1981年発売のコナミの『フロッガー』が「SASUKE」風の番組に。優勝者には「米国でもっともすぐれたフロッガー」の名と10万ドル

2021年8月23日 12:46 公開

　8月20日にNBCユニバーサルは、コナミが開発したアーケードゲーム『フロッガー』を原作したフィットネス番組「Frogger」のトレーラーを同社のストリーミングサービス「Peacock」の公式YouTubeチャンネルにて公開した。

　YouTubeのトレーラーの動画の概要欄によると、番組は9月9日よりPeacockにて毎週木曜日に新エピソードを配信するという。

　なお、残念ながら当番組を配信するPeacockは日本向けに配信はされていない。

　『フロッガー』は1981年に開発され、セガ・エンタープライゼスとセガ・グレムリンからアーケード向けに発売されたアクションゲーム。プレイヤーは画面下部に待機するカエルのキャラクターを操作し、さまざまな自動車ワニや蛇、カワウソを避けつつマップの上方を目指し、最奥部にあるカエルの巣を目指す。

　その後もナンバリングタイトルが各ハード向けに発売されており、近年ではNintendo SwitchとPS4向けに『アーケードアーカイブスフロッガー』がリリースされている。

　この度発表された番組は原作ゲームの『フロッガー』がアスレチックの踏破を目指すテレビ番組「SASUKE」のようなフィットネス番組として再構築され、トレーラーにはフロッガーを元にした巨大な水上ステージが収録されている。

　番組では、全国から集められた出場者が技術と体力を駆使してステージの制覇を目指すこととなり、優勝者には “America’s finest frogger”（アメリカでもっとも優れたフロッガー）という称号と、10万ドルが与ええられるという。

　原作ゲームの発売から40年を経て、映画ではなくフィットネス番組として実写化された「Frogger」。「アメリカでもっとも優れたフロッガー」の称号は、はたして誰の手に渡るのだろうか。

ライター

ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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