Q:これってどんな記事?
A:偏差値にして20台から80台まで教えてきた経験上、意外なほど知らない人が多くて、かつ重要な知識に関する話。
分類は「覚書」にでも入れておこうか。いちいち作るのもダルいしね。
001、世界で一番古い文明をもつ国は日本である。
この連番使うかなあ? まあいいや、振っておこう。
これ、そもそも教科書に載ってないからね。
だから知らない人が多くても無理はない。
日本の天皇家が現存する世界最古の王の血統(ロイヤルファミリー)であるのなら、
日本の文明は2019年現在で世界最古のものであり、
およそ16000年前、縄文土器文明が存在したことが明らかになっている。
それゆえに今の時代にあっても、日本の天皇だけが皇帝(エンペラー)と称されている。
そんなことは国際的には常識以下なのだが、戦後日本の教育システムが狂っているせいで、
国際的に確認された事実でありながらも教科書に載らないうえに、
「世界四大文明」などという、他国では一切通用しない謎の用語が一般常識と化している。
そもそも文明に大小などあろうはずもない。有無ならわかるが、大小で語るべきは人口や都市の規模だろう?
形のない、「あったか、なかったか」でしか語れない「文明」を、大小で語ろうとする感覚がおかしい。
挙句日本に世界最古(級)の文明があったのだから、史実の新旧で語られる要素を外すべき理由がない。
察しがいい人はこの時点でおわかりいただけるだろうがね。
ではなぜ、
世界最古の文明を持つ国は日本だ、
という事実が教科書に載らなくなったのか?
たとえば・・・まあこの時点で察しはつくだろうが、
たとえば「中国四千年の歴史」という言葉は、3つの意味で大嘘であったりする。
先に結論だけ書いておけば「中国ないし共産主義者たちの陰謀・工作のせい」なのだが、
なぜその結論に至るのかまでを、以下長々と説明しておこうと思う。
ひとつは、そもそも「中国四千年の歴史」というキーワードは1980年代、
日中国交正常化の後に、ラーメンの宣伝文句として生まれたということ。
とはいえ世界最古の稲作が行われたとされるのは、
中国の彭頭山文化(10000~7000年前頃)ではあるのだが。
ひとつは、「現在の中華人民共和国があるあの土地」は異民族に何度も侵略され、
そのたびに王族が皆殺しにされている。
そのため、ドイツと、プロイセンと、神聖ローマ帝国が、すべて互いに別の国であるのと同じように、
殷王朝と、周王朝と、秦王朝と、漢王朝と、隋王朝と、唐王朝と、宋王朝と、元王朝と、明王朝と、清王朝と、
中華民国(台湾)と、中華人民共和国は、すべて別の国である。
ひとつは、文化大革命によって歴史や伝統、文化、建造物、ないし知識階級・技術者など、
「中国共産党様以外に人望を集めかねないもの」はおおむね「破壊」されてしまったため、
今ある中国文化の大半は観光客向けのパチモノにすぎない、ということ。
それこそ「中華料理」なんて、文化大革命を恐れて海外に逃げた層やもとから海外にいた層の中国人から、
知識や技術を集めなおして再整備したものにすぎない。
だから庶民の日常レベルで浸透している地味なもの以外は、
ほぼ全てが「起源こそ古いが今の形になったのは最近」という、
日本でいうなら水子供養みたいなものである。
なお水子供養と恵比寿について語るのも面白いが、ここでは別の話ということで割愛しておこう。
で、この「中国四千年の歴史」というキーワードにケチをつけようとすると、
どこからともなく「お前は中国の歴史を知らなさ過ぎるアルヨ!」という、
頼んでもいないツッコミが飛んでくるから恐ろしい。
そんなときは魔法のキーワード、
六四天安門事件
をデカデカと掲げておけばたいてい逃げていくから、ここに書いておこう。
お前らの国は1949年10月1日に独立した、まだ70年も経ってないド新参国家だぞと教えてあげよう。
そしてこの「中国四千年の歴史」というキーワードだが、
中国には4000年もの歴史があって、日本より古い格式と伝統のある格上国家なんだぞと、
建国からまだ70年も経っていない、何の権威も正当性もない一党独裁国家がイバるためだけに利用されているのだ。
先述のとおり、「現在の中華人民共和国があるあの土地」は、
同じ土地に異なる民族・王朝が栄えたというだけの話なので、
