長野県内の教職員の超過勤務、中学校91時間・小学校77時間 22年度平均

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 県教職員組合(清水幸広委員長)は11日、県内の小中学校と特別支援学校の教職員を対象にした2022年度の勤務実態調査の結果を公表した。1カ月の平均超過勤務時間は中学校で前年度比6時間35分減の91時間20分、小学校で同1時間9分減の77時間43分。減少してはいるものの、過酷な勤務実態は依然、変わっておらず、県教育委員会に教職員の配置増や研究授業の見直しなどを求めていく。

 組合員7千人余のうち約2200人が回答した。6月20~24日の勤務実態と4~6月の休日勤務時間を1カ月分に換算して推計。特別支援学校の教職員の平均超過勤務時間は前度比…

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