【土地家屋調査士】勉強法・ノウハウ

土地家屋調査士試験合格に必要な勉強時間とその内訳

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土地家屋調査士試験を受けるために勉強を始めたけれど、どれくらいの時間をかければ良いのだろう?

合格するためには量だけでなく質も重要ですが、学習スケジュールを立て自分の進捗具合を確認するためにも学習時間を把握することは大切です。

1日に何時間など具体的な例を挙げながら、試験に必要な勉強時間について紹介できればと思っています。

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土地家屋調査士試験に合格するには1000時間以上かかる

一般的に、土地家屋調査士試験を合格するのに約1000時間以上はかかるといわれています。

1000時間といわれても見当がつきにくいので、何パターンか週間の学習プランを考えてみて、日々どれくらい勉強すれば良いのか見ていきます。

働きながら1年で合格したい場合

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
(1週間)

(1ヶ月)
2時間 2時間 2時間 2時間 2時間 4.5時間 4.5時間 19時間 82時間

平日は1日2時間、土日は4.5時間といったスケジュールで1年かけて1000時間に達することになります。

2年くらいじっくりかけて合格したい場合

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
(1週間)

(1ヶ月)
1時間 1時間 1時間 1時間 1時間 2.5時間 2.5時間 10時間 43時間

平日は1日1時間、土日は2.5時間といったスケジュールで2年かけて1000時間に達することになります。

学生や専業なので半年間の短期で合格したい場合

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
(1週間)

(1ヶ月)
5.5時間 5.5時間 5.5時間 5.5時間 5.5時間 5.5時間 5.5時間 39時間 167時間

1日5.5時間のスケジュールなら半年で1000時間に達することになります。

ただ、1000時間勉強したからといって、もちろん合格が保証されるものではありません。

試験に落ちてしまったら、さらなる学習時間の上乗せと継続が必要となってきます。

さらに独学の初学者であれば基礎知識を習得するのに大分苦労します。

予備校を利用すれば基礎習得の道は最短距離で行くことができますので、学習時間を短縮することができます。

この部分だけでも予備校を利用するのは効率的だと考えられます。

勉強時間の内訳

どれくらい勉強すれば良いのか、だいたいの時間の目安をお伝えしましたが、その時間の中でどういった内容になるのか見ていきましょう。

分かりやすいように年間の学習スケジュールを次のように立ててみました。(だいたいの予備校では年間でカリキュラムが組み立てられているので、それに沿って月80時間くらいの勉強時間を目安としています。)

学習計画 初期 前期 中期 後期
  11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
インプット 講義視聴・テキスト熟読 講義・テキスト再インプット 総復習 本試験
アウトプット 択一式   過去問演習
(1週目〜3週目)
過去問演習
(4週目〜5週目)
記述式   過去問演習
(1週目〜3週目)

初期

基礎知識のインプットに時間をあてます。

講義動画等は予備校を利用していれば80時間くらいあり、テキストの講読等の復習にも同程度の時間を確保し、2ヶ月くらいで完了です。

前期

択一式の過去問演習に入っていきます。

最初は1年度(20問)解くのに1時間近くかかるかもしれませんが、復習等も含めて2日で1年度を十分こなすことができます。

法改正のあった17年度から令和元年度までの過去問演習1週を1ヶ月のペースで終わらせることができます。

中期

択一式の知識がある程度定着していないと記述式を解けないので、記述式の過去問演習にやっと入ります。

土地か建物の問題を解くのに1時間近くかかるかもしれませんが、復習等も含めて2日でどちらかの問題を十分こなすことができます。

法改正のあった平成17年度から令和元年度までの1週を2ヶ月のペースで終わらすことができます。

並行して択一式の過去問演習も解いていきます。

この頃には問題を覚えているくらいですので、充てる時間は少なくなっており十分やり遂げることはできます。

後期

答練(模擬試験)で実力を試したり、択一式・記述式の過去問演習を繰り返し解き、本試験に向け、最終調整します。

1000時間以上はかかる勉強時間の中で、過去問演習は何週もでき、十分合格圏内に達することはできます。

学習を継続するための講師からのアドバイス

これまで見たきたように、毎日継続して勉強していくことは大変かと皆さん感じたかもしれません。

ただ、続けていくことはとても重要です。

続けていくことの一つのコツとして、学習を習慣にする方法があります。

具体的には、記録を付けることです。

私は受験生時代、スマホアプリを使って学習時間を日々記録していました。

今日は〇〇時間勉強した、今月のノルマまであと〇〇時間だ、学習の進捗具合を確認できます。

皆さんも勉強時間を把握しながら記録を付けて、学習を進めてみてはいかがですか。

関連コラム:土地家屋調査士試験に独学で合格するための勉強法と知っておくべきリスク

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この記事の著者 萩原 裕大 講師

萩原 裕大 講師

中山講師の「複素数で解く!関数電卓による測量計算」を活用し、土地家屋調査士の試験にわずか4ヶ月間の超短期学習で合格。

アガルートアカデミー講師と土地家屋調査士実務を並行しておこなう。

自らの受験経験、実務経験をもとに定期カウンセリングを担当し、的確な学習アドバイスで受講生を合格へと導いている。

萩原 裕大講師の紹介はこちら

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