少なくとも「中国共産党による一党独裁国家」には、100年の歴史すらないのが事実だ。
しかし日本は、実際に遡れる血統書つきで、天皇を頂点とした国を作ってから1000年以上である。
ただの事実で比較すれば、日本から見た中国なんか、新参者どころか乳飲み子みたいなものだ。
80歳のジジババが5歳以下の、孫かひ孫を見ているようなものだから。
・・・・・・そしてここで登場するのが、かの悪名高い「中華思想」と「華夷秩序」だ。
そもそも「中国」の「中」は、「世界の真ん中」という意味の「中」である。
つまり「中国」とは「世界で最も偉い国」のことを意味する。
「中華」という言葉も「中央にあり華やかな」という意味なので、
「朕は国家なり」や「天上天下唯我独尊」などといった言葉と同じ意味である。
中華思想とはつまり、中国人特有の図々しさや傲慢さの根底にある、
自分たちこそが世界の頂点であり中心なのだという、悪しき伝統に基づいている。
同様に「華夷秩序」というのも、「夷」は「蝦夷(えみし)」という言葉からもわかるように、
野蛮で、下賎な、異種族の、みたいなネガティブイメージが存在する。
そこに中華思想をあわせると、まあ、お察しいただけると思う。
華夷秩序とは、中国から離れているほど無価値で矮小な国・民だとみなす発想であり、
韓国人や朝鮮人が日本人に対して、やたら弟だの子だのという扱いをしたがる理由は、
まさしく旧宗主国である中国で受け継がれてきた「華夷秩序」に由来するものなのだ。
まあ、中国のことを大朝鮮と呼ぶスラングもあるくらいには、
中国・韓国・北朝鮮および中国人・韓国人(南)・朝鮮人(北)は「中華思想」と「華夷秩序」に毒されているわけだ。
ちなみに卑弥呼には「男性説」があり、
そもそも本当は「日(陽)の巫女」だったものを、わざと汚い字(卑)を当てることで貶し格下扱いするという、
中華思想によって歪めただけという説もあれば、「卑弥呼なんか女扱いでいい」という結果の女性説、とも考えられる。
そもそも世界的に見て、女王国が栄えるというケースは非常に稀だ(イギリスの女王様はお飾り)し、
それゆえに「生物として弱い女」を「力ある存在=王」に選ぼうなどとした国は、
「大昔」の世界においては、知る限り存在していない。
しかも『魏志倭人伝』によれば、
卑弥呼の後に男の王を選ぼうとしたら荒れたから、
仕方なく台与(いよ)を女王にしたら争いがおさまった、などと書いてある。
・・・荒事は強い男がやるものなのに、弱い女をリーダーにしたら、争いがおさまる?
理屈からいっても絶対にありえないだろう、
そもそも女王国としてうまくいっていたのなら、なぜ今日本には天皇がいるのかという話だ。
おまけに台与から先、女王の血統がどうなったのかは謎だ。
そもそも女王だったというのも胡散臭ければ、
ヤマタイコク(邪馬台国)の「邪」という字も、中華思想によってわざとネガティブな字がついたようにしか思えない。
そしてヤマタイの部分がヤマトになったという説があるが、
「邪馬台と書いてヤマトと読む」んじゃなくて、
「本来ならヤマトと書くべきものをあえて"邪"馬台と綴った」のほうがしっくりくる。
つーかふつう、国の名前に「邪悪」なんて文字をつけるか?
中華思想によって、中国側が「邪」の一文字を入れた、卑弥呼に「卑」の一文字を入れた、
男の王にして太陽の巫(←本来神職を表記するなら男女ともにこれ一文字で足りる)を女王呼ばわりした、と・・・
そちらのほうがよほど合理的ではなかろうか?
より新しい時代の聖徳太子の実在は疑うくせに、卑弥呼の実在だけは疑わないのも不自然だ。
だいたい卑弥呼ないし台与は王墓すら発見されてないうえに台与以降の血統すら謎だってのに、
何の確証もなく「卑弥呼こそが天照大神=天皇の祖先だ!」などとほざいて疑いもしないってのは、なあ。
ちょいと脱線したな、話を戻そう。まあ関係ある話題だから触れておいたまでだが。
で、この中華思想と華夷秩序だが・・・
そんなものを抱えている連中が、まさか昔は格下扱いだった日本のほうが、
今となっては文化・文明・歴史・格式・伝統・技術・名声・国富の全てで先をゆくだなんて認めるわけにはいかない。
だからどうにかして、日本なんかたいしたことのない国だという印象操作を行うことで、
日本は中国の配下にすぎないのだという既成事実を作ろうとしたわけだ。
バカバカしいと思うだろ?
