きょうの旗日はスポーツの日なん
だってさ。
2年前から体育の日の名称が変わっ
た。
国民の祝日に関する法律によると、
意義について、
「スポーツを楽しみ、他者を尊重
する精神を培うとともに、健康で
活力ある社会の実現を願う」
とのことだ。
私が今やってるスポーツはこれ。
賭け玉は一切やらない。
賭け玉などしなくても玉撞きが
できる。
その面では良い時代になった。
かつて1980年代などは、バクチ
でなければ日本国内でも上級者
は誰も玉を撞いてくれなかった。
良くない。
何が良くないかって、それは、
違法だから云々よりも、目的が
撞球での正々堂々とした勝負に
栄誉を見るのか、あるいは撞球
を利用して賭博をやりたいのか
が逆転してしまっていたからだ。
そして、某日本プロも配信動画の
中で言っている。
台湾の選手はどなたもとても紳士
だ、と。ギャンブル大国のフィリ
ピン選手は紳士的ではない、と。
全部がそうではなく人にもよる
のだろうが全体として、と。
これ、国の風習の違いでもあるの
だろうが、事実としてそれはある。
フィリピン選手はUSオープンの
優勝者さえもが、勝ったら土足で
テーブルの上に上がってガッツポ
ーズをしたのが今年だ。
また、フィリピン人は有名選手で
あっても、プライベートで玉を撞
いてみると、この上なく行儀と
マナーが悪い。
わざと穴前にチョークの粉を落と
したり、人が撞く真ん前にわざと
立ったり、相手が撞く瞬間に声を
や音を出したり。
礼儀も作法もマナーもへったくれ
も無い。これ事実。
ビリヤードはゼニカネ賭けのバクチ
としか思っていないから、プレー
や所作振る舞いで西洋式の紳士的
なマナーなどは意識の中に無い。
ビリヤードをスポーツと考えてい
ないからだろう。
それを本国内のみでやるのは自由
だが、他の国に行ってまでもやる。
あれは良くないよなあ。
だが、フィリピン人の中にも、紳
士的なプレーヤーはいる。
筆頭はホセ・パリカさんだ。あの
人は本物の紳士。
エフレンさんよりも、ずっと先に
米国生活をしていて在米期間も
長く、実績も積んでいた。
公式試合ではとても綺麗な真っ向
勝負の玉を撞く。
そして、実績からしても、本来は
エフレンさんよりも先に殿堂入り
すべき人だった。
エフレンが先に殿堂入りしたので、
なんだかなーてなとこで、パリカ
さんは60才を過ぎても公式戦に
挑戦し続けた。本人もインタビュー
で言ってるが、忘れないでね、と。
そして、65才でようやく全米の
殿堂入りした。
当然、米国内でのプレーが中心な
ので賭け玉もやるのだろうが、
彼は紳士的な立ち居振る舞いを
する稀有なフィリピン人だ。
ビリヤードは、スポーツとして
やろうよ。
賭博行為ではなく。
賭け玉は良くない。
スポーツの真価を曇らせる。