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ファミコンディスクシステム&『ゼルダの伝説』生誕25周年

任天堂から発売されたファミコンディスクシステムと『ゼルダの伝説』が今日で25周年を迎えました。

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任天堂から発売されたファミコンディスクシステムと『ゼルダの伝説』が今日で25周年を迎えました。



「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」は、ファミコンに接続してディスクのゲームを遊ぶことが出来る周辺機器。今から25年前の1986年2月21日に発売。ゲームショップなどに設置されている端末「ディスクライター」を使用して500円で新作ゲームや旧作を書き換えすることが出来るのが特徴。ゲームによっては片面だけで収まるゲームもあり、最大2本書き込むことが出来ました。

キャッチコピーは「やればやるほど、ディスクシステム」で、ディスクカードをモチーフにしたマスコットキャラクター「ディスくん」がTVCMの最後に登場していました。

■1986年2月21日 ディスクシステム『ゼルダの伝説』
(Wiiのバーチャルコンソールでプレイ可能)



ファミコンディスクシステムと同時に世に出た記念すべき『ゼルダの伝説』シリーズ第1弾。緑衣を着た勇者リンク、ゼルダ姫、魔王ガノン、バラエティ豊富なアイテム、ダンジョンでの謎解きなど、お馴染みの要素は1作目から多数登場しています。

■1987年1月14日 ディスクシステム『リンクの冒険』
(Wiiのバーチャルコンソールでプレイ可能)



『ゼルダの伝説』に続く第2弾として登場。シリーズの異色作ともいえる横スクロールアクションで、難易度は高め。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに登場するリンクに大きく影響を与えています。

■1991年11月21日 スーパーファミコン『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』
(Wiiのバーチャルコンソールでプレイ可能)





シリーズ第3弾。後の作品のスタンダードにもなった名作です。シリーズで一番好きという方も多いのではないでしょうか。光と闇の世界を舞台にリンクは冒険していきます。

■ゼルダの伝説1



ディスクシステム版『ゼルダの伝説』をカセットに移植したソフト。内容は同じですが、PWM音源がない為、BGMが若干異なります。

■1993年6月6日 ゲームボーイ『ゼルダの伝説 夢をみる島』
■1998年12月12日 ゲームボーイカラー対応『ゼルダの伝説 夢をみる島DX』
(3DSのバーチャルコンソールでプレイ可能)





シリーズ初の携帯ゲーム機のゼルダ。『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』から続くストーリーとなっており、「わらしべイベント」が初登場。任天堂の作品からヨッシーやカービィ、リチャード、ワンワン、マムーなどが登場します。ゲームボーイカラーでリメイクされ、カラー専用ダンジョンが追加されました。ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールとして再登場予定。

■1995年8月 サテラビュー『BSゼルダの伝説』





幻のゼルダと呼ばれるサテラビュー専用ゲーム。シリーズ第1作目の『ゼルダの伝説』を元に、スーパーファミコン用に新たにグラフィックは書き直され、1日1時間限定で遊ぶことが出来ました。サウンドリンクゲームと呼ばれる音声と連動したイベントが多数発生するのが特徴。ちなみに主人公がリンクではなく『BS-X』のプレイヤー自身となっています。

■1997年4月 サテラビュー『BSゼルダの伝説 古代の石版』



幻のゼルダその2。『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』をベースに、サテラビュー用にアレンジ。こちらも1日1時間限定で遊ぶことが出来ました。メモリーパックに保存することが出来ないので、当時のゲームプレイ動画は貴重です。

■1998年11月21日 ニンテンドウ64『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
(Wiiのバーチャルコンソールでプレイ可能)





シリーズ初の3Dゼルダ。何度も発売日が延期されましたが、ニンテンドウ64最高傑作に仕上がりました。「Z注目システム」は本作が初登場。3D空間でも標的を見失わないアイディアとして後の作品にも受け継がれていきます。

また、ダンジョンを上級者向けにした『ゼルダの伝説 時のオカリナ裏』が64DD用に制作。中身は完成したものの発売中止に。『ゼルダの伝説 風のタクト』の特典ディスクとして収録されました。

■2000年4月27日 ニンテンドウ64『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』
(Wiiのバーチャルコンソールでプレイ可能)





『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の外伝的作品。少年リンクが不思議な世界に迷い込んだのはパラレルワールド。3日間を繰り返して遊ぶのが特徴。セーブがいつでも出来ないので、難易度は高め。海外版では中断セーブが出来るように日本版と仕様が異なりました。

今では主役作も出た程有名になった「チンクル」のデビュー作でもありますね。

■2001年2月27日 ゲームボーイカラー専用『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』
■2001年2月27日 ゲームボーイカラー専用『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』





初のカプコン制作によるゼルダ。2バージョン同時に発売され、それぞれ異なる内容を楽しむことが出来ました。『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』のキャラクターが多数登場。カプコン制作ということで、ややアクション性が強いですね。

