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その後、スーファミ内蔵テレビが発売され、限定生産ながらドリームキャスト一体型テレビと発売されるなど、今考えると挑戦的な時代だったんだなと感じる。

2010年にはプレイステーション2(2000年発売)を内蔵したテレビがイギリスで発売された。さすがにこれはいまさら感が拭えない製品だったが、最近のブームであるニンテンドークラシックミニシリーズ(ファミコン、スーパーファミコン)やプレイステーションクラシック、NEOGEO miniといったミニブーム、懐かしゲームブームを見ると、あながち外れた戦略ではなかったようにも思う。

登場する時代がもう少し違っていれば、これらゲーム一体型テレビも大ブームを巻き起こしていたかもしれない。筆者は怖いもの見たさで、“4K対応ファミコン内蔵テレビ”なんてちょっと見てみたい気がする。

(空閑叉京/HEW)