だが実際には、
着る服の色や彫刻や絵画などで描かれる龍の爪の数まで徹底するのが中華思想であり、
むしろ、その程度のことすら徹底できないなら中華思想とは呼ばないのが実情なのだ。
中華思想は徹底した上下関係と差別意識に基づくものだから、
他者に強いるルールは、どれだけバカバカしかろうと、絶対に徹底させなければ威厳が示せない。
科学技術による銃火器が登場するまでの世界においては、「ナメられたらオシマイ」なのである。
そこに出てくるのが、日中国交正常化(1972年9月)以降やたら流行った三国志やパンダ、
あるいは「中国四千年の歴史」という何の根拠もない謳い文句であり。
70年代および80年代の「中国ブーム」は、
当時まだ生まれていなかった僕が振り返っても明らかにおかしい。
六四天安門事件で民主化を望む人民を虐殺・弾圧した時点で終焉を迎えるべきだったはずなのに、
未だに何の根拠もなく「中国はすごい!」とだけ言い張っている連中がいることを考えるに、
一党独裁国家の虐殺・弾圧魔にすぎない中国共産党の何がすごいんだ、という疑問点が出るのは当然のことである。
このブログの過去記事でも紹介したが、
中国のハリボテっぷりは、少し真面目に中国を知ろうとした人にはバレバレになって久しい。
北京五輪のときだって大気汚染がひどすぎて、
マラソンランナーが練習で走った直後に多臓器不全で死んだような国だぜ?
かくして。
中国なんか実際はすごくもないのに、
中華思想的にはすごいと絶賛しなければならなかった中で、
中国四千年の歴史という大嘘パワーワードが生まれてしまったため、
中国の歴史は4000年あるとは教えても、
日本の歴史は16000年あるとは教えなくなったわけだ。
中国共産党ないし共産主義に汚染されてしまった、
戦後日本の教育組織・教育者たちによって、
中華思想に基づき、日本の実態を矮小化させるために。
で。
じゃあなんで戦後日本の教育組織や教育者が、共産主義に汚染されてしまったのか?
なぜ共産主義者たちは、日本人であるはずなのに日本を否定し侮辱し貶めようとするのか?
そういう疑問が湧いてくるだろうけど、
それはまた別の機会・・・というかこのブログでは過去に散々しゃべってきたことだけどね。
ほかにも色々理由はあるんだけどね・・・
むしろ中国自体はオマケで、ラスボスはロシア。正しくは旧ソ連。
まあ目下ラスボス格は中国だし、
その扱いでいうなら、ロシアは強くてニューゲーム専用の裏ボス、
ランダムでエンカウントに乱入してくるウザい雑魚が韓国と北朝鮮といった按配か。
それを書くと、単品だけで超絶長くなるからね。
ちなみに中国は「メンツが全てなチンカスビビリくんの一党独裁国家」だから、
世界最古の土器文明の存在が日本で確認された直後、
我々は18000年前の文明を発見したと発表したが、他国からの調査・確認は一切を拒み続けている。
南京大虐殺で数十万人もの犠牲者(原爆の犠牲者とつりあいを取るためだけに激増したとされる)がいたはずなのに、
遺骨があるなら調査させてくれと、どこの国がお願いしても拒み続けているのと同じですねっていう。
南京で出た死者はゲリラ兵を含め、中国兵に殺された人も含めてせいぜい3桁前半といったところなのに、
被害者気取りと正義ヅラをするためだけに犠牲者数と証拠をウソついて盛りまくったせいで、
もはや他国から精査されると困るからって何でも隠し偽ることしかできないのが、中国の実態だ。
かくして、教師がマトモである場合にのみ教えることはできても、
お偉いさんがスパイやそのオトモダチで弱みを握られているせいで、
テストには決して出すことができない教養のオハナシ。
「世界最古の文明は日本」
でしたとさ。