■2001年12月13日 ゲームキューブ『ゼルダの伝説 風のタクト』
■2001年12月13日 ゲームキューブ『ゼルダの伝説 時のオカリナGC裏』(特典ディスク/非売品)





満を持してゲームキューブで発売されたゼルダはネコ目のリンクが主人公。トゥーンレンダリングを採用し、まるでアニメーションのようなグラフィックが特徴。ストーリー的には『時のオカリナ』から続く歴史の1つとなっています。続編としてはニンテンドーDS向けに『夢幻の砂時計』と『大地の汽笛』が出ていますね。
予約特典として、『ゼルダの伝説 時のオカリナGC』と『ゼルダの伝説 時のオカリナGC裏』が収録されたディスクが配布されました。非売品。

■2003年3月14日 ゲームボーイアドバンス『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』





『神々のトライフォース』をゲームボーイアドバンスに移植したのに加え、カプコン制作による新作「4つの剣」を収録したゲーム。「4つの剣」はマルチプレイ専用だったので、なかなか4人揃って遊ぶ機会は限られていたのが残念でした。

■2004年2月14日 ゲームボーイアドバンス『ファミコンミニ05 ゼルダの伝説1』



ファミコンミニシリーズの1本としてファミコンソフトで発売された『ゼルダの伝説1』が当時のまま移植されました。

■2004年3月18日 ゲームキューブ『ゼルダの伝説 4つの剣+』





「4つの剣」のアイディアをベースに1人でも遊べるようになった「ハイラルアドベンチャー」、4人で戦う「対戦モード」、海賊コインを集めて遊ぶ「ナビトラッカーズ」の3つのゲームが1つに収録。海外では「ナビトラッカーズ」が削除されているので、日本版でしか遊ぶことが出来ません。
(「ナビトラッカーズ」は任天堂がフルボイスを採用した数少ないゲームの1つですね)

■2004年3月18日 ゲームキューブ『ゼルダコレクション』(クラブニンテンドー景品)
『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』をゲームキューブに移植したクラブニンテンドーの景品でした。

■2004年8月10日 ゲームボーイアドバンス『ファミコンミニ ディスクシステムセレクション25 リンクの冒険』



ファミコンミニ第3弾の1つとして発売。

■2004年11月4日 ゲームボーイアドバンス『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』





カプコン制作によるゼルダ最新作。シリーズの登場キャラクターが登場するものの、設定などは異なっています。リンクが小さくなってミクロの世界を冒険するのが楽しかった。

■2006年12月2日 ゲームキューブ『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』
■2006年12月2日 Wii『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』



『時のオカリナ』から続くゼルダの1つ。リアルに描かれるグラフィックが特徴。当初はゲームキューブだけで作られていたものの、途中からWii版も同時に開発。ゲームキューブ版のマップを反転したミラーマップで楽しめました。

■2007年6月23日 ニンテンドーDS『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』





『風のタクト』から続くニンテンドーDS初のゼルダ。タッチペンアドベンチャーになっていて、従来のゼルダとはまた違う楽しさを提案。マップに直接メモを残せたり、すれちがい通信でアイテムの交換などもありました。ニンテンドーWi-Fiコネクションにも対応、バトルモードをオンラインで楽しむことが出来ました。

■2008年5月1日 Wii『リンクのボウガントレーニング+Wiiザッパー』



『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』の世界観をベースに作ったシューティングゲーム。Wiiザッパー同梱で発売されました。

■2009年12月23日 ニンテンドーDS『ゼルダの伝説 大地の汽笛』





『夢幻の砂時計』から続くシリーズ最新作。前作から100年後のハイラルが舞台で、リンクは汽車の運転手となり冒険を進めていきます。対戦モードはローカル専用になり、最大4人で遊ぶことが出来ました。

この25年間、任天堂のビックタイトルとして世に送り出されてきた『ゼルダの伝説』シリーズ。2011年は2本新作が発売予定されています。

■2011年春 ニンテンドー3DS『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をニンテンドー3DSに移植。裸眼立体視以外にもジャイロセンサーも採用。ニンテンドー3DS最初のゼルダは2011年春に発売予定となっています。

■2011年 Wii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』
Wiiモーションプラス専用として開発中。2011年内に発売される予定。



余談ですが、ゼルダチームのスタッフが手掛けた『マーヴェラス ~もうひとつの宝島~』は名作です。カンタンに言うと剣を使わないゼルダ。スーパーファミコン末期に発売された為、あまり注目されずニンテンドウ64の影に隠れてしまいました。願わくば、バーチャルコンソールで復活してほしい所です。



ファミコンやスーパーマリオは公式で記念キャンペーンなどが行われましたが、『ゼルダの伝説』は特にアナウンスされず。残念。


私が初めて遊んだゼルダは『ゼルダの伝説 夢をみる島』。一番最初に遊んだので思い入れが強いですね。

皆さんのご意見も是非聞かせて下さい。コメント欄にどうぞ。
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