私の「統合失調症」の病名がついた経緯は、長期の騒音攻撃が始まったからです。そこから、私の不眠が始まり、困り果てた私は病院に睡眠薬を貰いに行きました。
すると、担当した医師は「薬を出しますから、毎日これを飲み続けて下さい。途中で止める事をしては、絶対いけません。ずっと飲み続けると、私と約束して下さい」と言いました。
騒音攻撃が始まってから、不眠に悩まされていた私は言われるがまま薬を飲み続けました。
そしてしばらくしてから、「先生、私の病名は何ですか?」と聞いたら、「統合失調症です」と言われました。
私は非常に驚き、図書館で「統合失調症」の本を借りて読みましたが、自分が「妄想」の精神病とは信じられませんでした。
突如起こった連日連夜の騒音攻撃は確かにあったし、かなり長期間に続いたし、自分の妄想ではないと思いました。
そして薬生活が二年以上続いたところで、私は再び、その医師に聴きました。「私はいつまで薬を飲み続ければいいのでしょうか?」
するとその医師は「死ぬまで」と言いました。
そこで私はまたまたびっくりしました。
その頃の私はSNS機器も持っていなかったし、情報はもっぱらテレビを頼っていましたから、カルトDSの悪事やテクノロジー犯罪のことも全く知りません。
そして自分のことを精神病と思うことが出来ない私は、このまま一生、薬づけ人生で終わりたくないとの思いから、少しづつ薬の量を減らして、時間をかけて「断薬」に持っていきたい、と考えるようになりました。
医師にそれとなく、その気持ちを言ったら、案の定、反対だったので、自分でやるしかないと思いました。それで、予め精神薬の「断薬法」の本を購入して、予備知識をつけました。
それによれば、少しづつ減らして断薬して、禁断症状が出たとしても、二ヶ月ほどで収まるとのことでした。
(つづく)