今回は、java silverというエンジニアスキルについて解説していきます。
java silverを受験しようと思ってるあなたは、
「java silver 試験概要って?」「java silver 受験料 安くできるの?」「java silver 申し込み 何日前 にした方が良い?」「2022年java silver 試験当日」
って思ってると思うので解説していきます。
java silverとは?
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Java Silverとはオラクル公認のJavaの技術レベル認定資格です。
現在Javaの権利を持っているオラクルの資格であるため、その信頼性は極めて高いです。
中級者向けである「Java Silver」の他に、入門者向けの資格である「Java Bronze」と、上級者向けの「Java Gold」があります。
Java Silverを取得すると、Javaアプリケーションの開発に必要な基本的な知識は一通り網羅できます。
また、様々な開発プロジェクトで発生するコーディング上の様々な問題の対応力も身につけられます。
「Java Silver」や「Java Bronze」、「Java Gold」は、Javaのバージョンアップと共に改定されています。
最新の認定試験試験は2019年6月から開始された「Java SE 11」に対応したもので、正式名称は以下の通りです。
- Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11 認定資格
- Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11 認定資格
- Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 認定資格
名前からも分かる通り、「Bronze」→「Silver」→「Gold」と順に難易度はケタ違いに上がっていきます。
「未経験者は、一番簡単な「Bronze」から受験した方がイイの?」
と思ったかもしれないが実際はそうでもないんですよ。
個人的には、たとえ初心者であっても「Bronze」は無視して「Silver」の合格を目指した方がベスト!
なぜなら、「Bronze」は、スキル証明資格としての使い勝手が悪い。
その理由は日本が独自に作った “超初心者向け” の新しい資格だから。海外では「Bronze」のランクなんて存在しないんですよ。
SilverとGoldはグローバルな資格で、日本で取得した資格は海外でも通用する。これは同社が実施するOracle Masterと同じ考え方である。
一方、Bronzeは日本独自の資格だ。そのため、Bronzeを取得しても、上位資格のように海外で認められるわけではない。
あなたが若い新卒生なら、IT業界の就職に向けて「Bronze」の合格を目指すのなら、企業側も好意的に思ってくれるかもしれません。
しかし、あなたが中途採用・異業種からの転職などの場合、履歴書に「Java Bronze」と書いても相手にされない!可能性が高いです。
また「Bronze」と「Silver」は試験範囲の大半が共通で、ほぼ同じ内容の試験が出ます。
「Silver」の方がすこし難しいが…
基本を抑えていれば理解が追いつくレベル。「Bronze」→「Silver」で格段に難易度が上がりません。
また「Silver」は、最高ランクの「Gold」を受験するための前提資格。
将来的に「Gold」合格を目指す人なら「Silver」受験を避けられません。
なので「Bronze」を飛ばして「Silver」を取得した方が、メリットが大きくなります。
しっかり勉強すれば十分受かるし、特に理由がなければ「Java Silver」の勉強するほうがおすすめです。
関連記事:javaに特化したプログラミング スクールおすすめ厳選5選!
java silver 試験概要
Java Silverの試験の受講料や合格ラインなど、試験の概要について、まとめましたので確認しておきましょう。
| 受付期間 | 随時受付 | |
| 試験日 | 随時実施 | |
| 会場 | 全国のピアソンVUE社テストセンター、所属企業・団体指定の会場、オンライン | |
| 申込 | オラクルの公式ページから受験チケットを購入する | |
| 試験時間 | 180分 | |
| 出題範囲 | ・Javaテクノロジと開発環境についての理解 ・Javaの基本データ型と文字列の操作・配列の操作・メソッドの作成と使用・継承による実装の再利用・例外処理・簡単なJavaプログラムの作成・演算子と制御構造・クラスの宣言とインスタンスの使用・カプセル化の適用・インタフェースによる抽象化・モジュール・システム | |
| 出題方法 | 選択式の問題が80問 | |
| 受験料 | 32,340円(税込) | |
| 合格ライン | 正解率63%以上 | |
上記をより詳細にまとめると
- 試験名:Java SE 11 Programmer I
- 試験番号:1Z0-815-JPN
- 試験時間:180分
- 問題数:80問
- 出題形式:選択問題 (CBT方式)
- 合格ライン:63%
- 受験料:32,340円 (税込) ※2020年12月1日 以降
- 試験会場:ピアソンVUE テストセンター (会場一覧)
- 試験日:会場による
まず最初の注意点は「試験名」。
「Java Silver」の資格認定のために受験するテスト名が「Java SE 11 Programmer I」となっています。
後で解説しますが、受験申し込みの時点で上記をを知らないと、ちょっとパ二クリます。
【「資格名」と、受験する「テスト名」が一致しない!】
って覚えていてください!
