たくさんのメールをいただきました。すべて読みました。もちろん僕がそう言うのはお門違いだと承知していますが、やはり「ありがとう」と言わずにいられません。
いろんな意見があります。あって当然だと思います。長々と感想を書くつもりはありませんが、印象的だったことは、「『MOTHER3』が出ないということを聞いて、意外にも自分が『MOTHER3』というゲームを心から待っていたのだということに気づいた」という声が多かったということです。僕も同じ気持ちです。メールを読んでいて、昨日よりははっきりしてきました。僕は、(自分でも意外なほど)『MOTHER3』を待っていたようです。
みなさんからいただいたメールを掲載します。できるだけ、すべてそのまま掲載したかったのですが、さすがにそうもいきません。掲載にあたり最低限の約束事だけを設けて、選抜および修正を加えてあります。ご了承ください。まず、『MOTHER』そして『MOTHER2』の(重要な場面の)内容が書かれている部分は、伏せ字とさせていただきました。ご覧になっているみなさんのなかには、この2本をプレイされていない人もいると思います。いつかプレイする可能性があると思いますので、そう判断いたしました。そして、営利目的のPRメールのようなものも掲載を見合わせました。『MOTHER3』と無関係な第三者に迷惑がかかるような内容のものも削除、修正いたしました。明らかな誤字、改行位置なども修正してあります。ご了承ください。
もちろん現在もメールは募集しています。掲載メールもどんどん更新していくつもりです。上に書いてある約束事を気にしながらメールを書く必要はありません。自由に書いていただいてけっこうです。ひとつ気をつけてほしいと思うことは、掲載されたメールへの反論、といった形でこのコンテンツをふくらましたくはないということです。もちろん、立論と反論の応酬に意義があることはわかりますし、そこに楽しい側面があることは知っています。しかし、今回ここでそれをやるつもりはありません。ですから、あなたが、何を思ったのか、何を感じたのか、それを届けていただけるとうれしいです。
さあ、とりあえず8月23日の深夜現在、100通以上(!)のメールが届いています。ちょっとやっぱり湿っぽいものが多いですが(当たり前か)、どれも心からの真剣な意見です。読みながら僕は少なからず、感動したり、笑ったり、「それってなんだっけ?」と思い返してみたり、なるほどと思ったり、例によって腹が減って弁当を食ったりしました。『MOTHER3』が出なくなるのは悲しいけれど、みなさんからのメールを読んでいる時間は、僕にとって決して湿っぽいだけのものではなく、誤解を恐れず言えばとても楽しい時間でした。みなさんもそうであることを願います。
僕が言うのはお門違いですが、本当にありがとうございます。 |
8月23日 23:50 永田泰大 |
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