各分野に精通した専門家とともに協議し、必要に応じて専門組織を立ち上げています。
まだ支援が行き届かない方々のわずかでも"支え"になれば・・専門家の指導を仰ぎながら、"自分たちになにができるか""私たちにしかできないこと"を模索しながら活動しています。民間NPOとしてスタートした団体も20年あまりが経った今は、公益法人として認可され、より大きな視野に立った活動が求められています。社会の求めに応じて、これからも着実な貢献活動を進めます。
国際的視野に立って、高齢者福祉の推進を行うことを目的として、1990年、ユニベール財団は設立されました。「豊かで活力ある長寿社会の構築をめざして」を基本テーマに、高齢者福祉に関わる国際的な研究への助成や国際交流の提供、ボランティアの育成プログラムなど普及啓蒙活動を行っています。
開祖・伊藤真乗の故郷よりほど近い、山梨県北杜市高根町清里に設立された写真美術館です。立教前には写真の技術者であった真乗にゆかりの写真文化を守ると同時に、若い写真家を育成することを願って、公募を行い、美術館に展示するなど、発表の機会を提供する「ヤング・ポートフォリオ」を毎年開催しています。
教育・文化活動を通じて青少年の育成を目指すCiel des Jeunes。その意味をこめたContribution à l'Instruction par l'Éducation et les Loisirsの頭文字をとりCiel(=空)から「青年の空」Ciel des Jeunesと名付けられました。真如苑の精神を理解していただくパートナー(助成団体)とともにフランスあるいはヨーロッパの文化芸術分野の発展と青年の明るい未来を願い絆を深めながら活動を展開しています。
文化や国家を越えて、各分野で問題に対応し、国際交流を担う人材を育てたいと願いを込めて、1991年に伊藤国際教育交流財団は設立されました。以来、毎年、奨学金を授与するとともに、相互交流の場を提供しています。2014年までに、37ヶ国から226名の留学生が日本に留学し、177名が日本から海外に留学し、活躍しています。
ランカスクールは、1987年に100人の子どもたちを迎えて始まった、フリー・ナースリー・スクールです。翌1988年には校舎が完成し、3、4歳の子どもたちを対象に、木製の知育玩具をつかうモンテッソーリ教育法やプリスクール教育法をもととした保育を行ってきました。2012年3月には25周年を迎え、約6,000人の卒園生を輩出しています。
経済的な理由から修学または就職に困難がある国内外の学生、生徒、児童に向けて、奨学金・職業訓練等の教育・就職支援と、日本文化研修など国際招聘・交流事業をおこなっています。2006年、開祖・伊藤真乗の生誕100年を機に設立。これまでに台湾、中国、ベトナム、カンボジア、インド、タイの子どもたちに学資を支援しています。トルコ、インドの青年への日本招聘研修をはじめ、バングラディシュでの職業訓練、東日本大震災支援として各種保養プログラムも開催しています。
宗教情報センターは、宗教に関する研究機関です。現在、「現代日本における諸宗教と共同体意識」、「日本を中心とした宗教に関する報道」、「大般涅槃経」の3つを研究の柱としています。殊に、宗教報道に関しては、1980年代より30年以上にわたって、宗教記事のデータベースを作成し、財団法人国際宗教研究所 宗教情報リサーチセンター(RIRC)へデータ提供を行っています。
1995年、青少年の心・智性・行いのバランスと、道徳・倫理観の醸成に関する教育プログラムの助成を目的として、アメリカに設立されました。幼稚園から高校までの学内活動、ボランティア活動、またさまざまな文化の継承のためのプログラムを助成するとともに、現職の教師や教師を目指す学生の研究、訓練プログラムを支援しています。
ハワイの伝統文化であるアロハ精神の輪を広げ、世代を越えた多様性を受け入れられる人材の育成を目的として、ナレイアロハ財団は、2004年ハワイに設立されました。この財団はハワイ灯籠流し(http://www.lanternfloatinghawaii.com [英語])の運営も行っています。
開発国で起きる感染症、特に眼病に対する医療分野への助成を目的に、1998年に設立されました。2015年春までに28か国119以上のプロジェクトの支援を行っています。