試験は記述式ではなく、コンピュータを使ったマーク選択式。
合格ラインは63%と結構いける感じ。
全80問中 51問以上、正答できたら合格です。
試験時間が180分と長く感じるかもですが、問題は80個。
1問につき約2分半のペースで問題を解かないといけません。
意外と時間が無いので、しっかり対策するのがおすすめ。
そして次に目を引くのが高い受験料。
一応、受験料を少し抑える裏技があるので、あとで解説します。
あと、試験名の後に続く「SE 〇 (数字)」は、Javaのバージョンを意味しています。
今回 紹介する「Java Silver SE 11」が、現時点で最新の試験。
基本的に最新バージョンの試験を受ければ問題ない。
他にも「Java Silver SE 8」という、旧バージョンの試験もあります。
出題範囲・試験時間が「SE 11」と微妙に違うので、どちらを取得すべきかよく考えてください。
java silver 受験料 安くできる?
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「java silver 受験料 安くできる?」って思いますよね!
受験料高いから…
実は、微妙に受験料を安くする方法があります!
その方法とは、オンライン受験チケット。
Web上で電子チケットを買う ⇒ オンラインコードを入力する ⇒ 受験料の前払いができる!
というシステム!
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この受験チケット…一部のネット通販サイトではたまに格安で販売されています。
例えば、楽天市場「IT試験ドットコム」での販売価格は 30,180円。
通常価格より2000円も安く楽天ポイントも貯まる!
※しかも楽天チケットの場合、時期によっては「再受験無料キャンペーン」などの特典もあります。
チケットの種類は色々ありますが「Java Silver」受験者は「Oracle認定資格 監督付き試験用」を買えばOK。
※間違えて他のチケットを買わないように
また、受験チケットの有効期限は発行から6ヶ月間。
期限切れになる前に、申し込みを完了しましょう。
関連記事:なぜ35歳の80%がこのプログラミングスクールに通うのか?
java silver 申し込み 何日前 にしたほうがいい?
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「Java Silver」試験は、全国各地にあるテストセンターで、専用のパソコンを使って受験します。
特に試験日は決まっておらず、受験者が申請した希望日にテストを受けられる。
なので試験希望日の1〜2ヶ月前を目安に予約するのがおすすめ。
受験申込みは「ピアソンVUE」で行います。
資格認定はOracle社が行いますがテストを運営しているのは、別の会社ってことです。
ただ、今はシステムが改善され、Oracle社の管理サイト「CertView」経由で、全ての手続きができるようになっています。
これから、アカウント登録~受験予約 までの流れを解説していきます。
「Oracle.com のアカウント作成
初めてCertViewを使う受験者は、最初に「Oracle.com」のアカウント登録を行う。
※注意事項が多いので、 公式ヘルプページを参考に気をつけてください。
「CertView」にログイン
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アカウント登録が終わったら、資格管理サイト「CertView」にログイン。
CertView Public Pageにある「CertViewへのログイン」をクリックする。
※画面右上にあるタブで言語選択が可能。テキストが英語になってる場合、日本語に変えれます。
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「CertView」のログイン画面はこんな感じになってます。
先ほど登録した「Oracle.comアカウント」のユーザー名・パスワードを入力。
初回ログイン時、メイン画面に「ピアソンVUEのアカウントをお持ちですか?」というポップが出てくるかと思います。
基本的に「いいえ」を選べば問題ないとおもいます。
しかし、過去にピアソンVUEで試験を予約したことがある人は、別途アカウントの紐づけを行う必要がでてきます。
この辺の詳細は、公式ヘルプページを確認してください。
「CertView」から「ピアソンVUE」に移動
