「自分という新たなロールモデルを作る」___ テニスを武器にアスリート留学した私が見つけた新たな居場所
企業ロゴのモチーフでもある“蒼き炎”。炎は、温度が高いほど変化する。
ジールスで働く社員も炎と同じように高い熱量と胸に秘めた確固たる意志を持っています。
ジールスが近年、力を入れているのが「新卒採用」
23卒では、30名の仲間が新たにジョインします。
これから更に熱を帯び、会社の中核になっていくであろう新卒の存在。
彼らは、なぜファーストキャリアにジールスを選んだのか、その理由を紐解いてみます。
一人ひとりが明確に掲げる「意志=WILL」にご注目ください。
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蔭山 美憂
・WILL|「自分」という新たなロールモデルを作る
・アスリート留学制度で渡米。University of New Mexicoを卒業、international business※1を専攻
・テニスと学業を両立し、GPA4.27※2の成績を残す
※1:ビジネス学部で国際的な学問を学ぶ
※2:GPA4.0が最大値。より優秀な成績を納めた学生と認められると4.0を超過する
Contents
「みんなと同じではなく、自分の道を突き進む」テニスを武器に生きてきた私にしか語れない異色の学生生活
– 初めに、ジールスには入社する全員が自分のWILLを記す「WILLボード」という壁があるのですが、蔭山さんはそこに何を書くか決めていますか?
「自分という新たなロールモデルを作る」と書きます。社内で私と遭遇したら「あっ、憧れのミュウさんだ!」と言ってもらえるような存在になりたいなと。自分がメンバーの新たな見本になるような、それぐらいのレベルまで組織の中核を担える人材として活躍したいです。今までにない、自分だけの道を切り開きたいです。
– いいですね!蔭山さんのプロフィールを見ると、一般的な大学生とは異なるキャリアを歩んでいるように感じたのですが、生い立ちについて伺ってもいいですか?そこから、蔭山さんが掲げる意志の背景が見えてくる気がします。
“みんなと同じではなく、自分の道を突き進む”
私は、小学校4年生の時に本格的に始めたテニスをつい最近までやっていました。まさに、テニス一筋。とはいえ、一般的なアスリート街道ではなく、割と異色なキャリアを歩んできました。そこにある「自分にとって最善の道を模索し選ぶ」という姿勢についてお話できたらと思います。
私の両親は、幼い頃から選択肢を与えて、最後の決断は本人に任せるという教育方針で育ててくれました。そのおかげもあって、自分の意見はずらさず、局面を見極めながら状況判断してやり抜く力が身についていきました。
自分の中で、象徴的な最初の出来事が、高校受験です。テニスクラブの友人のほとんどがスポーツ推薦で進路を決める中、私も推薦はもらっていたものの、あえて一般入試を受けて公立高校へ進学しました。
“テニスが強みだけの人間にはなりたくなかった”
あくまで、私の一例としての話ですが「みんながこうするから私もこうする」という考え方が嫌だったんです。大学進学でも、その考え方は如実に現れました。テニスを仕事にするには限界を感じていた中、日本の大学にスポーツ推薦で進学し、学費を払いながらテニスを続けることはやりたくない。だけど、テニスを高校で辞めてしまうのはどうなのかという気持ち。そんな時、自分がこれまで頑張っていたテニスを武器に、海外大学に留学できる制度があることを知ったんです。しかも、かかる経費は渡航費のみ。(学費と生活費は免除)異国の地”アメリカ”で新たな挑戦ができる、「こんな機会滅多にない、行くしかない!」と思って、挑戦することを決断しました。
高校3年の7月までテニスをして、そこから必死の受験勉強で勝ち取った異国の地での挑戦はやはりハードで、何度も帰りたいと思いましたが、それでもやりきって本当に良かったと思っています。