光を! 世界に光を!」
そして、ミミ子はパパラ宿に戻ってきました。この話を聞いた校長達は感動します。
となれば、アイドルデビューに向けて準備したいところ。チアガール部の5人が駆け付け、ちあ子がイメチェンさせました。
翌日の朝礼で壇上に立ったミミ子は・・・、
「地獄の底から謝罪致します。」
「私はこれまで、女の子のプリパラを厳しく取り締まってきました。ですが、それは間違いでした。もう、プリパラを禁止したりはしません。」
「本当に、地獄の底から申し訳ありませんでした。その上で、もし許されるのであれば、私は、幼い頃からの夢を叶えたい! アイドルになりたいと思います!」
この主張に反対する生徒は誰もいませんでした。
『フレー! フレー! じ・ご・く! 頑張れ! 頑張れ! じ・ご・く!』
『フレー! フレー! じ・ご・く! 頑張れ! 頑張れ! じ・ご・く!』
「気の毒な・・・。」
何で、「ミミ子」コールじゃなくて、「地獄」コールなんだよ。全校生徒から「地獄」コールとか、いじめと見られてもおかしくないぞ。この狂気さは、前作の「ぷり!!」コールを思い出しますね。(笑)
~ Bパート ~
その後、あろまは、ミミ子のコーデデザインを考えていました。ミミ子は、あろまと言い合っていた事を謝りますが、あろまは気にしていません。
「悪魔は、過ぎた事は振り返らぬ! 未来と魔界と天使と牙にだけ、もぐらの手と目を向けるのである!」
「未来に耳を向ける・・・。地獄も、かくありたい・・・。」
少しして、ミミ子は、にの、みかんと一緒に、体力作りの一環として、ランニング。
そして、ミミ子がデビューする日がやってきました。
ミミ子は、校長室を訪れました。ミミ子は、校長を「ママ」と呼ぼうにも、恥ずかしくて言い出せず。
ですが、一緒にプリパラに行きたいと申し出ました。そして、あるものを見せます。
これは、あろまに手伝って、自分が考えた、校長のプリパラ内でのコーデデザイン。ミミ子の気遣いに、校長は、嬉しさのあまり、涙を流します。
それにつられて、ミミ子も泣き出しました。
しばらくして・・・、
「秋の空・・・。とても高い・・・。まるで恋のハードルのよう・・・。だけど、超えて見せるわ。猫だましからの浴びせ倒し。ドス恋・・・。」
その直後、ゆい、らぁら、ミミ子が地下から出てきた勢いで、詩子が吹き飛びました。
良かったな。とても高い秋の空に簡単に近付けて。(笑)
っていうか、毎回毎回吹き飛ばされて、身体大丈夫なんでしょうか。こんなに身体を張って笑いをもたらしているんだから、誰か恋してあげて! まあ、私は毎日忙しいので、ノーサンキューですが。(おい(笑))
そして、プリパラに入ったミミ子と校長は・・・、
すぐに、ミミ子のアイドルタイムも最大まで溜まり、ミミ子は、ステージに立ちました。
とはいえ、ミミ子は緊張気味。
ですが、観衆の応援が力となり・・・、
「地獄を知った地獄アイドルになるわ!」
「本当に今まで・・・、ありがとうございました!」
「地獄さん・・・。」
「そして、これからも、よろしくお願いします・・・。バ・・・、ババリアママ!」
「略して、ババママ!」
「ミ・・・、ミミ子・・・。」
感動に浸っているところ申し訳ないんだが、「ババママ」はNGで。お婆ちゃんだかお母さんだか分かりませんし。まあ、16話感想でも同じ事を書いた芸無し野郎が、変な茶々入れる資格ないですよね、ハイ。(笑)
そして、ミミ子と校長はトモチケ交換。
さらに、ゆいとらぁらのアイドルタイムが最大まで溜まりました。
という事で、ゆいとらぁらはペアライブをやります。
コーデは、ゆいは「ラビットハートファンシーコーデ」、らぁらは「ラビットハートミントコーデ」。
曲は「ブランニュー・ハピネス!」。
メイキングドラマは「運命のはじめまして! ガールミーツガール」。
ライブが終わって、2人は、ミミ子のデビューを祝いました。
あの後、ミミ子は、風紀委員の経験を活かし、プリパラ内での世話係を始めました。
とはいえ、影では、ミミ子の悪口を言う子も。
ですが・・・、
「悪口はやめましょう・・・、ね・・・。地獄に堕ちますよ・・・。」
