放送:10月13日(木)よる7時
「秋の水彩画コンクール2022」に挑むのは、名人8段の田中道子、7段の光宗薫と辻元舞、4段のレイザーラモンHG、特待生2級の渋谷飛鳥、5級の中川大輔とこがけんの7人。前回3ランク昇格し、名人単独最高位となった田中道子は“感情むき出しアーティスト”として悲願の初優勝を熱く狙う。コンクール出場は1年ぶりとなる光宗は前回100点満点ながらも5位という結果で、こちらも優勝への闘志を隠さない。優勝2回、タイトル戦で強さを見せる辻元や前回優勝者のHGもライバル心むき出しで挑む。この実力伯仲の4人の戦いがまずは見もの。そこに、田中の事務所の後輩である渋谷、美大卒ながら前回最下位に沈んだ中川、現在上り調子のこがけんがどこまで食い込むか。実はこれまで連覇がなかったという水彩画コンクール。今回はテーマの「スピード感」をいかに表現するかが評価のポイントとなった。「甲乙つけがたい」と先生も叫んだギリギリの接戦は見どころ満点。
「第2回パラパラ消しゴムはんこコンクール」は消しゴムを掘ったハンコを作り、紙をずらして1枚1枚押してパラパラ漫画に仕上げるもので、絵の上手さだけでなくセンスやストーリー性も問われる。名人6段の千原ジュニア、特待生2級の馬場典子、5級の田中要次と高橋みなみと小池美波(櫻坂46)が参加。俳句とのダブルの参加となる千原ジュニアは「すごく楽しくて終われなかった」とその面白さにはまった様子。馬場は「前回4位だったので優勝したい」、田中は「アニメの監督になった気分。自信は“あるよ”」、高橋は「漫画家志望なので起承転結を作るのに向いていると思う」小池も「楽しかった。パラパラ漫画だとより表現できた」とそれぞれ意気込みを語った。この中で先生をうならせて1位となるのは…? 大変な労力を使って作り上げた15秒の世界観は必見。
秋の俳句ナンバーワンを決めるタイトル戦「金秋戦決勝」。永世名人の梅沢富美男と村上健志、名人10段の藤本敏史と千原ジュニア、横尾渉、6段の立川志らく、3段の皆藤愛子、初段の森口瑤子、2級の松岡充、5級の春風亭昇吉の合計10人がのぞんだ。注目のテーマはなんと、「大谷翔平」。投球する瞬間の映像は季語が負けそうなインパクトがあり、発想と技術が試される難しいお題となった。4年前の金秋戦以来優勝から遠ざかっている名人の梅沢もかなり苦労し悩んだと語る。同じく3年前の炎帝戦以来優勝がない村上も、最近の勢いにのりたいと意気込みを語った。これまで予選敗退が一度もなく今回もAブロックを1位通過した藤本は「今回こそ決勝で結果を残したい」、前回の炎帝戦では15人中13位に沈んだ千原ジュニアも意気込み十分。キスマイから唯一決勝に残った横尾は、昨年の金秋戦では北山に敗れ惜しくも2位。今回は3度目の優勝を狙うと語り、ジャニーズ初の永世名人を目指す。観覧席から見守る北山宏光も「最近彼は絶好調なのでやってくれると思う」とエールを送った。今回シード枠からの参加となった志らくは、「(落語界から)後輩の昇吉がでてきたので叩きつぶしたい。もし負けたら彼の落語会にノーギャラで出ます」とまさかの宣言。予選Cブロック3位から勝ち残った皆藤や、最近新しいスタイルの俳句で評価が高い森口、本業のミュージシャンに専念する中で俳句を俯瞰で見られたという松岡、そして初めての決勝進出となった昇吉も、それぞれが虎視眈々と優勝を狙う。果たしてこの中で栄光のトロフィーと賞金30万をゲットし、スタジオに肖像画が飾られるのは一体誰なのか?