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Fatboy Slimが現代の音楽制作に対して「選択肢が多すぎる」と不満を漏らす

2022/10/13 (Thu) 21:00
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Fatboy Slim Facebook

自身があまり音楽を作らなくなった理由のひとつに、最近のシンセやドラムマシンに"制限がないこと"を挙げている。

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最近ではテクノロジーの進化によって、音楽制作ソフトをはじめとした現代の音楽機材を使えば、経験者でなくとも誰でも簡単に作曲することが可能だ。こういった音楽制作機材の進化によって、以前よりも気軽に音楽制作を始められるようになったことはポジティブなことだが、一方でそのような状況に不満を覚える音楽クリエイターもいるようだ。

"最も音楽制作が刺激的な時代は、限られた機能しかない機材を使っていた時"

伝説的DJであり、90年代に多くのクラブヒットを生み出したFatboy Slimは、最近の「Synth History」のインタビューで、現代の音楽制作テクノロジーには「選択肢が多すぎる」と不満を漏らしており、自分があまり音楽を作らなくなった理由のひとつに、最近のドラムマシンやシンセに"制限がない"ことを挙げている。

インタビューでは、「最も音楽制作が刺激的な時代は、人々が非常に限られた機能しかない機材を使っていた時で、そこから何を生み出すかだったと思う。(現代のテクノロジーでは制作を始める場合)ただ座って、"どこから始めるんだ?"となるところから始めなければならないんだ」と述べ、他のプロデューサーたちに"古き良き"ヴィンテージ機材であるRoland「TB-303」の魅力を再発見することを薦めている。

また「ドラムマシン1台と、自分がよく知っているシンセ2台、それとループやサンプルを使ってトラックを作っていたし、それが自分のパラメーターだった。ラップトップがあれば、ドラムマシンもシンセの音も、ありとあらゆる音が入った音楽制作ソフトが使えるけど、それがもうあまり音楽を作らなくなった理由のひとつだ」とかつての制作環境と現代の制作環境の違いについて述べている。

さらにFatboy Slimが「Everybody Needs A 303」という代表曲を持っていることを意識した「現代でもTB-303は音楽クリエイターから必要とされているか?」という質問に対しては、「みんな知らないかもしれないけど、必要なのは本物のTB-303であって、クローンじゃない。もちろんクローンは良いけど、303ではないんだ。誰もが303を所有して、ちょっとだけ秘密の設定をするべきだと思う。ある晩に書いたいくつかのパターンが入っていて、朝コーヒーを飲んでいるときにちょっとだけイジれば、1日が完璧にセットアップされるんだ」とTB-303の必要性を強調しながら自身の考えを述べている。

近年は音楽制作ソフトではなく、ハード機材を好んで使う音楽クリエイターも増加

Fatboy Slimが言うように、近年は機能の制限がほぼなく、アナログなハード機材と比べて多機能で利便性が高い音楽制作ソフトが人気を博していることは事実だ。しかしその一方で、音楽制作ソフトにはないハード機材特有の魅力に着目し、そういった機材を使って制作やライブをする音楽クリエイターもにわかに増えている。

また最新の音楽制作機材の中には、制作における偶発性を呼び起こすことをテーマにしたものも増えており、Fatboy Slimが語る過去の制作環境とはまた違った形で音楽クリエイターを刺激する環境も生まれている。

限られたことしかできない1台ないしは2台の音楽機材を駆使して、制限された環境の中で音楽を生み出すこともクリエイティブな作業であれば、多くの選択肢を持つ最近の音楽機材を自分なりの方法で使い倒しながら音楽制作していくこともまたクリエイティブな作業なのではないだろうか?

個人的には、最近の機材を使いながらもFatboy Slimらしい音楽として作られた彼の新曲を沢山聴いてみたいものだ。

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