みなさま、おはようございます! 桂木 嶺です。
きょうは珍しく早起きできました!
「きのうバタンキューだったものね。寝顔がとっても可愛かったよ(^^♪」とパーヴォの心の声が私のおでこにちゅ💑とキスしてくれました。
「昨日の話の続きで悪いけど、僕、すごく気になってることがあるんだけど」
というので、私が「うん、なぁに?」と聞くと、「音楽評論家は、その作曲家の一生を調べたり、手紙や譜面を調べたり、実際に作曲された街に行ったりしているけれど、演劇評論家は、そういうことはしないの?純粋に芝居だけ調べるの?」
私は、考え考え言いました。「人にもよりけり。渡辺保先生は私のお師匠さんだけど、講義では誰と結婚して、誰と親戚になった、とか、そういうことはお話されるけど、スキャンダルやゴシップの類は、一切お話にならないわね。もちろん、ご存じだとは思うんだけど、あんまりそれは役者さんの芝居の演技とは切り離して考えているわね。本で、そういうゴシップやスキャンダルの類を書く人もいるけれど、そういう人はあまり尊敬されていないの。渡辺先生もそうだし、他の有名な演劇評論家の人を存じ上げているけれど、みんなスキャンダルとかゴシップのことは話さなくて、芝居の型だとか、「六代目菊五郎の『鏡獅子』はこうだったけれども、18代目勘三郎の『鏡獅子』はその雰囲気を残した名品だ」とか、そういう話はされるわね。」
「わぁ!そうなんだ。じゃ、全然日本の演劇評論家は素晴らしいし、紳士な人が多いんだね! 音楽評論家は、もちろん、楽譜の研究にも余念がないけど、けっこう作曲家のスキャンダラスな書簡だとか、そう言うのも調べるから、僕、あんまり好きになれないんだ。でも、チコは僕への愛情をすなおに表現してくれるけど、僕の過去の恋愛とか訊いてこないし、訊くのも、ブラームスが、生前クララ・シューマンを愛していたという程度でしょ?チャイコフスキーの恋愛も全然興味なかったみたいだし」
私はうーん、と唸りながら答えました。「もちろん、パーヴォの過去の恋愛も気になるけど、でもそれは、あなたが話したくなったら話せばいいことだし、恋愛はその人の事情だもの。あんまり土足で人の心の中に踏み入れるのは良くないわ。あなたには、優しくて可愛らしいお嬢さんたちがいるのだし、パパ・ネーメや素晴らしい弟さん、妹さんがいらっしゃるし、プライベートに関することは、それだけ知っていれば十分だと、私は思うもの。」
パーヴォの心の声が、私を「チコ!君はなんて素晴らしい女性なんだ!」といって、むぎゅっと抱きしめてくれました。「君は、ほんとに優しいね・・・こんな美しい魂をもつ女性に会ったことがない」パーヴォはそういって、私の唇にそっとキスしました💑
「ありがとう、チコ。僕、ますます君を愛しちゃったみたい🥰」
パーヴォはそういって、幾度も私の髪を撫でて、キスの雨を降らせてくれました。
こちらこそ、ありがとう、パーヴォ🥰
またいろいろお互いのこと、分かりあえたね(^^)
愛してるね、パーヴォ🥰
ちゅ💑
きょうは珍しく早起きできました!
「きのうバタンキューだったものね。寝顔がとっても可愛かったよ(^^♪」とパーヴォの心の声が私のおでこにちゅ💑とキスしてくれました。
「昨日の話の続きで悪いけど、僕、すごく気になってることがあるんだけど」
というので、私が「うん、なぁに?」と聞くと、「音楽評論家は、その作曲家の一生を調べたり、手紙や譜面を調べたり、実際に作曲された街に行ったりしているけれど、演劇評論家は、そういうことはしないの?純粋に芝居だけ調べるの?」
私は、考え考え言いました。「人にもよりけり。渡辺保先生は私のお師匠さんだけど、講義では誰と結婚して、誰と親戚になった、とか、そういうことはお話されるけど、スキャンダルやゴシップの類は、一切お話にならないわね。もちろん、ご存じだとは思うんだけど、あんまりそれは役者さんの芝居の演技とは切り離して考えているわね。本で、そういうゴシップやスキャンダルの類を書く人もいるけれど、そういう人はあまり尊敬されていないの。渡辺先生もそうだし、他の有名な演劇評論家の人を存じ上げているけれど、みんなスキャンダルとかゴシップのことは話さなくて、芝居の型だとか、「六代目菊五郎の『鏡獅子』はこうだったけれども、18代目勘三郎の『鏡獅子』はその雰囲気を残した名品だ」とか、そういう話はされるわね。」
「わぁ!そうなんだ。じゃ、全然日本の演劇評論家は素晴らしいし、紳士な人が多いんだね! 音楽評論家は、もちろん、楽譜の研究にも余念がないけど、けっこう作曲家のスキャンダラスな書簡だとか、そう言うのも調べるから、僕、あんまり好きになれないんだ。でも、チコは僕への愛情をすなおに表現してくれるけど、僕の過去の恋愛とか訊いてこないし、訊くのも、ブラームスが、生前クララ・シューマンを愛していたという程度でしょ?チャイコフスキーの恋愛も全然興味なかったみたいだし」
私はうーん、と唸りながら答えました。「もちろん、パーヴォの過去の恋愛も気になるけど、でもそれは、あなたが話したくなったら話せばいいことだし、恋愛はその人の事情だもの。あんまり土足で人の心の中に踏み入れるのは良くないわ。あなたには、優しくて可愛らしいお嬢さんたちがいるのだし、パパ・ネーメや素晴らしい弟さん、妹さんがいらっしゃるし、プライベートに関することは、それだけ知っていれば十分だと、私は思うもの。」
パーヴォの心の声が、私を「チコ!君はなんて素晴らしい女性なんだ!」といって、むぎゅっと抱きしめてくれました。「君は、ほんとに優しいね・・・こんな美しい魂をもつ女性に会ったことがない」パーヴォはそういって、私の唇にそっとキスしました💑
「ありがとう、チコ。僕、ますます君を愛しちゃったみたい🥰」
パーヴォはそういって、幾度も私の髪を撫でて、キスの雨を降らせてくれました。
こちらこそ、ありがとう、パーヴォ🥰
またいろいろお互いのこと、分かりあえたね(^^)
愛してるね、パーヴォ🥰
ちゅ💑