ニュース
News List
志摩師吉で宅地開発相次ぐ 現在開発中157区画 交通アクセス、商業施設、病院充実が奏功
2022.07.19
可也山東側に広がる、住宅開発が進む師吉地区
糸島市の志摩師吉地区の宅地開発が止まらない。同地区は「市街化区域」(2002年実施)に指定されたものの長年開発されず、農地のままだったが、数年前から徐々に住宅開発が見られるようになり、現在は大規模住宅地開発を含む3件の開発が進んでいる。
現在、宅地開発が進められているのは、東部興産の「東部ファミリータウン」(約2万8千平方㍍、96区画、造成中)をはじめ、est アドバイザリーサービス社(約1万4千平方㍍、47区画、造成済み)、think style社(約4千平方㍍、14区画、造成中)の計3カ所で計約4万6千平方㍍、157区画に及ぶ。
以前から小規模の宅地開発は行われていたが、2019年の「マストガーデン糸島」(約1万8千平方㍍、65区画)を皮切りに、市街化区域内の農地を住宅地にする開発工事が、この4年間で一気に増えた。
不動産業者によると、福岡都市圏に近く人気の高い糸島だが、旧前原市内の国道202号沿線やJR筑肥線の駅周辺には開発できる土地が少なくなっており、あったとしても高価格となり住宅建築費まで含むと、販売が難しくなる。対して、まとまった土地を取得できるというのは事業者にとって魅力的で、マイホームを求める人たちにとっても購入しやすい価格帯が設定できると見込んでいる。
事業者側は、購入者にとって▽生活の核になるイオンショッピングセンター志摩店が近くにある▽イオン周辺に病院も増え安心感がある▽博多駅・天神直通の高速バスのバス停まで近い―などが買いたい理由になるという。
同市都市計画課は「市内全般でもいえるが、とくに師吉地区では農業者の高齢化や後継ぎがいないなどの理由で、農地を手放す人が増えたことも開発が進みだした要因ではないか」と話している。