「壁にミミ子あり・・・。障子にもミミ子あり・・・。地獄ミミ子とは私の事よ・・・。」
「じごく!」
今回は、これで終了です。
次回:「勝負っす! シオン先輩!」
プリパラに憧れる女の子達と、ダンプリに憧れる男の子達は、空き地でプリパラごっこをするのが大好き。
ところが、男女それぞれが場所を独占しようとして、いつしかケンカの絶えない場所になってしまいました。何とか子供達をなだめて問題を解決しようとするゆい達ですが、逆に火に油を注いでしまう事に。
この争いを傍から見ていたもう一人の人物が、ケンカに終止符を打とうとしますが・・・。
次回予告直後の提供画像
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
地獄ミミ子がパパラ宿に戻ってきて、プリパラのステージに立ちました。
地獄ミミ子の問題は、今回で終結と考えていいでしょう。
私は、彼女が戻る時期はクリスマスの頃だと思ってた上、アイドル以外の夢を目指すものだと考えていましたが、後述するポイントを考えれば、今話の展開は、だいぶ良かったと感じています。
ミミ子のライブシーンは、2D表現の簡易ものではありましたが、公式ホームページに紹介のないキャラである事を考えれば、致し方のない事でしょう。
とはいえ、曲は「あなたがプリパラに来るのを、ミミ子待っとるがいや。」と、昨年の劇場版のオープニング「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」をミミ子風に改変したのは、なかなか面白かったと思います。今話の脚本を務めたふでやすさんは、この歌の作詞者であり、自身が脚本を担当した2話、16話でも、この歌の歌詞が出てきました。
それだけに、ふでやすさんは「あなたがプリパラに来るのを、あたし待ってる。」が本当に好きなんだろうな、としみじみ感じました。今後のふでやすさん脚本回でも、この歌の歌詞が出てくるのを楽しみにしたいですね。
それに、ちゃん子みたく、劇場版で3DCGライブシーンを公開する可能性もあるでしょう。サブキャラとはいえ、濃いキャラですので、少しばかり期待したいですね。
さて、今回のポイントは「過ちを詫びる勇気」「謝罪を許す寛大さ」でしょうかね。メイン視聴層の女児達にとって大切な事が、ふでやすさんのテイストで、面白おかしく描かれていたと思います。
人は誰しも過ちを犯します。ミスのない完璧な人間などいやしません。
そして、ミスの程度は大なり小なり、そのほとんどは、誰かに迷惑をかけてしまうものです。そこから、ケンカになったり、途端に無視し合うようになったりなど、人間関係がこじれる事もよくあります。
しかし、そこで話を終わらせてしまっては、明るい未来はやってきません。
人生において、ミスは何度もあります。その数は、指で数えられるような程度ではありません。
ミスをする度に、人との関係を切らせてしまっては、親しい人がどんどん減っていき、やがて、孤独に陥ります。そんな人生は不幸でしかないでしょう。
そうならないためにも、ミスを認めて、そして、謝る事が大事なのでしょうね。ミスをしたからその人との関係を終わらせるのではなく、ミスをしたという事実と、迷惑をかけてしまったという事実を述べて、関係を切らさない事が大事なのでしょう。
今話でいえば、まず、ミミ子の幼少期に酷い事を言ってしまった瞳と香織がそうですね。自分にはない長所や取り柄を目にすると、つい心にもない事を言って、人を傷付けてしまうのは、よくある話です。
2人とも、あの後は比較的早く、ミミ子を傷付けてしまった過ちに気付いたのでしょう。しかし、両親の都合で直接話し合う機会がなくなり、10年近くも経っての謝罪となりましたが、そんな長い間、あの過ちを風化させる事なく、ずっと謝ろうと考えていたのは良かったと思いますね。
まあ、通信機能の発達した現代であれば、そんな長い年月を要せずとも、すぐに電話で謝る事はできたでしょう。ですが、こういうのは、直接相手を見ての方が、より反省の気持ちが伝わりますので、あのシーンは感動ものでしたね。
