志半ばで消えた路線とその想い人と、彼らの再会の話。novel/12710443 収録の「水底の想い出」もご参考にどうぞ
私は、彼女に恋をしていた。私のせいでやがて消えるはずの相手に。その当時は気がつかなかったが、彼女が突然いなくなってからこの事を悟った。私はあまりにも鈍感だったのだ。 それ以来、もう恋はしないと決めていた。それなのに、彼女は還ってきた。 私は、これから彼女とどう接すればいいのか。
第一話 海と彼女と私 2ページへ第二話 もう恋なんてしない 4ページへ第三話 帰還 6ページへ第四話 それがお前の走る意味 7ページへ第五話 それでもわたしは 8ページへあとがき 9ページへ