僕が開発中止になることを知ったのは、ほぼ日刊1101新聞を見た時でした。毎日欠かさず覗いているので、いつもの通り今日のダーリンを読みました。その時から今日までずっとモヤモヤが残っています。
座談会を読んで、かなり納得はしたんですけど、読んだが上に期待せずにはいられない状況になりました。誰に期待するのかわかりません。どこに期待するのかわからないんだけど、とにかく、座談会の中に出てきているMOTHER3の話を聞いていると、楽しみな気持ちでいっぱいになってしまうのです。もう、出るわけのない商品なのに。
去年、スペースワールドに僕は初めて行ったのですが(広島から)真っ先にプレイしたのがMOTHER3でした。順番待ちで並んでいる時に観た、モニターに流れている映像は今も覚えています。そして、動きが多少軽いなぁと思った操作感覚も覚えています。音楽がいい!と糸井さんが雑誌などでよく発言していたので、戦闘などはあまりせず、バンドが出てくるシーンなど曲がメインで使われているところを中心にプレイしました。すると、側にいる係りの人がほかにもいろいろと行ける場所がありますよと親切に言ってくれたことも覚えています。僕としては、RPGはこんな短時間ではおもしろさはわからないと思っていたので、操作性と画面の雰囲気、音楽にムービーなどの演出、これらがちょっとでも観られればいい、後は発売日まで楽しみに待っていようと思っていたので十分に満足出来たのですが、今思えば何度も並んで何度もプレイすれば良かったなーと思ってます。
こんな事を書いているとプレイできなかった人よりは良かったのかなぁとも思えてきます。しかし、いろいろな映像や音、雰囲気などをほんのわずかでも体験したために座談会を読むときは辛いものがありました。読めば読むほどイメージが膨らんでいくんですよ。いっそのこと何も知らなければ良かったとも思えてとても複雑な気分です。
それと永田さんが書いていたように糸井さん、宮本さん、岩田さん、の3人があきらめなければいけないという事実にも少なからずショックを受けました。いろいろな本や雑誌などのインタビュー記事でしか3人のことは知らないんですが、でも物づくりに対する情熱や、考え方などいつも凄いなぁと思いながら読んでます。それだけに出来ないという言葉がとても重く聞こえてきて、本当にMOTHER3は出ないんだなとやるせない気持ちになってしまいました。
発表から一日経っているのに、未だにちょっと動揺しています。今、書いてる文章もちょっと気を抜くと何を書いてるのかわからなくなってきます。別に生活に支障はきたしてないんだけど、MOTHER3のことを考えると混乱してきます(笑)
特に今、自分自身、漫画が描きたくて漫画を投稿していたり、ゲームを作るためプログラム言語をもう一度勉強しようとしていたり、ホームページを作っていたりと個人レベルではあるんだけど物づくりについて深く考えることが多いんです。去年は専門学校の卒業研究でゲームを作ったんですが、6人のチームのリーダーだったんですけどうまくまとめることが出来なかったという思い出もあります。そんな、物を作ることの難しさを今回、改めて考えさせられた気がします。
・・なんかうまく文章をまとめられてる気がしませんが、結局あーあ、MOTHER3遊びたかったなぁ。この一言につきます。とにかくシナリオが読みたかったんです!斬新な戦闘がしてみたかったんです!音楽が聞いてみたかったんです!MOTHER3というゲームが遊びたかった!!もったいない!僕の中では無条件に楽しめるシリーズの一つだったのに。でも仕方ないんですよね。何日かかるか分かんないけど、ゆっくりとその事実を受け止めていこうと思います。
長い文章でしたが最後まで読んでいただいてありがとうございました。 |