もちろん、ミミ子も、謝る事の大切さを伝えていたと思います。迷惑をかけた生徒1人1人にではなく、全校生徒の前で謝ったのは良かったですね。
ああやって大衆の前で謝るのって、すごく勇気がいる事だと思うんですよね。コイツは悪者だという視線が一斉に注がれるのですし。下手をすれば、ブーイングの嵐を浴びる事にもなっていたでしょう。
そんなリスクを負いながらも、ちゃんと全校生徒の前で謝ったのは、やはり、すごい事だと思いますね。ミミ子のアイドル資質は、こういうところにもあったように感じます。
そして、謝られた側も、相手の気持ちを認める「寛大さ」が大切でしょうね。
ミスを謝っても許してくれないケースは多々あります。特に、幼い子供ほど、相手の気持ちに立つ事がよく分からず、自分本位になりがちですので、そうなりやすいでしょう。
しかし、相手が誠心誠意謝っているのに許さないのでは、相手側に、話しかける気力を失わせてしまい、人間関係を狭めてしまいます。それは、不幸な未来しか生み出しません。
だからこそ、ミスをして反省の気持ちを示している人を許す心も大事なのでしょうね。瞳と香織の10年近くぶりの謝罪を許したミミ子も、ミミ子の謝罪を受け入れたアボカド学園の生徒達も、人間の美徳を見せてくれたと思います。
ミスをしたら謝り、そして、それを許す事で、こじれた人間関係を取り戻し、前に進めるのでしょう。諦めた夢を取り戻す事だってあるのでしょうね。
ミミ子は幼少期に、瞳と香織に酷い事を言われて、アイドルになる夢を捨てましたが、その2人から謝られ、そして、そんな2人を許し、応援された事で、再びアイドルになろうとした流れは良かったと思います。
ミスをしたらちゃんと謝り、謝ってきたらちゃんと許す。これが明るい未来を創るための秘訣なのでしょう。今話は、今作始まって最も女児向けだと感じた良回でした。
これで、プリパラを嫌っていた最大の敵・地獄ミミ子との戦いは完全終結となりましたが、今後も、何かしらのミスから人間関係に綻びができる事が何度もあるでしょう。
そうなった時に、どのようにして互いを見つめ合い、関係を修復して、再び前に進むのか、しっかり注目していきたいと思います。
ええ…しっとりかと思いきや、ギャグ交じりのド感動に全てを持ってかれました…。
このギャグ進行での感動話は、プリパラ時代の21話(親衛隊解散話)、32話(ぷりのままで)に通じるものがある気がします(32話はふでやすさんの脚本でしたね)。
ひとみとかおりの件、あろまやババママとの絡みも回収されていて流石です。ヘアメイクにちあ子が入ってきたのもグッド。良いキャラしてますので、出番はわかりませんがミミ子の今後の活躍に期待。
ミミ子CGライブや替え歌についてはまっっったく同じことを思っておりまして、考えていたことがそのまま書かれてあってびっくりしてます(汗)。ライブは既存でしたが、選曲がミミ子改心時の16話と同じ「ブランニュー・ハピネス!!」だったところはよかった。是非、劇場版でミミ子にはライブしていただきたい!!
ここからはしゅうかやガァララ、そして時期的に第三回グランプリの話がメインになってくる感じですかね? 特にガァララの目的を注視していきたいところ。
次回はにのちゃんとシオンさん。男女戦争とはまた、アイドルタイムだからこその題材。楽しみに見ていこうと思います。
感想お疲れ様です。それではー。
今回もコメント、ありがとうございます!
今話の綺麗なラストを考えると、次回から新章に突入するように思いますが、たぶん来月になるんじゃないかと。
ゲームの「タイム3弾」の新要素で、アニメ未出のものが、まだまだありますしね。メイキングドラマ「イケイケ! ドッキリG級たからじま」「ずっトモミラクルハイタッチ」とか、あろま&みかんのチームスーパーサイリウムコーデとか。
ゲームあってのアニメですので、これらの宣伝を無視して新展開に進む訳にはいかないでしょう。宣伝に2、3話使ったら、しゅうかを本格登場させるんじゃないかと思いますね。
ガァララについては、キーキャラであるファララと対になるキャラですので、何者かを明かすのは年明けまで先延ばしにするんじゃないかと考えています。