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「CertView」のログインに成功したら、メイン画面左にあるメニューから「ピアソンVUE公式サイト」を選択。
試験予約サイト「ピアソンVUE」に移動できます。
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「ピアソンVUE」ダッシュボード (メイン画面) 。
試験申し込みなど、このサイト上で行うことになります。
※画面左のメニューバーから言語選択ができる。サイトが英語表示になっている場合は、日本語を選択
「ピアソンVUE」で試験を予約する
試験の予約をするには、ダッシュボードの「試験を表示」をクリックする。
試験の検索ページに遷移するハズ。
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「ピアソンVUE」では、様々なテストを取り扱っています。
そのため、まず最初に「試験の検索」ページで、自分が受けるテストを探す必要があり。
ただし、ここで「Java Silver」と入力しても何もヒットしません。
先に説明した通り、資格名とテスト名が一致しないため。
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なので、「試験の検索」ページでは “試験番号” を入力します。
「Java Silver SE 11」を受ける場合、試験番号は「1Z0-815-JPN」。
ちなみに、試験番号の末尾にある「JPN」は、日本語の試験であることを意味しています。
英語の試験もあるけど英語の方は資格認定の対象にはならないらしい。
このため、間違って英語の試験を受けないよう注意が必要。
試験番号の末尾に「JPN」と書いてあれば問題無いよ。
それから「試験オプションの選択」では、受験方法を選択できます。
特に理由が無ければ「ローカルテストセンター」でOK。
ユーザーの登録住所をもとに、付近のテストセンターを自動的にピックアップしてくれます。
適当に好きな場所・日時を選択しましょう。
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最後に予約内容を確認して、受験料を支払います。
ここで、先ほど紹介した「オンライン受験チケット」が使えます。
専用の記入欄があるので、そこにオンラインコードを入力し、以上で予約手続きが完了です。
関連記事:システムアーキテクトになるには?システムアーキテクト試験勉強法とは?
2022年java silver 試験日当日
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試験当日は、時間に余裕をもって会場に向かうのがおすすめ。
前もって Google Mapなどでルート確認しておくと迷わなくてすみます。
必要な持ち物は、本人確認用の身分証明書2点。
ピアソンVUEヘルプページを読んで、どれか2つを忘れず持参する。
筆記用具は必要ないです。
会場に着いたら、個人用ロッカーに荷物を預けます。
「スマホ・貴重品はもちろん、勉強道具なども没収されるので、会場に入ったら勉強はできない!」
と思っててください。
大きな荷物はロッカーに入らないので、なるべく荷物は少ない方が良いです。
試験の開始前には、監督者の指示でいくつか手続きを行います。
会場での手続き
- 身分証明書の提出・本人確認
- テスト受験同意書の署名
- 顔写真の撮影
開始時刻になると、パソコンの置かれた個人席に案内され、メモ用のホワイトボード&ペンが渡されます。
あとは監督の指示に従い、パソコンを操作して受験開始。
場所にもよりますが、基本的に試験会場の設備・環境はよくない!と思ってたほうがいい。
試験の各問題にはチェック欄があり、難しくて分からない問題をマークして、後で見返すことも可能。
試験時間は180分とたっぷりあるし、合格ラインもさほど厳しくない。
いつものあなたが落ち着いて回答すれば大丈夫。
まとめ
今回は、java silverというエンジニアスキルについて解説しました。
「java silver」を受験料、結構高いので一発合格したいですよね!
多少受験料やすくできたとしても高い…
「java silver」の難易度は簡単でもないけど、そこまで難しくもないので、これから受験を考えているあなたは是非とも合格してほしいです!!
「java silver」の受験を検討してるあなたの参考になれば幸いです。
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