書籍紹介
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著者
渡邉 恵里 (著)
★amazonカテゴリーランキング6部門で1位獲得★
よく不登校児童に「好きなことを好きなだけさせなさい」というアドバイスを目にします。
これは果たして、本当にその子を自分らしい方向に導く方法なのでしょうか。
不登校児童と向き合う中で、甘やかすことと厳しくすることに悩む方は少なくありません。
小児科医である著者自身、子どたちの話を聞いて悩む場面が多数あり、治療の行き詰まりを感じていました。
ところが、精神療法と哲学者スピノザを学び、能動性と受動性に着目したアプローチを取り入れたところ、登校日数が増加する子が増え、
登校までできていない子でも、その子らしくイキイキとした生活を取り戻せるようになってきました。
本書では、スピノザの方法を取り入れた精神療法の工夫を紹介しています。
不登校児童を支援する人にとっても、姿勢がぶれずに子どもと向き合うための方法です。
支援で悩む人々のヒントとなれば幸いです。
¥700
発行日:2022/8/29
発行社:みんプロ出版
ページ数:71
著者
渡邉 恵里 (著)
精神科外来を受診される不登校児童は、長期化しているケースが大半で、学習時間も0ということが少なくありません。学校や勉強に対するトラウマがあって、
勉強を機に嫌な記憶が蘇るために、進めることができないというケースもしばしばみられます。
「勉強をしないといけないと頭ではわかっているけれど、心がそれを拒んでしまう」状態の子どもたちに、どのような声かけをしながら勉強をサポートしたらよいか。
本書では、まず不登校児童が学習に取り組みにくい背景としてどのような問題を抱えているかということを、心の問題と発達の問題から解説します。
次に、私が臨床で子どもたちから学んだ彼らをサポートする工夫を、環境面と学習面からお伝えします。
最後に、保護者が一番気になる「将来、大丈夫なのだろうか」ということについてご説明しました。
不登校児童が学びの一歩を踏み出し、自分らしい生き方を見つけるお手伝いができたら幸いです。
¥700
発行日:2022/10/2
発行社:みんプロ出版
ページ数:101